低音調理でつくる高座豚の香味チャーシュー 〜 中学時代の想い出を添えて
わたしは小学校3年生のときから英語を嗜んでいる。勉強ではない。「嗜み」
✏️__________
母曰く、友達のマサルによる『英語できるマウント』に対抗するため「俺もECCをやりたい」と直訴した。らしい。
ところが、入ってみた「ECCジュニア」ではほぼ遊んでいた。わたしに英語を教えてくれたのが「ゆうこさん」というイカしたおばちゃん(といっても30代の美人な3児の母)で、勉強2割・遊び8割くらいの感覚だった。
「ウノ、ドスッ!」
・・・ドスって何?ゆうこさんはなぜか、UNOで上がる時に「ドスッ!」と叫んでいた。
そして今知ったんだが、UNOで上がる時に「ストップ!」と叫ぶのは北海道のローカルルールらしい。え?そうなの?みんなどうやってあがるの?黙ってあがるの?2枚上がりする時の「ウノストップ!」が言いたくてUNOやってるんじゃないの???
… まずい。ぜんぜんタイトルに戻れない。何書きたかったんだっけ。
そう。わたしは英語が好きだった。
たぶん、ゆうこさんは実はめちゃくちゃ優秀で、遊んでいる間にわたしの英語力はメキメキと上達していった。
中学に進学し、英語の授業が始まった。もちろんテストは満点。とはならず、なぜかいつも1,2問は凡ミスをしたんだけど、中学3年間で95点を下回ったのは2回しかなかった。天才。英語の申し子。
で、当時の英語の教師がなかなかの曲者オヤジで、わたしはめちゃくちゃ嫌いだった。ここでは「おハゲさん」と呼ぶことにする。
まず、発音が終わっていた。そのくせ、めちゃくちゃ偉そうだった。おまけに気分のムラが激しく、機嫌の悪い日は理不尽に怒られた。そして、ハゲていた。
ここまではギリ許せた。おハゲさんの機嫌が悪い日、共感性150%のわたしは胃がキリキリしたけれど、なんとか耐えていた。
ところがある日、無双状態だったわたしが「80点」という考えられない点数をとってしまったある日・・・
あろうことか、おハゲさんは「みなさん、hikoくんが80点でした。悔しいと思います。hikoくんはずっと1番でしたが、今回は6番でした」と謎の公表。
その瞬間、わたしは完全にキレた。
わたしとおハゲさんは長らくバチバチの関係だった。わたしがバカにしていることをおハゲさんが気づいていたかはわからないが、おハゲさんからすればわたしは可愛くない存在だったんだろう。
そしてこの事件。建前としては「慢心せず頑張れ!」みたいなことだったんだと思うけど、さすがにアウトだ。
それをここに書くわたしもアウトであろう。だから、これでおあいこ。いや、後出しするこっちの方がよくないか?(笑) まぁ、なんであれ、わたしは一生許さない。
と思っていたけど、もういいや。これで水に流そう。一生、会うことはないと思うけど。
(チャーシューの話はいつになったら書けるんや・・・)
そのおハゲさんの授業では、いつも不毛な英語でのコミュニケーションを強要された。
「How are you ?」
「I'm fine, thank you. And you?」
「I'm fine, too.」
なんや、この定型文は。これを毎度やることに、なんの意味がある。不毛。いたって不毛。
そこに、新しい風を吹き込んだ猛者がいた。
「I have a stomach ache」
「お腹が痛い」
わかる。おれもめっちゃ痛い。お腹っていうか、胃ね。
ということで、中学時代はあまり良い思い出がない。
最後の1年だけは楽しかったけど、1,2年はけっこうだるくて、毎日が「I have a stomach ache」だった。
じゃ、チャーシューのこと書こっと。
🐷___________
ここからチャーシューのことを書きます。
先日、チャーシューを作ったので、それを載せたい。
今回は、2週間くらい前に作ったローストポークがとても美味しかったので、それと同じ【ゴリゴリの低音調理】で作ってみた。
肝心のチャーシューは、ちょっと脂が重かった。
前回はロースだったから美味しかったけど、バラ肉だと今回の低温調理方法は合わない気がする。
ラーメンは、バチクソ美味かった。
そして寝る前、しっかりと胃がもたれた。
I have a stomach ache.
わたしは胃が弱い。今日もこいつのお世話になった。
ありがとう、太田胃散。いい薬です。
【関連】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?