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心理学のはなし

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飛び亀が思いつきで書いた「心理学」や「心の健康」にかかわる記事のまとめ。 あんまり出典はない。
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記事一覧

「自信がある」ってどういうこと?

こんばんは、飛び亀です。 今回は「自信」とは何なのか? 自信のある・なしをどう考えるか? そういったことを心理学っぽい観点から考えてみたいと思います。 これまでになく、がっつり学問的な用語を説明している部分が濃いです。なんだか話が難しいとか、細かい話は嫌だという方は「☆」マークの見出しは飛ばして大丈夫です! それは本当に「自信がある」と言えるのか?私は、もともと何につけても「自信がない」ようなタイプの人間でした。いや、「自信がない」「引っ込み思案な」タイプの人間だと、自

【出典なし】右翼(保守)と左翼(革新→リベラル)の違いはどこから生まれるか

こんばんは、飛び亀です。 この夏の暑さにやられきっています。 その割に今回は、いつもより俄然重いテーマかもしれませんが… いわゆる政治的右翼や左翼という考え方について、どうして2つの考え方の違いが生まれるのかというお話です。 先に明確にしておきますが、この記事では、右翼や左翼やリベラルや保守について良い悪いとか賛同や批判といった評価について述べるつもりは一切ありません。2つの考え方の根底にある考え方や価値観、その共通点と相違点を考えていきます。 結果的に、皆さん自分が「

「かわいい女の子が好き」の正体を探る――萌えか推しか、ロリコンかノーマルか、ジェンダーか本能か

こんばんは、飛び亀です。 今回は、まるで深い事柄を語るかのような記事名をつけましたが、なんのことはない飛び亀自身の「好き」のルーツを探るお話です。9割自分語りです。 ということで、私の性癖の話から始まり、いろいろと「生理的に受け付けない」、早い話が「キモい」文面を展開する可能性があります。もちろん18禁な話題を直接的には出しませんし、なにか差別的なことを言うつもりもありません。が、何らかの形で(いつも以上に)不快感を与える文章である可能性があります。その点、ご承知おきくだ

信頼できる心理学の資格は? ――カウンセラーや「心理学を語る人」の信頼性

こんばんは、飛び亀です。 今回は、巷にずいぶん増えてきた「心理の専門家」たちが本当に信頼できる人なのかどうかについて書いていきます。 ……なんて、別にエセカウンセラーやエセ心理学者が多いってことじゃありません。心理学・臨床心理学を修めた端くれとして感じるのは、心理学にまつわる「資格」があまりにも多すぎるということです。 あの相談員さん、「○○カウンセラー」という資格を掲げてるな。すごいんだろうな。人の心を読めるのかな? あの学者さん、「○○心理士」だって言うけど、それ

逃げることと立ち向かうこと

こんばんは、飛び亀です。 突然ですが、あなたは「困難からすぐ逃げてしまうタイプ」ですか。それとも「困難に立ち向かうタイプ」ですか。僕は逃げるタイプです。 いわゆる「昔ながらの教育」といえば、「逃げるな、立ち向かえ」ですよね。しかし近年では、特に心理学にかかわる人たちから「つぶれる前に逃げましょう」というアナウンスが出て、その声が大きく広まっていると思います。 そして、この2つの考え方がぶつかり合っている。いろいろな場面で、そんな様子を目にすることが増えた気がします。

「自分探し」のコツを考えよう

こんばんは、飛び亀です。 出会いと別れ、新たなる道への一歩。 人生の岐路である「春」を目の前にしている今、せっかくなので今回は「自分探し」について考えてみます。noteっぽいテーマですね(謎) え、この時期に及んで自分探しをしてたら、春から新生活を迎えるには遅いって? いいんじゃないですか、自分のペースで(無責任) 以下、「前書き」では自分探しについての心理学的な基礎知識をくっちゃべります。その後、記事名どおり「自分探しのコツ」を考えます、たぶん。そういう意味で、前書き

人間関係は運次第なのか

こんばんは、飛び亀です。 大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 今年もよろしくおねがいします。 今回は、人間関係の悩みってどうしたらいいんだろうと、大雑把に考えます。 前文月も末になって年始の挨拶を入れたものの、この記事は昨年の秋から記事名だけつけて放置していたものでした。下書きもないまま放置していたので、供養させていただきます。 あと、その前に。 ウェブ上の見やすい文章づくりの一環として、改行を多めに挟んだりしているわけですが、個人的には3~5行くらい

人は偏見をもつ生き物

こんばんは、こんにちは。 飛び亀です。 小難しい話を簡単に話すのが夢なんですが、小難しくなります。 「みんなちがって みんないい」かの金子みすゞさんが詩に載せた言葉であり、日本で教育を受けたならば大抵の人が知っているのではないかというレベルのお話です。 後にSMAPの「世界に一つだけの花」なんかでも同じようなことを歌っていましたが、一卵性の双子であっても同じ人というのはいないわけで、ひとりひとりが「違う」というのは当たり前の当たり前。 では、それを良しとするのかどうか

想いを言葉にすることなんて

こんばんは、こんにちは。 飛び亀です。 曖昧なタイトルで申し訳ありませんが、今回は「自分の想いを言葉にすること」の功罪、すなわち良い点と悪い点を考えてみます。 どちらかというと良く聞くのは、「自分の想い(考えや気持ち)を言葉にするのが良い」というお話ですよね。 もちろんその通りだと思う一方で、私は「物事には裏表がある」と考えるひねくれ者でもあります。 言葉にした方がいいことも、言葉にしなくていいこともある。 そんな観点で少し考えていきます。 言葉にすると、なぜ気持ちが

自己モニタリング

こんばんは、こんにちは。 飛び亀です。 今日は心理学的と言うか、メンタル的な話。 と言っても、あんまり自分もちゃんと勉強してない内容なので、何が分かってて分かってないか、疑問点などの整理目当てです。 心理学ではこうなんだ! と鵜呑みにはしないでくださいませませ。 自分を見つめる、もう一人の自分自己モニタリングというのは、詩的に言えば?そういうことだと思っています。もっと分かりづらい用語では、メタ認知というのもあります。これ同じだよね、違う? ちょっと違うか。後述します。

心がしんどいとき

こんばんは、こんにちは。 飛び亀です。 心理学的なことについていずれ書きたいと、わたくし以前に言いましたが、本格的に書くには時間がかかりそう。 ただ、心の勉強をするうえで1つ前提があると考えています。 それは…… 本当に心がしんどいときは、心の勉強よりも人に頼ろうということです。 モノの時代から心の時代になって久しい今の世の中、心理学的な知識やお話でテレビもネットも溢れています。 多くの人がそれを求めてる。 そうした心の知識の積み重ねは、相手とのコミュニケーション