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「北欧の幸せな社会のつくり方」を読んで[40歳からのSDGs]

こんばんは、今日もお疲れ様です。先日、図書館で新刊を見ていたら自分にぴったりの本を見つけました。それが、「北欧の幸せな社会のつくり方」です。北欧が若者の政治に対する関心が高いのは最近知ったのですが、知れば知るほど面白いんです。選挙がお祭りのように人がわいわい集まって、みんな楽しそう。どうして若者が政治に積極的に参加するようになったのか、またSDGsへの関心も非常に高い北欧で何が起きているのかが、書かれています。

とても素晴らしい内容なので、ぜひ興味のある方は読んでほしい。

日本という国は、政治のことをタブーのように話したがらないですよね、そんな世の中ってはたして民主的と言えるんでしょうか?この本でも民主的という言葉が頻繁にでてきますが、この本で語られる民主的、民主主義はとっても身近なもので、一人一人が意見をしっかり言って相手に疑問を投げかけること。相手の人格と議論は切り分けて考えること。子どもの頃からしっかりと教育されているんですよね。日本が今よりもっともっと民主的になれるヒントが沢山ありました。

最後に、1番良かった内容を記載します。

「民主主義」という言葉を頭の隅においておけば、日本での生活も異なって見えるかもしれない。「民主主義」と日本語で検索してみると、「みんなで決めること」や「人民が主権を持ち行使する政治」という説明がでてくる。教えられることに慣れている私たちは、この説明をそのまま覚えようとするかもしれない。でも北欧にならって柔軟に考えれば、水をごくごく飲むように民主主義について吸収できそうだ。

私はノートを取り出し、たくさんの風船を持っている人を描いて、その風船の中に、「民主主義」や「1票」から連想するものを書き出してみた。

民主主義のかけらは生活の中に無数にあるのだ。※ページ左の写真に、「民主主義」「1票」で連想されるものが無数に風船として広がっています。

そして次のページには、こう書かれています。

北欧と日本で異なるのは、人々が、「自分の意見には価値がある」「一人ひとりに社会を変える力がある」とどれほど感じているか、だろう。

※北欧の幸せな社会のつくり方  10代からの政治と選挙  著者:あぶみ あさき



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