ひと

ただ一の透の地に
ただ湧き起こり 生まれつく
意味や名を剥ぎ取れば
ただ一に戻るのみ

早々に 違いなく
足元に 枯れえたる
明日さえ 怖くなる
闇雲に 叫びたる

雪融けは 遠くなる
信ずれば 咲き誇る
この水は とめどなく
運命を 奏でたる

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