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ベトナムで妊活Step1~自己タイミング法

はじめまして。ベトナム在住の日本人、妊活戦士です。

妊活をはじめて2年。なかなか授かることができず、次に日本に帰ったら不妊検査しよう~とのんびり考えていたところ、コロナによりあれよあれよといううちに、日本へ帰国したら2週間の隔離措置という状況になり、よほどのことがない限り帰国できない状況になりました。(ベトナムのコロナ対策がすばらしく、ベトナムにいた方が感染率は低いように思えベトナムに残ることを選びました。)

というわけでしばらく日本に帰国することはないかもしれない。しかしながら加齢による妊娠のタイムリミットも迫っていて余談を許さない...!ということでベトナムで不妊検査をすることにしました。

不妊検査をする、と決めてから、日本語、英語、ベトナム語でグーグルさんやツイッターなどで隅からすみまで検索するも、なかなか欲しい情報が見当たらず、かといって気軽に相談できる友人もいないため、困り果てました。

そこで、私が経験したことを記録することにしました。

同じ状況に悩む方やベトナムでの妊活に興味がある方など、参考になれば幸いです。

結婚して3年。レス期間が長かったとはいえ、子どもがほしいと思ってから2年の間、なんとなくでタイミングをとっていたもののなかなか授かることができず。

そこでいろいろ検索しまくり、タイミングはなんとなくではダメ!!きちんと排卵日をめがけてタイミングをとらなければならないことを知りました。無知すぎた自分が情けない...当たり前のことかもしれませんが…当初の私はそんな基礎的なこともよくわからず、、仲良ししたらすぐできるのでは、と妊娠を軽く考えていました。当時の私をグーで殴って、今すぐ妊活について本読んだりして勉強しろっと言いたい。

というわけで、手探りで自己タイミング法をはじめました。

妊活Step1自己タイミング法でまずはやること3つ!

1.基礎体温チェック&アプリで記録

妊活の初歩であり、基本でもある基礎体温を毎朝計ること、、これもズボらな私には最初なかなか続かずつらかったです。。なので簡単に記録ができるアプリを使って基礎体温の記録をはじめました。

さて、妊活アプリですが、私は下記の3つを使ってみました。使いやすさやお役立ち度などそれぞれ人に合うものは違うと思いますが、私が使ってみた所感はこんな感じです。

1. ルナルナ★★★★★

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基礎体温や体調、体重などが入力しやすい。グラフも見やすく、排卵日予測は他のアプリよりも正確なことが多かった。妊娠希望ステージと妊娠中ステージにわかれているので、妊娠した後も同じアプリ内で情報を見ることができそうで便利。その日の体の指数をお知らせしてくれるので、今はブルー期(月経期)だからゆっくりしよう、とか今はキラキラ期(卵胞期)だからアクティブにいろいろ楽しもうとか女性の体の周期に合わせたアドバイスをくれるので、今の自分のコンディションを知ることができて◎。無料のコラムや漫画も面白く、ついついアプリを開きたくなる。

2. コノトキ(KONOTOKI)★★★★

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その時の体のコンディションと呼応したこうのとりがトップにいて、タップすると体の調子など詳細を見ることができる。こうのとりがかわいい。生理から何日目かがカレンダーに記載されているので、自分で数える必要がなく便利。排卵日予測とともにタイミングをとると良い日が○◎★などで記載されていて目安になってわかりやすい。私は使ってなかったですが、パートナーと共有ができる機能があるみたいなので、生理周期をお互いが知るのに便利。(排卵日予測をパートナーに伝えるのは意外とむずかしいので、この機能をお最初から使えばよかったな~と思いました。)

3. ラルーン ★★★

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体温を入力するときに、お通じや頭痛などの体調の他、ヨガ、病院、外食などのイベントもアイコンタップで簡単に入力できる。毎日のカラダの状態を教えてくれる欄に栄養のアドバイスがあり、その日に採るべき栄養素を含む食材を教えてくれるのが◎。悩み相談ができる機能があり、ささいな悩みから愚痴などまでたくさんの相談が相談&閲覧可能。広告や広告ポップアップが多くやや使いにくい。

2.排卵検査薬で排卵日を確認!

自己タイミング法で重要な排卵検査薬。生理が終わってから10日目あたりから検査をします。10~20時の間に尿をとってスティックをつけるだけ。15秒くらいつけてしばらく経ってLHサージの線がくっきりと出ていたら陽性。その時間から24~48時間以内に排卵があるので、できればすぐにタイミングをとります。精子の寿命は2日~5日ほどありますが、卵子の寿命は24時間しかなく、さらに受精できるのは6時間だけとか。(妊活初期はそんなことすら知らなかった...)

ベトナムではいくつかの種類の排卵検査薬が売っています。日本では12回1箱で約2000円~とちょっとと高めですが、こちらの検査薬は1回分で50円ほどととても安いです。ベトナムでは処方箋がなくても気軽に街の薬局で購入することができます。日本のものに比べ海外製の方がLHを検出しやすいそうで、常にうっすら線が出たりします。私が使ってみた個人的感想はこんな感じです。

ちなみに排卵検査薬はベトナム語でQue Thử Rụng Trứngです。薬局に行って下記の写真を見せるか、上記のベトナム語を見せたら出してくれます。またはShopeeやLazadaなどのオンライン通販でも購入できます。

1.  OvuTANA 1箱8,000~10,000 VND(約40円)

海外製排卵検査薬

最初に薬局で排卵検査薬がないかどうか聞いて出してもらったのがこちら。

1箱1箱個別包装になっていて、1箱~買うことができるので、まずはお試しに使ってみるのに良いかも。私は最初の4カ月これを使ってました。1度だけはっきりとした陽性を見ることができましたが、その時以外は本当にうっすらとしか線が出なく、いつが排卵日なのかまったくわかりませんでした。あまりにも陽性にならないので、「排卵してないのかも」と無排卵についてめちゃくちゃ検査魔になって心配してました。(基礎体温が低温層と高温層に分かれていたら排卵している証拠らしく、大体2層になっていたので、排卵はしていたはずです。)

2. ABON 7回分1箱 65,000 VND(約300円)

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無排卵に検査魔になっているときに、排卵検査薬にはメーカーによって感度があることを知り、違うメーカーのものも試してみることに。オンラインショップShopeeで見つけたこちらを試してみました。

1よりも安いので心配してましたが、使ってみた初日に今までみたことのないほどのはっきりとした陽性ラインが!

個人的には2の方がすぐに結果も出て感度も良さそうでよかったです。1箱1箱個別包装になってませんが、1周期で最低7本は使うと思うので、7本入り1箱買ってもよいと思います。特に排卵日付近の3日間くらいは1日2本(午前と午後)使い、割とすぐになくなるので、まとめ買いしても◎

3.ツイッターで妊活アカウントを開設!

ツイッターで妊活専用アカウントをつくって、体温や状況を報告するということをはじめました。自分と同じ妊活ステージにいる人や一緒にがんばりたいと思える人をフォローして、リプなどをしながら交流を深めます。同じく世界のどこかで奮闘している同士で妊活の経過やクリニックで得た知識や経験などの情報共有をするのが楽しく、励みにもなるので、これはおススメです!

妊活ってみんなどうしてるんだろう、こんな症状が出たけど、これ何?などお医者さんに聞くほどでもないけど気になることや小さな悩みってありますよね。全世界で妊娠を希望する女性たちが妊活専用アカというものを作っていて、彼女たちとつながることで情報共有ができますし、小さな悩みやちょっとしたつぶやき(今月も生理がきちゃった....とか)を出せる場所があるのは思いのほか、妊活中のつらさや苦しさを救ってくれます。妊活は夫婦で温度差がなければよいですが、やっぱり年齢的な制限がある女性と制限のない男性ではどうしても温度差があったり、なかなか授かれないことの焦りや残念な気持ちは共感が得にくいもの。全世界で同じように頑張る同志がいるということが励みになります。

「ベトナムで妊活Step1~自己タイミング法」いかがでしたか?

私はこの自己タイミング法を半年間試してみましたが、それでも結果がでなかったので(泣)いよいよ病院で検査することにしました。

次回は病院での不妊検査の詳細についてお伝えします!

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