くじら

深夜に長めのひとりごとを書くためにひっそりとやっています。

くじら

深夜に長めのひとりごとを書くためにひっそりとやっています。

最近の記事

頑張るわたしたちに祝福を

ご無沙汰してしまった。気付いたら前に書いた文章に少しだけいいねがついていたり、わたしが静かに毎日を過ごしている傍でわたしの文章と出会ってくれた人がいると思うとなんだか不思議な気分。精神的に行き詰まると文章を書きたくなる性分らしく、またその時期がやってきたので思うままに書こうと思う。 みんな頑張って生きている。わたしはアイドルが好きだから、より良いパフォーマンスを目指して努力を続ける姿をいろんなところで目にしてきた。アイドルでなくても、勉強に仕事に趣味に恋愛、毎日を頑張って生

    • 鬱に苦しむわたしへ

      今日もベッドで溶けたような生活をしていた。エネルギーが枯渇したのか、絶賛うつ状態。いつもなら美味しいはずのご飯もいまいち美味しくないし、スマホを見ててもなにも面白くない。ただ刻一刻と時計の針が進むのを見ることしかできない。ずっと横になっているからか、身体が痛くなってきた。あぁ、もう死にたい。死にたい死にたい。と呪詛のように唱え続けて、泣きながらごはんを流し込んでいた。そんなときにふと、「あれなんでわたし死にたくなってるんだろう?」と思った。死にたくなるようなつらい出来事なんて

      • 夏休みが終わる、秋の始まり

        病院に行ったら、先生は「良くなってきていますね」と言った。確かにそうかもしれない。日常生活さえ放棄していた数週間前に比べれば、今はご飯をつくって食べたり、散歩をしたり、友人と会うこともできているのだから、外から見たら良くなっているとは言えるだろう。それなのに、なんというか、主観的には良くなった気がしない。自分のバイアスのせいなのか、本当は良くなっていないのか。それすらもよく分からない。 突然泣きだしたりするような衝動的な落ち込みは減った。その代わりに、落ち着いた、絶望のよう

        • 休日の夜は長い

          深夜でも都心の空は明るい。4連休初日の夜を謳歌している人々の明かりだろうか。わたしは久々に眠れぬ夜を過ごしている。そろそろ睡眠薬を飲もうかと迷う時間だ。今夜は飲まないと眠れない気がする。 わたしはひとりでいてもあまり寂しくないほうだと思う。現に2ヶ月くらい、ほとんど人と会わない生活を続けているけれど何の苦もない。逆に人と会わない時間が長いほうが落ち着くし、誰かと会ったときに今までより楽しく過ごせるようになった。つい数ヶ月前までは人と会う予定をたくさん入れていたほうが良い気が

        頑張るわたしたちに祝福を

          過去のわたしを掬い上げるために

          11歳のわたしが泣いている。世界から自分が全否定されたように思えて、どうしていいかわからなくて。それでも明日は来るし、学校には行かなきゃいけない。なにより、そんなことでうじうじと泣いているのはなんだかかっこ悪いと思った。家では散々泣いたけど、学校ではなんともなかったフリをした。現実をただ淡々と受け入れたフリをした。それが今のわたしのはじまり。 ずっと泣いてなんていられない、現実はときとして冷酷である。わたしはもっと現実的な解決を求めた。出した結論は、みんなから好かれる自分に

          過去のわたしを掬い上げるために

          昨日のわたしは今日の敵

          気を抜くと柔らかな沼がわたしを底へと引き込んでいくようにネガティブな思考に落ちていく。落ちてしまったが最後、病的なレベルで不安や悲しみ、絶望が噴出して止まらない。そういうときは一旦寝てリセットするしかないので、諦めて横になる。大抵悪夢を見て起きる。今日は大人からいじめられる夢を見た。身体の節々が痛い。 とはいえうつ期はずっとうつになっているわけではなく、ほとんどが調子が落ちていくときである。昨日までできていたことが今日はできなかった、という落胆が起爆剤となって、あらゆる負の

          昨日のわたしは今日の敵