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昨日のわたしは今日の敵

気を抜くと柔らかな沼がわたしを底へと引き込んでいくようにネガティブな思考に落ちていく。落ちてしまったが最後、病的なレベルで不安や悲しみ、絶望が噴出して止まらない。そういうときは一旦寝てリセットするしかないので、諦めて横になる。大抵悪夢を見て起きる。今日は大人からいじめられる夢を見た。身体の節々が痛い。

とはいえうつ期はずっとうつになっているわけではなく、ほとんどが調子が落ちていくときである。昨日までできていたことが今日はできなかった、という落胆が起爆剤となって、あらゆる負の感情に火をつける。辿るルートも大抵決まっている。こんなこともできないなんて、と落ち込み、将来どうなるんだろうか、こんな状態で生きていけるんだろうかと不安に駆られる。ひどいときはそのまま生きることを放棄するモードに入っていって、結局は寝る、といった流れ。こうやって書いてみて思うが、いつも不安になる材料は一緒だ。起爆する段階で気付けたらこんなにひどく落ち込まなくて済むんだろうと思う。良かった、書き出してみた甲斐があった。次回からは昨日までできていたことが今日はできなかったと思った瞬間に寝てしまおう。できないときはできない。それは仕方がないんだから。

俯瞰的に捉えれば、こんな中でもかなり成長したと思う。日常的に物事をネガティブに捉える癖はだいぶ減ったし、安定しない体調との向き合い方だって少しはわかってきた。未だに大学の先生にはどうにかしろって言われるので悔しいけど。前は薬を飲むのもサボっていたけれど、今はちゃんと飲んでる。昔よりずっと自分と向き合うようになったし。この経験から、人の痛みがわかる人間になっていたらいいなと思う。

今日は久しぶりに落ちるところまで落ちたけれど、なんだかんだこうやって客観的に書き出してみてけろっとしている。落ち込むときはこの世の終わりかと思うくせに数時間後には何だったんだろうと思う不思議。前よりうつとの付き合い方が上手くなった証拠だと思って良い気持ちで眠りにつくことにする。

p.s.
ここにネガティブなことを書くことでわたしはすっきりしたような気になれるけれど、誰かを不安にさせていたらどうしようかと思うことがある。だからかつて書いたネガティブがすぎる投稿は消してしまった。わたしの本心はわたしのなかに閉まっておけば良いのだ。とはいえある程度吐き出したいこともある。適度なネガティブさは許してほしい。適度がどのくらいかはわからないから、そこはわたしのさじ加減で。

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