相手が“優しくいられる”コミュニケーションがプロジェクトを円滑にする。僕と私と株式会社のPMの仕事の流儀
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。今を生きるリアルな若者の視点を取り入れたPR設計からブランドプロデュース、SNS運用までをワンストップで行っています。
そんな、ぼくわたメンバーの素顔に迫るメンバーインタビュー。
今回登場するのは、プロジェクトマネージャー(PM)と映像制作ディレクターを務める、ふかやんさん。
「やりたいことが多すぎる」という彼が、僕と私と株式会社で働きはじめて感じた会社の魅力や、PMとして働くうえで大切にしている考え方について教えてもらいました。
【こんな人にオススメの記事です】
・信頼されるコミュニケーション術を身につけたい
・プロジェクトマネージャーとしてのスキルを上げたい
・起業や独立を目指している
“鼓舞しあえる仲間”と働くことが最大のモチベーション
ーーこれまでやられてきたことを教えてください。
実は僕は、リクルートスーツを着た就活生になるのが嫌で、1年間休学していたことがあるんです。でも、休学期間中に予期せぬ出会いがありました。それが、Webマーケティング関連のベンチャー企業の長期インターンです。
当時はインターン生とはいえ、まだ成長初期の会社だったので、裁量権のある仕事を任せてもらえました。
一緒に働くメンバーもどんどん増え、日に日に事業が大きくなっていくのを感じていくなかで、今まで自分が考えていた“仕事=しんどいもの”のイメージが塗り替えられました。
ーーインターンをきっかけに、仕事に対して前向きになれたんですね。
そうなんです。これからもこんな働き方をしたいと思い、大学卒業後は別のWebマーケティング会社に就職しました。
その会社では新入社員の育成に力を入れていて、定期的に人事面談を実施してくれたおかげで、自分が今後何がしたいのかを意識する機会が増えました。
すると、本社がシンガポールにあったことや、もともと海外での暮らしに興味があったこともあり、「海外で働いてみたい」という気持ちが強くなっていきました。
その後、実際にシンガポールに出張に行ったり、ワーキングホリデーで半年間スペインに滞在したりと、海外暮らしを実践してみました。でも、そのなかで気付いたのは、自分は海外に移住したいのではなく、海外の“ワークスタイル”に憧れを感じていたのだということ。
僕にとっては、一緒に働くメンバーこそが働くモチベーションに直結するので、お互いに鼓舞しあえる仲間と働きながら、自分の好きなときに海外に行ける。そんなワークスタイルを実現したいと思ったんです。
帰国後は、趣味でやっていた映像制作を仕事にし、YouTube運営やインタビューメディア運営などを経て、現在はフリーランスとして主に企業向けの映像制作を行っています。
PMに必要なのは「可視化」と「自動化」、相手が“優しくいられる”コミュニケーション
ーーぼくわたに入ったきっかけはなんですか?
独立前に運営を担当していたインタビューメディア『emole』で、ぼくわた代表である健登くんを取材させてもらったことがあったんです。
今瀧の話を聞いてみると、話し方が知的で頭の回転の速さが伝わってきました。当時からすでに自分で事業をやっていた彼に興味があったので、インタビュー後もたびたび飲みに行くようになったんです。
将来の目標や独立について相談に乗ってもらっているうちに、「うちでも働いてみない?」と誘ってもらい、ぼくわたに入ることを決めました。
ーーぼくわたでは、現在どのようなことをやっているのでしょうか?
主にPM(プロジェクトマネージャー)として、クライアントとコミュニケーションを取ったり、スケジュールを調整したり、メンバーをマネジメントしたりと、プロジェクトが円滑に進むように指揮を取っています。
映像にも強いので、TikTokやYouTubeなど、映像に関わるプロジェクトのディレクターをすることもあります。
正直、並行していろいろなところに目を向けなければならないPMの仕事には苦手意識があったのですが、自分がこれから叶えたい目標を達成するためには必要なスキルなので、日々真剣に向き合っています。
ーーPMの仕事をするうえで、円滑にプロジェクトを回すために気をつけていることはありますか?
大切にしているポイントは、「可視化」と「自動化」の2つです。「可視化」は、細かいタスクやまだ粒度の荒いタスクでも、きちんと洗い出して、見える形にしておくということ。
プロジェクトを回すうえで、メンバーそれぞれのタスク漏れが発生しないよう、PMとしてすべて把握できるように意識しています。
「自動化」は、繰り返し発生する仕事やミスしやすい作業を仕組みでカバーするということ。これは、前職の先輩に「仕事で3回同じ作業やミスを繰り返したら、それは仕組み化ができること」とアドバイスをもらったのがきっかけでした。
システムやツールを使えば、作業のミスが減ったり、仕事自体がラクになって、そのぶんプロジェクトメンバーのリソースを別の仕事に使えるので、つねに自動化できることを探すようにしています。
ーーPMとして、コミュニケーションの面で心がけていることはありますか?
相手が優しくいられるようなコミュニケーションを意識していますね。
円滑にプロジェクトをまわすうえでは、もちろん「可視化」「自動化」は必要不可欠ですが、1番キモとなるのはコミュニケーションだと思うんですよ。
PMはプロジェクトメンバーとクライアントを繋ぐ「橋渡し」として重要な役割なので、僕が伝え方を間違えれば双方に誤解が生じたり、嫌な思いをさせてしまうリスクがあります。
だからこそ、会話するときは「お忙しいなか恐縮ですが〜」とクッションになるような枕詞をつけて話し、やわらかい印象になるよう心がけたり、相手を不快にさせずに伝えるべきことを伝えるようにしています。
自分が円滑なコミュニケーションを取りたいと考えているのであれば、そもそも相手が心地よくいられるような環境を作ることが重要だと考えています。
ーー「相手が優しくいられるようなコミュニケーション」を心がけたきっかけはなんですか?
前職で、社内のメンバーから「深谷さんのチャットの送り方は相手への愛を感じられて、とても参考になります」と言われたことがあったんです。
そのとき、初めて「優しいコミュニケーション」が自分の強みなのかもしれないと思いました。
思い返してみると、最初は「相手の顔色を伺うため」という後ろ向きな理由で丁寧なコミュニケーションを心がけていました。
でも、自分がどんな立場になっても変わらずに、相手を思いやるコミュニケーションを続けてきたことで、自分も相手も優しくいられるコミュニケーションが身についたのだと思います。
ぼくわたで仕事をするときは、テキスト上のやり取りが多いのですが、文章は誰でも真似することができるので、僕が優しいコミュニケーションを心がけることで、それに好感を持ってくれた他のメンバーが参考にしてくれることもあります。
そんなふうに、どんどん優しく円滑なコミュニケーションの和が広がっているように感じますね。
目指すのは“真似したくなる会社”
ーー実際にぼくわたで働いてみて、率直な感想を教えてください!
一緒に働くメンバーも働き方もユニークで、肌にあっていると感じます。僕自身、興味の幅が広く、やりたいことも多すぎるので、毎日同じ場所で同じ仕事をするようなルーティーンワークは苦手なんです。
ぼくわたでは、いつも驚くような企画を実現できたり、他の会社ではできないような仕事ができて、それが成り立つメンバーが集まってる。
仕事だけでなく、福利厚生をはじめとした社内制度でもどんどん新しい挑戦をしているので、このまま成長していければ、きっと誰もが真似したくなるような会社になるんじゃないかと思っています。
ただ、逆にいえば新しさは脆さでもあるので、他のメンバーと協力して組織を支えていきたいですね。
ーーそんなぼくわたでの、これからの目標について教えてください。
ぼくわたメンバーとしては、現在のPMの仕事を仕組み化して、最小限の時間で最大限のクオリティを発揮できるようになりたいです。
仕組み化で業務の時間を短縮できたら、そのぶん新たなアイデアを生み出したり、よりプロジェクトメンバーが働きやすさを感じられるような環境づくりに目を向けていきたいですね。
個人としては、今住んでいる家にコワーキングスペースとゲストハウスを兼ねた場所を作りたいと考えています。
これは、30代になったら達成したいと思っていた夢なんですよ。僕がやりたいことを全部達成するには、人が集まって仕事も遊びもできる場所を作る必要があると考えていたんです。
人と人とが出会って繋がりができたり、そこに新しいアイデアや仕事が生まれる瞬間が好きなので、そのきっかけとなる拠点づくりをしたいと考えています。
僕自身も人とは違うキャリアを歩んできたので、フリーランスになりたいけど悩んでいる人や、自分らしい生き方がしたいと考えている人に集まってもらい、自己実現のきっかけにもなれたら嬉しいですね。
ーー最後に、ぼくわたに興味のある方に一言お願いいたします!
ぼくわたは挑戦できる仕事はもちろん、働き方やメンバーまでユニークな会社です!
固定観念に囚われず、「自分らしさ」を存分に発揮したい人はぜひ一緒に働きましょう!
(取材・執筆=目次ほたる(@kosyo0821)/編集=いしかわゆき(@milkprincess17))
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また、ぼくわたではリファラル採用制度も導入しております。ぼくわたに興味がある方はぜひメンバーにお声がけください!
僕と私と株式会社について
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。SNSネイティブ世代(Z世代)への企画・デジタルマーケティングを得意とし、エモマーケティングをベースに、お酒とすごろくを掛け合わせた"ウェイウェイらんど!"や、男性も気軽に通えるネイルサロン"KANGOL NAIL"、Z世代の脱炭素行動を支援するSDGsメディア"CQ"など、さまざまな企業・行政とタッグを組んで多くの企画を咲かせています。
メンバーの7割がZ世代であることを活かし、今を生きるリアルな若者の視点を取り入れたPR設計からブランドプロデュース、SNS運用までをワンストップで担当いたします。また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員の社長化」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。代表による書籍『エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール』発売中。
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