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140字小説 『重なる瞬間』 #秋の星々②

ふぅと深呼吸。ポケットの中を確認して歩き出す彼は緊張していた。

はぁと手に息を吹く彼女は荷物を腕にかけて待つ。


「おまたせ」と彼は言い「それとこれ…」とエメラルドの指環を差し出す。

「私からも…」と彼女は深緑色の手袋を渡す。

 緑の縁に笑い合い、片方ずつ指環と手袋をはめ、空いた手を繋いだ。


 私にしては珍しい(?)ラブストーリーです。これまた若干、季節を先取りしている気もしなくはないけれど……エメラルドは誕生石、手袋は私が渡すとしたら……かな🙈?

 エメラルドには誕生石の意味とは別に愛の成就との意味もあるそうで……

(浮気防止にも効果的らしいよ!>👿
👼<黙らっしゃい! 誕生石としては
  幸福や希望の意味もある
のよ!)

 そして春夏秋冬に思いを馳せてたら、この曲を思い出しました。

(まさか榮倉奈々ちゃんが出てたとは……!
 Seventeenを見て憧れていたもので。)

 この曲が流行った当時の私は、とても冷めた少女だったので友達がカラオケで歌うのを聴きながら「そんな先の季節のことを今から言われても……」とぶっちゃけ思っていたんです🙏ごめんなさい💦

次の季節が当たり前のように来るなんて信じたくもなかったんですよね……😇<それもまた、若さよのぉ。狭い世界で生きている時期に長い人生を思うと、その果てしなさに絶望するのじゃ……)


でも今聴くと「春夏秋冬を共に送ろうと思ってくれる人がいるってすごくありがたいことだよな」と思えるようになりました😊


 ということで、私の心空いてますよ🙋?(なんちって!)

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