ストライダの反撃 −その8−反撃の刻
竜の仔の物語 −第2章|3節|−ストライダの反撃
−その8− 反撃の刻
オーギジアルが吸血鬼の言葉で叫ぶと、怖じ気づいていたスメアニフどもが狂気を取り戻す。目玉を血走らせ背後から襲いかかる。
アルベルドは旋風のように双剣を回転させ、振り向きざまに数体を切りつけ、敵の群れに飛び込んでいく。ラウも走り出し彼の背後に回り、力任せに敵を両断する。
ソレルだけがその乱闘には参加せず、静かにオーギジアルを睨みつける。銀の剣を上段に構え、ゆっくりとその切っ先を水平に傾ける。
「もう止めにしねえか?ストライダ。おれたちもこれ以上仲間を減らしたくねえんだ。」オーギジアルが哀れげな声を出す。
「こいつは何かの勘違いだ。こっちも手違いでお前達の仲間を殺しちまったが、そりゃ本意じゃねえ。なぁ、ストライダ、同じアーミラルダの祝福を持つ者同士、仲良くやろうじゃねえか。」
ソレルは返事すらしない。ただじっと血の剣だけに神経を集中している。彼は知っているのだ。吸血鬼の言葉が人を惑わし、判断を鈍らせる力を持っていることを。
ストライダが自分の言葉にまるで耳を貸さないことを悟ると、オーギジアル舌打ちをする。
「まあ、別に構わねぇ、どちらにしろ、お前らを皆殺しにして食っちまえば、なんの証拠も残らねぇ。その後はいつものように姿を消して・・、」指をぱちんと打ち鳴らす。「・・また別の街で商売だ。」ぬらりと充血した瞳を細める。
それでもソレルは何も言わない。そこでオーギジアルは血の剣の柄に手をかけたままに、今度は挑発をはじめる。
「ゴンゴールは無残なもんだったぞ、ストライダ。」
「やつは惨めに命乞いをしていたなぁ・・、」そう言いながら剣を僅かに傾ける。
ソレルの手元がぴくりと反応する。
「鼻水を垂らしながら泣き喚き・・、」足許を見つめ静かに間合いを詰めていく。「おいおい叫び声を上げてなぁ・・、」挑発には乗らず、銀の剣をゆっくりと握り返す。
「・・助けてくれぇ、」オーギジアルが囁くようにいう。「・・殺さないでくれぇ、」じりじりと剣の柄を握る。
その瞬間、オーギジアルが目を見開く。「お前も同じ目に遭わせてやろうかっ!」叫ぶと同時に抜刀し、血の波動を飛ばす。
ソレルはその期を見逃さない。逃げることはせず、身を低くして突進する。左腕をかざし、アルデラルの盾を発動させる。瞬く間に複数に繫がった針金状の腕輪が放物線状に広がり、輪の隙間を埋めるように輝きはじめる。
走りながら光の盾を斜めに構える。波動が盾にぶつかり血を飛び散らせる。ソレルは波動を正面から受けずに上方に逸らし、腕を振り上げ天井へと飛ばす。その勢いのまま剣を斜に構え、目の前に迫る吸血鬼めがけておもいきり刃を振り下ろす。
重装備のわりに予測よりもずっと素早いストライダに、吸血鬼は次の攻撃を繰り出せない。斜め上方から振り下ろされた長剣の勢いに、及び腰で防御に回る。
甲高い金属音が二度、地下の空洞に響き渡る。防御を崩され咄嗟に後ろに飛び退いたオーギジアルの胸からどろりと横一文字に血があふれ出す。
「ちっ」オーギジアルは思わず舌打ちを鳴らす。「妙なもんを持ち出しやがって。」ソレルの左腕で輝く盾を睨み、胸から流れる血をべろりと舐める。
「名前ぐらい訊いておこうじゃねえか、なあ、ストライダ。」
「・・ガレリアン・ソレル。」そこでようやくソレルは口を開き、吸血鬼と言葉を交わす。「それがお前を打ち倒すストライダの名だ。」
「へぇ・・、」オーギジアルが頸を振るわせ邪悪な笑みを浮かべる。
「お前さんが、あの有名な灰色の戦士様ってか。」剣を胸に押しつけ、流れ出る自分の血を剣に吸わせる。
血の剣の刀身がぐんぐん太く肥大し、長くいびつな段平へと変容する。
◇
アルベルドの連撃は前方のスメアニフどもの肉をこそぎ落としていく。ゆっくりと前に進むだけで、向かってくる敵は血と肉を飛び散らせ、挽肉になっていく。
その背中を守るようにしてラウが剣を振るう。彼が背後にいることでアルベルドは前だけに意識を集中できる。
ただ、細切れにしていく敵の肉片を、ラウが全身に被り、目や口を拭いながら戦っていることに、アルベルドは気づかずにいる。
「べっ、べっ、ちょっとアル!もっと静かに戦えよぉ!」ラウが苦言を呈すると、彼は笑いながら片方の剣を鞘に収め、ラウの片腕と自分の腕を絡みつける。
「じゃあ、こういうのはどうだ?!ラウ。」そう言うと身体を反転させ、ラウごと敵の群れを切りつける。二人は回転しながら交互に剣を振りかぶる。アルベルドが軸になりラウが身体全体で攻撃を繰り出す。着地すれば今度はラウが軸になりアルベルドが切りつける。二人は竜巻のようにスメアニフどもの胴を、頸を、脚を腕を、次々に切り落としていく。
「こんな雑魚じゃ、物足らないねぇよな、ラウ。」敵の群れが一旦引いた所でアルベルドが言う。ラウは目を回しながら頷き、剣を構え直す。
「どこかに老婆の吸血鬼がいるはずだ。そいつに気をつけろ。」そこでルーアンが口を開く。
「はぁっ!!??」
アルベルドは目を丸くしてラウを二度見する。苦笑いでラウが左耳を指差すと、「なんだぁ!?ルーアンじゃねえか!あんたまで!なんでここにいる?」素っ頓狂な声を出す。
「うむ、久しい、というほどでもないな、アルベルドよ。・・ともあれ、あの時は、ひじょーに、“世話”になったな。」ルーアンは冷たい口調でチクリと言う。
「・・ま、まあな。あんときは、ちっと悪ぃことしたな、妖精王様。」苦笑いで頬を掻く。
すると突然に上空から鋭利な礫(つぶて)のようなものが大量に降ってくる。二人が飛び退くと礫はアルベルドだけを追いかけていく。
ラウが見上げると、紫色の歪な顔つきのストレイゴイが天井付近を飛び回りながら、口から礫を吐き出している。
「あいつだ!」ルーアンが叫ぶ。ストレイゴイとなったイハータラが片手にイミィールの頭蓋が握り、天井付近を飛び回る。
「あいつ、牙を飛ばしてるんだ。」年老いたストレイゴイは口蓋を丸くして、喉の奥まですりこぎ状の牙を霰のように連続で飛ばしている。
アルベルドは脚を切り返しつづら折りに逃げ続けるが、上空から丸見えのその動きは予測され、次第に牙に突き刺されていく。細かい牙だがひとつ粒一粒に、弓から放たれた鋼ほどの威力がある。
「くそっ!羽根付きの上に妙な特技までもってやがる。」アルベルドは何とか逃げる合間に弩弓で応戦してはみるが、矢は牙の雨に呑み込まれ、敵のもとにはまるで届かない。
「何とかしないと!」ラウは走り出し、スメアニフの頭を踏み台にすると、思い切り上空へ飛び上がる。
常人離れした跳躍を見せ、横から急に飛び出してきたラウに驚き、ストレイゴイがとっさに攻撃を止め、翼を切り返す。
それに合わせてラウが空中で身体をひねる。近くの支柱を蹴り込み方向を変え、弾丸のように向かっていく。翼を狙い刃を振り下ろすが、またしてもすんでの所でかわされる。
「まだまだっ!」両手を大きく振りかぶり、思い切り投げ付ける。高速旋回で追いかける刃がイハータラの片脚を切り飛ばす。
「ギギッ!」重心を崩し、奇妙な悲鳴を上げて老ストレイゴイがぼとりと地面に落ちる。
アルベルドが落ちてくるラウを受け止める。「お前さぁ、剣なくすの、得意だよな。」奥の壁に突き刺さる剣を指差す。
「・・けど、助かったぜ、ラウ。」彼の肩と背中には、無数の牙が突き刺さっている。
「何をしている!再び飛び上がる前に、早くとどめを刺すのだ!」
ルーアンがそう叫ぶと、アルベルドはため息混じりに双剣のひと太刀をラウに手渡し、二人は同時に走り出す。
◇
− お前が白の魔法使いか
不気味なローブの男がアリアトに向かい、地の底から這い出たような声を出す。継ぎ接ぎの杖を振り上げると、近くで固まる暴漢どもを復活させる。暴漢は狂った目つきですぐにユニマイナに襲いかかる。
「お主こそ何者だ?」アリアトは咒を唱え、カシの杖に魔力を注ぎ込む。込めた魔力で風車小屋に強力な盾の加護を施す。
すると男の口の周りの羽虫が飛び去り、赤黒い肌をした口元を覗かせる。
「我が名はヴァブラ、冥府から戻りし神々がひとつ。」
「ほほうヴァブラとな。」アリアトが笑ってみせる。
「かつてアラングレイドとその英雄たちに滅ぼされた闇の魔導士と同じ名だの。」彼は杖から見えない炎を迸らせ、飛び回る黒い羽虫を次々に焼いていく。
「・・そうだ、我は神となり復活したのだ。」ヴァブラは掠れた声でそう言うと、咒も唱えずに再び砂嵐の結界を張り巡らせていく。
すかさずアリアトはユニマイナが呼んだ風の精霊を借りて、結界を消しとばし、それから彼女を見る。「風刃の魔法を使うのだ、ユニマイナよ。」そう囁く。
彼女は男たちを吹き飛ばしながら、隙を見て縛りの咒で自由を奪ってはいるが、アリアトが見る限り暴漢どものすべてを縛り付けられるとは、到底思えない。
「それはできません。アリアト様。」しかし、ユニマイナはきっぱりとそう言う。
「・・じゃが、あやつらは明らかに正気ではない。もう殺すしか手立てはあるまい。」
「ですが、いかなる種族においても、安易に命を奪うことはアムストリスモ、いや、メチア様の教えに反します。」ユニマイナが真っ直ぐに白の魔法使いを見つめる。
「ほっ!」アリアトが眉をつり上げ、彼女を見つめる。それから険しく引き揚げた目尻を下げて、柔和な顔つきに戻る。
「・・いやはや、耳が痛いわい。ウリアレルといい、お主といい、わしもずいぶん優秀な弟子たちを持ったものだの。」そう呟くと、すぐにヴァブラと向き合う。
そこで老魔法使いは、奥の茂みに隠れながらこちらに向かってくるドワーフの存在に気がつく。彼はカシの杖を地面に叩きつけると、盾の加護を唱える。
ヴァブラがおもむろに杖を掲げる。音もなく黒く巨大な竜巻を発生させる。
やはり攻撃魔法、読みが当たったわい。アリアトは自分自身に盾の加護を施す。
すぐに周りの砂を巻き上げて、黒い竜巻が飛んで来る。
アリアトは杖を大地に突き刺す。盾の加護を発動させると、竜巻を避けもはじき返すこともせず、ただ両手をかざす。
「アリアト様!何を!?」
ユニマイナが叫んだ時には、すでに竜巻に巻かれその姿はもう見えない。
「いまじゃ!ドワーフ!」竜巻の奥でアリアトが叫ぶ。
その声に反応してギジムが猛突進する。大斧を水平に構え、横一文字に大斧を振り抜く。しかしローブに手応えは無く、確かに切り裂いたはずのヴァブラがすぐ隣に立っている。アリアトの声で察知したヴァブラが咄嗟に幻の咒を使ったのだ。
「まだまだぁ!」すぐに大斧を振り上げる、だがそれもヴァブラがかざした縛りの咒で、ギジムは刃を振り下ろすことができない。ヴァブラの片腕から黒い蛇が飛び出て、彼の腕に巻きつく。さらにもう片方の腕からは黒いムカデが這い出でて、ドワーフにとどめを刺さんと、毒針の顎を大きくあける。
すると彼らの背後で竜巻が弾ける。傷だらけのアリアトが杖を大地に突き刺し、両手をかざしている。「よくやったぞい!ドワーフ!」そんなことを叫ぶ。
ヴァブラはすかさず杖を向け、蜘蛛の巣の盾を発動する。しかしアリアトが放った魔法は攻撃魔法ではない。彼は強力な縛りの魔法を放ち、ヴァブラの身体を一瞬だけ硬直させる。
そうしてアリアトが静かに呟く。
「さあ、後は頼んだぞストライダ。」
すると、草陰で耐えに耐え、潜み続けていたアギレラが飛び込んでくる。ギジムとアリアトの陽動に気を取られたヴァブラは、第三の伏兵がいたことを予想だにしない。
銀の剣が今度こそヴァブラを横一文字に両断する。さらに左の手斧が杖を持つ腕を切り落とす。アギレラは、ふっと息を吸い込む。斧を捨て銀の剣を両手で振りかぶる。両断した半身と半身を、さらに四つに分断する。
「やー!」ギジムが雄叫びを上げる。力の弱まった蛇から抜け出しムカデとともにそれを斧の腹で押し潰す。
「やれやれ、あの爺様、おれを囮に使いおったのか。まんまとやられたぞ、アグー。」ギジムはアギレラに目配せを送るが、彼は笑いながらも、脇腹を抑えて膝をつく。「悪りぃな、返す皮肉も思いつかねぇよ、ギジム。」傷口が開き血が指の隙間から溢れる。
「アリアト様!」するとユニマイナの声で二人が振り返る。身体中すり傷だらけのアリアトが膝をつく。「・・これでもだめなのか。」そんな事を呟く。すかさずギジムが駆け寄り、老魔法使いに肩を貸す。
「あんたは?」ギジムが訊く。
「自己紹介なぞ、後にせいドワーフ。」アリアトは立ち上がると、すぐに次の咒を唱えはじめる。
「・・また来るぞ。」
四つに引き裂かれたヴァブラのローブからおぞましい黒い虫たちが這い出てきて、固まりはじめる。うぞうぞと蠢く虫けらどもが形を成し、杖と腕を回収し、地面に転がった二つの目玉を運んでいくと、千切れたローブの奥から虹色の目玉が輝きはじめる。
◇
スメアニフの群れが割れ、奥からハーシンが顔を伏せて立ち上がる。
ルグは肩の傷口を押さえながらよろよろと敵に近づいていく。
「その傷で仲間を逃すとは。舐めているのか?狼」ハーシンが満身創痍のルグを睨めつける。先ほどとは違い、その口調は幾分か落ち着いている。
「舐めてなんかない。」ルグは荒い息で言う。イナゴは増殖を繰り返し、彼の力を奪い続けている。
「・・まあいい。」ハーシンが指示を送るとスメアニフどもがルグを囲む。
ルグを中心に風が集まりはじめる。スメアニフどもがじりじりと詰め寄り、涎を垂らしながら主人の命令を待つ。
「風か。いまさらそんな力でどうするというのだ?」そう言いながらもハーシンは油断せずに、手下に合わせてゆっくりと近づいていく。
するとルグが膝から崩れ落ち、ダガーを取り落とす。それでもハーシンは飛び出さない。狼の狙いが何かを見極めようと、辛抱強く、半歩づつ距離を詰めていく。
「・・あの砂嵐が消えてよかった。」息も絶え絶えにルグが口を開く。
「この黒いイナゴがぜんぜん取れないから、・・負けちゃうかもって思ったんだ。」彼の身体にはすでに上半身を覆い尽くさんばかりのイナゴが食らい付いている。
「・・でも、砂嵐が消えて助かった。ほんとうに、ぎりぎりだった。」
「何を言っている?」ハーシンがナイフを構える。距離からいえば飛び上がるだけで刃を頸許に突き立てることができる。
「あんなに強い風が吹いてちゃ・・、」ルグの瞳が銀色に輝く。「・・家を守るユニーたちまで、殺しちゃいかねないからな。」彼はにやりと笑う。
ハーシンは慌てて手下にとどめを刺すように命令する。すぐにスメアニフが一斉に襲いかかる。しかし前を行く手下たちが強い風に吹き飛ばされると、彼は脚を止める。
「なんだ!?」ナイフを十字に構え、脇を締めて身構える。
頭上にはいつの間にか黒雲が発生している。すでに顔面まで達したイナゴに覆い尽くされたその瞳が、髪が、身体中がさらに輝く。
「おれが操れるのは、風だけじゃない。」ルグはそう言うと、光を収束させ銀狼へと変容する。
銀狼が飛び上がり大きくひと吠えする。
黒雲が雷雲となり稲光を内包し肥大していく。
収束した光が稲妻となり、銀狼の全身に何度も落ちていく。轟音と衝撃を伴う高熱。躰を覆い尽くしたイナゴどもは立ち所に焼き尽くされる。そうして、帯電した狼は、濡れた獣がそうするように激しく全身を震わせると、灰となったイナゴの残りかすが、全て振り払われる。
襲いかかる吸血鬼をよそに、銀狼が泰然と遠吠えを上げる。破裂音とともに躯から放出された電撃がスメアニフたちを直撃していく。大地が震え光が踊り狂い、瞬く間に吸血鬼どもがけし炭のようになっていく。
「ばかなっ!」ハーシンの両手に落雷が落ち、ナイフを取り落とす。「こんなことがっ!」次には肩に衝撃が走り、地面に打ちつけられる。
稲妻を放ちながら、銀狼はしなやかな四つ脚を踏みしめゆっくりと進む。
銀狼が近付くにつれ、ハーシンの身体中に細かい落雷が無数に直撃し続ける。
「逃げられない、雷から逃げられるはずがない。」帯電した鎧を脱ぎ去りストレイゴイとなり飛び上がる。しかしその頭上に特大の落雷を受けると、再び地面に這いつくばる。
見上げると目の前には銀狼がじっと見つめている。その瞳には哀れみの色すら見える。それでもハーシンは牙を剥きだして立ち上がり、狼の頸もとに食いつこうと飛びつく。しかし銀狼は素早く躯を逸らすと、反対にその紫色の頸もとに深くに輝く牙を食い込ませる。
ハーシンは必死に抵抗する。爪で腹を突き刺そうとするが、銀狼は激しく頸を振り、そうはさせない。
そしてルグはハーシンの頸に噛みついたまま前足で押さえつけ、それから自分ごと特大の雷を落とす。
轟音と衝撃が同時にストレイゴイを叩きつける。地面がえぐれ、大地の一部が熱で硝子状に輝き、その中心で黒焦げになった吸血鬼の残骸を踏みつけた銀狼のルグは、長い遠吠えを上げる。
−その9へ続く
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