ワークマンユーザー備忘録

習っていくと何事もなぜあの時できなかったのか今となってはわからないと感じる日が来る、 …

ワークマンユーザー備忘録

習っていくと何事もなぜあの時できなかったのか今となってはわからないと感じる日が来る、 それは教える立場になった場合になぜ学生が出来ないのかを理解できないということになる。 そうならないように自分は何が準備不足で、何に苦戦したのかをメモしておきたい

最近の記事

学校変更後 なんとかソロを終える

以前の記事に記載の通り、英語試験を落とすと90日再試験ができないのがBC州スタイル。学校によってはPPL取得の条件ではなくソロの条件としているところもあり自分はソロ前に必ず英語を受かる必要がある学校にいた。 夏を目前に試験に落ちたことで夏にソロ、クロカン等の全てができなくなる事態になり、デュアルの訓練だけで夏を過ごすにはあまりに時間と資金の浪費につながるためソロの条件に英語がないところへ転校した。教官が嫌いなわけではなかったため辞めるのは断腸の思いだったが、貴重な夏を浪費でき

    • できる人の「普通に〜」を参考にしてはいけない 英語編

      英語の試験に落ちるというなかなか恥ずかしいことをしてしまった。電話でただなぜパイロットを目指すのか、免許とってどうする、今仕事はしてるのか、などを要約すると質問されるのだがイマイチ何故という質問もWhat makes you to pursue to be a pilot? のようにWhyで構えているのにWhat で聞かれたりと日本人が弱そうな感じの聞かれ方に終始し、数回聞き直してしまった。数回聞き直すとアウトだが聞き直さないことには答えられないみたいなことが何回かあり3アウ

      • 自分の年齢を少し考えた

        真面目に勤めていればいいだけだったのにと言われる条件の仕事を辞めてまで飛行機免許を取りに行く程度に自分は日本社会的に見れば勝手な思考であり、その一連の行動と決断は「子供っぽい」という表現をされることも承知している。 だが実際には心も子供ではなく歳を重ね、価値観はどこか遅れ始めているのだろう。これが新型アダルトチルドレン、、闇金ウシジマくんがまだ連載されていれば社会人リタイア留学ドリーマーくん編としてバッドエンドを描く題材になれるポテンシャルを持っている。 最近、トヨタの新型

        • 移動力がBC州を楽しめるかを左右する説

          CPLを取るまでは自転車で空港に通えばいいということでデルタに住んでいたわけだが、やはりBCで生きるには公共交通機関の利用だけでは限界が見えてくる。 ここでの移動力の限界は自分に初めて富山県に住み、車を持たずに生活した最初の半年間を思い出させた。 改めて地図を見ると、電車とバスの併用でまともに移動し、用事を済ませられる範囲がちょうど富山県で車なし生活をしていた時の規模と同じくらいだった。 余計なお世話かもしれないがバンクーバーがつまらんという留学生のコメントを定期的に見るが、

        学校変更後 なんとかソロを終える

          カローラニキとの出会い

          自分のいる訓練校は生徒やメンテナンススタッフ共にインド人が多い。といってもバウンダリーベイの訓練校全般インド人が多く、まるで世界の経済発展力、国力をそのまま反映したような状態だ。5年ほど前までは中国系が多かったらしい。 その中でメンテナンススタッフとおぼしきインド系の男がハンガーで自分の車を整備していた。塗装の弱った20年前のAE110型カローラだがマフラーだけが妙に輝いていた。明らかな社外ステンレスマフラー、ただのカローラユーザーではないと思って中を覗くと椅子も社外、マニ

          カローラニキとの出会い

          基本マニューバにおける反省と訓練費の基本的節約方法

          結局無線は聞き取れなくてダメ出し、聞いたことない無線指示が来る、トラフィックを教えてもらってもなかなか見つけられない等々ありつつも訓練空域で上昇下降、ターン、スローフライト、スローフライト(フラップあり)、ストール(パワーオン オフ)、スピンを数回に分けて実施していく。 初期のマニューバは人によって苦手なものが違ったり、躓くことすらない場合があるが、自分が一番苦戦したのはスローフライトだった。 進行方向の目標物を確認しつつ、キャブヒートON、パワーアイドル、トリムを3回ほど下

          基本マニューバにおける反省と訓練費の基本的節約方法

          じゃあ逆算すると最初何を準備したらよかったのか

          右も左も分からない状態で何を聞けばいいかわからなかったが、マニューバの科目の手順を繰り返し家でやっておくのは当然として、それ以外に知っておくべきこととして ①訓練空域まで行く間、どこで周波数を変えるか ②それぞれの空域での飛ぶべき高度は ③各地点での地上目標物の写真(グーグルアースか教官に写真を撮ってもらうかする) ④それぞれの地点で言うべき最低限のATCのカンペ作成 要領の良い人はやらなくても本読んで人から話聞いてできるのかもしれないが、自分は3回目くらいの飛行からやっと何

          じゃあ逆算すると最初何を準備したらよかったのか

          前置き② ATCで何がわからないかわからなかった問題

          前回記載の通り、「普通に予習していればOK」という「普通」ができない人もいると言う話。 自分の教官もかなり有能な方で「あっち側」と感じる瞬間が多い。「テキストのこの部分と、ATC phraseologyを読んでおいてね」以上のことは言わなかったし、実際理論上はその通りなのだが、一度に全てを把握しておくのは難しく、まずはここを押さえておくべきと言うところに集中したいのが一般人たる自分の本音である。 実際、ATC phraseologyは離陸の場合はこう言う感じ、サーキットの場合

          前置き② ATCで何がわからないかわからなかった問題

          前置き① フライト初期まとめ 不都合の多くは準備不足に起因する

          フライト訓練の初期、恥ずかしながら準備不足を痛感することが多かった。準備不足なら準備したらいいだけ、と言いたいところだが、問題は何をどう準備するかすらイマイチわからないところからスタートしていることである。飛行機乗り界隈の言う「普通にやっていれば」「飛んでいるうちに覚えるよ」という言説は要領がいい人たち(だからこそプロとして飛べている)、もしくは基本が体に染み付いた現在、訓練初期に何で躓いたか今となってはよく思い出せない人たちのコメントであり、訓練を始めた人、始めようと思って

          前置き① フライト初期まとめ 不都合の多くは準備不足に起因する