前置き① フライト初期まとめ 不都合の多くは準備不足に起因する

フライト訓練の初期、恥ずかしながら準備不足を痛感することが多かった。準備不足なら準備したらいいだけ、と言いたいところだが、問題は何をどう準備するかすらイマイチわからないところからスタートしていることである。飛行機乗り界隈の言う「普通にやっていれば」「飛んでいるうちに覚えるよ」という言説は要領がいい人たち(だからこそプロとして飛べている)、もしくは基本が体に染み付いた現在、訓練初期に何で躓いたか今となってはよく思い出せない人たちのコメントであり、訓練を始めた人、始めようと思っている人が安心するための言葉ではないことを実感する。

準備が難しいもの=教科書にないもの 

マニューバ自体は手順がテキストに書いてあってYoutubeにも今どき誰かしらが動画を上げているので事前に準備はできる。問題はATCと地上目標物の確認による現在地の把握と管制空域の把握。当然座学を完璧に理解し、覚えた上でチャートを確認すれば対処可能だが、実際はなかなか簡単にはいかないのが初心者というもの。今後はその点について記載したい。

知識ゼロ、入学前からできる準備はやるに越したことはない。第一にも二にも英語が重要となるのでオンライン英会話でもIELTSでも自習すべき。入学して教官が決まればソロフライト前に取らなければいけないラジオとPSTARが受けられるようになる、すぐにでも受けて以降訓練に集中できるようにすることを推奨するが、これについては有能で詳しい方がコツをブログに書いていたり、過去問がネットで見れるので参考サイトのみ記載して言及はしない。

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