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双子ママは孤独だった(双子子育てストーリーNo.33)

我が子は1歳1ヶ月になりました。

今でこそ職場復帰し少しずつ社会活動に戻りつつありますが、振り返ってみると子どもが同じくらいの月齢のママや子どもたちと情報交換したり交流する機会はほぼなく、孤独との闘いでした。

もちろんコロナのため、あらゆる活動が中止・延期・自粛となっていたことも関係しています。でも双子であるために、人手が足りず、もしくは外に出ていく気力体力やそのための知恵がなくできなかった、という方が正確なように思います。

ママ友なんかいらない、必要情報さえネットや本で仕入れれば十分という人はそれで良いと思います。ただ、もともと外交的・社交的な私は、もっと人と交流すれば0歳期を親子でさらに楽しめたもしれないと思ってならないのです。

私の苦い経験を振り返り、双子ママや取り巻く人へのちょっとした応援アドバイスを書いてみます。


1.残念すぎたママ友との交流の場
(1)大汗と冷や汗で終わっ乳児健診
3~4ヶ月乳児健診の様子はNo.32で書きました。大変な割に助けてくれる人もおらず暑くて大汗、廊下中響き渡る子どもの泣き声に冷や汗の2時間でドッと疲れました。

待合でライン交換をしている子ども1人連れのお母さんを横目に、私はとにかく必死に、問診→計測→診察の部屋を連れて回り、眠くて泣きじゃくる子どもをベビーカーに詰め込んで、すぐに帰宅。交流する余裕も時間も全くありませんでした。

(2)3時間あやしつづけて終わったママ&ベビーの会
同じ時期に出産をした友人らとママ&ベビーの会を開きました。しかしこのころ我が子は絶賛人見知り期。特に大人が怖いようで、誰が近づいてもギャン泣き。結局、3時間ずっと私はどちらかを抱っこしつづけ、美味しいごはんが出て楽しい会話だったはずの会なのに、全く記憶がなくへとへとになりました。

(3)オンラインにすることすらできずずっとミュート参加の交流会
久々に話そうよ!ということになりzoomでおしゃべり会を開催。しかし双子は同時もしくは交代で泣き続け、定刻になってオンラインにしようにもスマホすら握れない。やっとの思いでオンラインにするも、すぐにまた泣き始め余りに賑やかで人の声が聞こえないほどのためミュートに。発言したくても賑やか過ぎて自分の声も聞こえず、結局ずっとミュート参加。 


2.たったこれだけ!私のママ友たちとの交流
(1)市区町村主催の双子ファミリー交流会
市区町村主催の双子ファミリー交流会は、コロナのため2020年末~2022年なかごろまでのあいだに2回しか開催されず、私は1回、しかも産後5ヶ月でようやく参加できました。

この時知り合った方のうち数名とは今も交流があります。できれば産前に参加して地域のリソースなど聞いた上で産後の生活に入りたかったなと思います。

(2)安静指示にもかかわず大きなお腹抱えて走ってママ友ゲット
産前に双子ファミリーと交流する機会がなく、さすがにまずいと思っていたころ、近所のスーパーで2歳くらいの双子を連れたお母さんを見かけました。

とっさに私は走り、追いかけ、その方に話しかけました。親切かつ温かな心を持った方で、産後直後で世話の仕方が全く分からない頃にたくさん教えてもらったし、今も相談したりお古をもらったりと大変お世話になっています。

この頃早産リスクで自宅安静指示だったので、歩行は最低限、走るなんてもってのほかという状況でしたが、背に腹は代えられずつい走ってしまいました。

(3)市区町村の双子ママ主催の交流会
地域の双子ママさんが任意で立ち上げた団体のイベントに生後4ヶ月の時に参加しました。1歳、2歳のお兄さん、お姉さんが元気に走りまわる様子を見て我が子も楽しそうにしていました。

ただ、こちらもコロナの影響や主催される方々のご予定のため開催が不定期な状況です。


3.双子ママととりまく人へのメッセージ
(1)人と関わりたい、外に出たいよという双子ママへ

どうぞ、どんどん機会を見つけて外に出たい!と思ってください。

毎日の子どもの世話、遊び、家事で体力・気力が低下しているかもしれません。でもまずは交流したい、情報を得たい、楽しみたいという気持ちを持つことが大切です。

双子ママが、外と交流するためには、何より大人の人手が必須です。家族、友人、ファミリーサポート、産後支援、どれに頼るもありですが、

「これは必ず参加したい!」ものには確実に参加できるよう事前に調整しましょう。

とても楽しみにしていたのに結局出られないことほど悲しくつらいことはありませんから。

(2)双子ママを取り巻く人々へ

双子ママを勝手に代表して、お願いです。

双子ママや家族が「こうしたい!」「こうしてほしい!」ということがあればぜひ手を貸していただきたいです。そして「何か助けられることありませんか?」「いつでも声かけてくださいね」というメッセージを出し続けてもらえると、いざという時に頼りやすくてとても助かるでしょう。


~最後にお知らせです~

双子プレママ・ママの孤独や情報がないことによる心細さは私も強く味わってきました。少しでも安心して出産が迎えられるよう、マタニティ向けヨガ・セルフケアのレッスンを開催しています(当面オンライン)。

・体を動かしたい
・同じような境遇の方と関わってみたい

そんな方はぜひ参加下さい。お申し込みはこちらから。

今後は、安心して出産を迎え、産後も心身健康で過ごせるようなワークを加えた、ヨガによるケア&ワークのセッション(計4回程度)も開催予定ですのでお楽しみにしていてください!


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