若手が育ちにくい
若手が育ちにくいな…って思っていました。
それがダメだとか言っているわけではありません。
若手の教員はそこに気づいていないといけないなと感じます。
そもそもどのようにして成長していくのかってことを考えたいのですが、
「育つ」というのは何が育つのか…
簡単に3つあると思っていて
①スキル…知識
②クオリティ…実
③マインド…土台
解釈いろいろありますが、このようなイメージです。
この3つが伸びることが「育つ」ということだと思っています。
生徒指導でいえば
①スキル…話し方や間の取り方
②クオリティ…話す内容
③マインド…どんな想いで生徒と向き合うか
校務でいえば
①スキル…処理スピードの速さ、処理の仕方を覚える早さ
②クオリティ…処理の方法の適切さ
③マインド…その仕事の自己動機づけの強さ
みたいな感じですかね。
①スキルと②クオリティは定義が難しいですね。方法論と実際のパフォーマンスにわかて考えるみたいなイメージを持ってます。
これは結構、独自の解釈が入っているのと「スキル・クオリティ・マインド」という言葉選びもベストではないと思っています。
ぜひ、みなさん良い言葉やこんな解釈どうですか?とか間違ってね?とかあれば教えてください。
これ3要素を伸ばすにはどうすればよいかというと
①内側のリソース
②外側のリソース
このふたつに頼ることになります。
これは学校内外に頼れる人やシステムがあるのか、ということです。
①は一時期はやった「ガチャ」にもなるかもしれませんが、このようになりたい、ここを目指したい、と思える先輩がいるかどうかですね。
「いる」と心の中で思えている方は幸運な方です。ぜひ頑張ってください。ただそのような人や研修システムが学校内だけではだめです。学校内の視点なんて狭く、他の学校や他の企業からしたら常識でないことなんていくらでもありますから。そこで②が大切になってきます。ただこの②も難しい。
職場の先輩に聞いてみてください。「学外にあなたを成長させる人やシステムがありますか?」と。
ここまでストレートに聞くのは難しいですが、きっと納得いく回答は得られないことが多いでしょう。
そして、ここが本題。なぜ若手が育ちにくいか。
まずは学校内外のリソースが足りていないこと。そしてもう一つ大きな問題が、リソースが足りていないことに気づいていないこと。これです。
足りていないと自覚していれば、求めるはずです。
ただ、そこに気づかないまま数年たったらどうなるでしょうか?麻痺します。自分から内側の人たちに発信したり、フィードバッグを求めなくなります。自分から外に情報を取りにいかなくなります。嘘だと思いますが、そうなんです。そして、自分のやれることが少なくなっていって悩みます。でもその悩みからは逃れられません。本人は原因に気づいていないからです。もしくは気づいていないふりをするからです。
普通の企業であれば新人は研修を受けたり営業であればロープレをしたりします。組織外にメンターを探したり、セミナーに出たり、詳しい人に話を聞きに行ったりします。学校の先生も同じように自然とやればいいのです。
まあ、正直忙しかったりここに余裕がなくてできないんですけどね…。
だからこそ環境のデメリットを自覚して、前向きにチャレンジする必要があります。ぜひ、外の世界へ開いた気持ちで向き合ってほしいです。
これから書いていくnoteが悩める若手教員のもとへ少しでも響けば幸いです。
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