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【詩】 スパイス




何事にもスパイスを




振りかけていたあの頃。




華やかな香りを求めたのか。




刺激的な味を求めたのか。




味覚が馬鹿になっても




それに依存した。




いつしかスパイスに飽きて




振りかけるのを止めてみたら




とてもやさしい味になった。




本当はやさしい味が




好きだった事に気づく。




やさしさを求めながらも




刺激を求めてしまうのが




人であるのかもしれない。




本当にスパイスは必要か。




適量だったのか。




仕事も恋愛も




人生においても。





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