人事制度づくりで大切なこと(その12:最終回)
最終回にお伝えしたいのは、ずばり、「完璧を求めない」ということです。
弊社でもいろいろな会社の人事制度を見てきましたが、「これは完璧!」という制度を見たことは一度もありません。
完璧がないからこそ、常によりよい制度を模索し続けるということが大切なのだと思います。
人事制度づくりで大切なこと、その12は「完璧を求めず、常によりよい制度を模索し続ける」です。
さて、最終回にあたり、全体を振り返ってみたいと思います。
1 経営理念・事業戦略に基づいて人事の基本的な考え方を決定する
2 社員制度、報酬制度、評価制度の整合性を取る
3 人事制度の中核に人材育成を据える
4 多岐にわたる人材マネジメント機能を整合性を持って整える
5 管理職の人材マネジメント能力を高める
6 自社らしい人事制度をとことん追求する
7 制度を下支えするよい職場風土をつくる
8 プロセスをしっかりと設計しておく
9 適時適切に制度のメンテナンスを行なう
10 個別・集団の両面でのコミュニケーションをしっかりと行なう
11 組織設計との連携をしっかりと取る
12 完璧を求めず、常によりよい制度を模索し続ける
いかがでしたでしょうか?
皆さんの会社の人事制度を考える上で、少しでも参考になれば嬉しく思います。
さて、本稿執筆時点(2020年8月)は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために各社がリモートワークに大きく舵を切るなど、企業活動や働き方が大きく変わる節目の真っ最中にあります。
このような時こそ、人事制度の見直しが必要となります。
たとえば、「リモートワークの中でどのように評価を行うか」など、喫緊の課題となっているのではないでしょうか?
弊社では、人事制度に関するコンサルティングを随時受け付けております。
初回、3〜4時間のコンサルティングは無料でご提供しております。もちろん、オンラインでの相談も可能です。
ご興味をお持ちの人事責任者様・人事担当者様、どうぞお声かけください。
株式会社F&Lアソシエイツ
代表取締役 大竹哲郎
https://www.fl-a.co.jp/
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