見出し画像

エジプト編:家族5人で3週間で世界一周


前回までの経緯

家族5人で3週間世界一周の3ヶ国目はエジプト。インドのデリーで早速カルチャーショックを受け、UAE(ドバイ)で長男が鼻をやられ、エジプトではどんなトラブルがあるのやら。エジプトを選んだ理由は子供らにわかりやすく「ピラミッド」、以上!

行く前に困ったこと、悩んだこと

現金はいくら必要なのか

空港のATMで1000エジプトポンドを下ろした

実際のスケジュール

初日
1830 空港に到着
 入国にビザが必要であることを知り、焦った
1930 Uberでホテルへ移動
2000 ホテル着
2030 ホテルのラウンジ後に外で買い物(スナック購入)

2日目
700 ラウンジで朝食(無料)
830 ホテル発(Uberでピラミッドへ移動)
900 ピラミッド到着
1030 Uberでホテル着
 ラウンジで一休み
1230 Uberでランチ探しに出発
1330 ランチ
1400 エジプト考古学博物館
1550 Uberで出発
1640 市場(ハーンハリーリ)に到着し、買い物
1700 Uberで市場を出発
1740 ナイル川クルーズ
1945 クルーズ終了
2015 Uberでホテル到着

最終日
725 Uberを予約し、ホテル発
800 空港着

ナイル川クルーズ

実際のトラブルと誤算

ビザが必要だった

入国審査で「ビザは?」と聞かれ、焦った。インドとアメリカは事前に準備済みだったのだが、エジプトはノーマークだった(下調べが足りなかった)。ただ、審査手前の受付のようなところでパスポートを見せれば、すぐにシールのようなビザを買うことができて、時間もほとんど使わなかった(クレカ対応)。
※入国審査に並ぶ前にまず上記の受付のようなところに結構な人が並んでいて、「何だろ?」とは思っていたが、ビザの列だったのか…

欠航で到着が遅れ、晩御飯難民みたいになった

ドバイからの便が1便欠航し、その分エジプト到着が遅れたため、ホテル到着が20時着になった。ホテルの無料ラウンジでの軽食が20時までで、ホテル周辺でもまともなテイクアウトが見つからず、その日の夜はお菓子などで済ますしかなかった(ホテル周辺を歩いたが、良い店を見つけられなかった)。

ラマダンでランチ休業ばっかり

「カイロではコシャリを食べたい」と思っていたが、ラマダン時期でもあり、3店舗連続で休業。結果、街中では食べることができなかった。ただ、出発前の空港では食べることができたので、目標はギリギリセーフで達成できた。

市場への移動で大渋滞(20分しか買い物できず)

夕方(16時ごろ)に博物館を出発したが、大渋滞だらけ。それまではあまり渋滞を感じていなかったので、インドと並ぶ、発展途上国の交通事情を感じた。

【市場への移動中の出来事】
市場への移動の際に、ある意味、この旅は一番の思い出?ができた。
インドの渋滞は車の数が多いことが原因(3車線に6台並列で走っている的な)だったが、エジプトは路駐が主な原因(5車線が路駐で2車線になっている的な)。そんな中、Uberの運転手は最短距離で市場を目指すわけだが、ある小道に入った際、ギリギリ2車線のところで対向車線が目の前で路駐をし、その後ろを走っていた車が路駐した車を追い抜いたため、片方の車線(対向車線)だけが動き、こちらは全く身動きが取れない状態となった。この状態となってから15-20分ぐらい動けなくなるのだが、その間の出来事がカオス過ぎで、忘れられない。同時並行でたくさんのことが起こったので、箇条書きでまとめておく。

・なんとかこちらの車が動けるようにと周りの店が色々と協力してくれた(店の売り物を店舗内に引いて、スペース作ってくれたり)
・バイクだけは間を抜けることができたのだが、横に止まったバイクの後ろに乗っていた子供が吐いた。その子に水やティッシュを与えたりしていた。
・Uberの運転手が車を離れ、対向車線の後方(これからこちらに向かう車)に声をかけに行き、「しばらく止まってくれ(こちらも行かせてくれ)」を言いに行った。ただ、いざ運転手が戻ってきても誰も止まらず、「あいつらバカだから」と運転手は言い続けていたw
・路駐した(原因を作った)運転手と誰か(ほかの車か、近くの店の人)が喧嘩となり、殴り合いが始まった。一斉に数人と止めに入った。
・最終的には路駐した車が動いたことでこちらも動けるようになった

ナイル川クルーズへは遅刻したが、乗れた(全然余裕だった)

行きの大渋滞で帰りが怖くなった(Uberが捕まらないのでは?)ので、Uberの運転手にその場で待っててもらった。これは結果的に正解だった気がしている。
クルーズの予約が1730だったのだが、到着が10分遅れになり、「出航したか?」と焦った。ただなんとか(実態としては出航するまで30分以上あった)間に合ったようで、問題なく乗れた。

空港でのコシャリ

まとめ

結局、現金はいくらかかったのか

近くの売店(コンビニ的なところ)と市場以外では使わず、余った。最終的にはクルーズでの精算で全部使った。ただ、地元のご飯屋に行ったらもっと使う機会はあったかもしれない

ホテル「Cairo Marriott Hotel & Omar Khayyam Casino」はよかった

あとで冷静になって調べると1泊6万円ぐらいだったので、良いのは当たり前なのだが、日本人的な感覚ではホテルオークラや帝国ホテルなど、歴史のある高級ホテルに泊まっているような感じだった。
ホテルの敷地内に入るところとエントランスにセキュリティがあり、ホテルの内装は高級感があり、思わず写真を撮りたくなるようなところがいっぱいだった。プールが改装中で使えなかったのは残念だが、無料でラウンジが使え、朝食やソフトドリンクが飲み放題で「ホテルに帰ったらまずはラウンジ」が我が家の定番となった。

カイロの高速道路は快適

道路が綺麗に舗装されていて、道も綺麗。ただ路駐が多く、車線が半分以下になってる道もあり、そのせいで渋滞が発生している。とはいえ、インドよりは全然マシ。何かあればみんなで解決する姿は日本には意外とないものだと感じた。

観光強い

ピラミッドとツタンカーメンなどのわかりやすい観光があり、空港からカイロへのアクセスも悪くないのと物価も安いので、良い。考古学博物館には遺跡から発掘されたものが捨てるぐらいあり、無造作に置かれていた。個人的にはピラミッドよりツタンカーメンの黄金の輝きが忘れられない。

ナイル川クルーズは微妙

世界一の川であるナイル川でのクルーズ体験は良い経験であったが、それ以外の食事やコンテンツ(伝統的なダンス)は大したことなかった。ラマダンでランチの選択肢がほとんどなかったので、エジプト伝統料理などのディナーに行った方が良かったなと今では思う。

アラビア文字わからん

行きの車の中から見た看板がほとんど英語ではなく、アラビア文字だったので、「英語がそこまで浸透してないんだ」と思っていた。主要なところは英語も通じるので実害はほとんどなかったのだが、Uber利用時の車のナンバープレートだけはわからん(笑)

その他

  • 朝からのフル観光は子供が辛いところもあるので、ピラミッドから一度ホテルに戻ったりしてのバランスの取り方はだいぶ慣れてきた

次はイタリアへ向かいます。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?