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筋肉の表と裏!

こんにちは!k-fitスタッフの柿平です。

皆さんは拮抗筋(きっこうきん)という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?

拮抗筋とは、ある筋肉が主動筋となるとき、反対の動きをするペアになる筋肉のことです。

例えば、筋トレでアームカールをして上腕二頭筋を鍛える場合、メインとなる上腕二頭筋が「主動筋」と呼ばれ、その対となるヒジを伸ばす役割を持つ上腕三頭筋が「拮抗筋」となります。

この拮抗筋を意識してトレーニングメニューを組めば、より効果的に筋肉へ刺激を与えることができるようになります!

今日は、筋トレをするときに覚えておくと効果が上がる「拮抗筋」についてです!

例えば、ボールを蹴る動作を思い浮かべてください…。

ボールを蹴ろうとするとき、足を後ろに蹴り上げます。このとき大腿四頭筋が伸びる一方で、ハムストリングスは収縮し、膝を曲げます。つまりハムストリングスは主動筋であり、大腿四頭筋は拮抗筋です。ボールに足が接触したら、大腿四頭筋が収縮します。一方で、ハムストリングは伸び、膝が伸びてボールを蹴り出します。このとき、大腿四頭筋が主動筋になり、ハムストリングが拮抗筋になります。

☆主な拮抗筋ペア一覧☆

大胸筋 ⇔広背筋

大腿四頭筋⇔ ハムストリングス

脊柱起立筋⇔ 腹直筋

上腕二頭筋 ⇔上腕三頭筋

大殿筋 ⇔小殿筋

大腿二頭筋⇔ 半腱様筋、半膜様筋

主動筋か拮抗筋かというのはメインに鍛える部位をどこにするかによって、変わります。主動筋と拮抗筋はその都度入れ替わるものだと理解しておきましょう!

この仕組みを理解して、両方を鍛えるように考えることで、トレーニングをより効果的に行うことができます。ストレッチで筋肉を伸ばす時にも活用することができますよ☆

さっそく明日から拮抗筋を活用して、トレーニングやストレッチしてみてくださいね~

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