「なぜ実現していないのか」を考えなければ喉が枯れるだけ
2023年2月21日(火)朝の6:00になりました。
フルマラソンから2日が経過しました。意外とふつうに歩けます。
どうも、高倉大希です。
川まで行くのがめんどくさいから、村に井戸ができました。
井戸の水を汲み上げるのがしんどいから、水道設備が整いました。
人の中にある負の感情が、ものごとを前に進めます。
そんな負の感情には、大きくふたつの出口があります。
ひとつが「文句」で、もうひとつが「提案」です。
それぞれにはそれぞれの役割があります。
「文句」の役割は、提案者を生み出すことです。
あまりにもたくさんの人が、不満を感じている。
一部の人ではあるが、強く不満を感じている。
これは自分がなんとかしなければならない。
こうしてこの世に提案者が生まれます。
そして、言うまでもなくそんな「提案」がものごとを動かします。
井戸も水道も「提案」があったからこそ生まれました。
「消費税を上げるのはおかしいだろ!」
「この会社はブラック企業だ!」
「ツーブロックが禁止である意味がわからない!」
「文句」と「提案」の違いは、「なぜ実現していないのか」を考えているかどうかです。
なぜ、政府は消費税を上げようとしているのだろう。
なぜ、労働環境は改善されないのだろう。
なぜ、ツーブロックが禁止なのだろう。
実現していないということは、実現していない理由があるはずです。
すべての理由が、必ずしもロジカルだとは限りません。
目先の利益に飛びついてしまっていたり、属人化した仕組みに依存してしまっていたり、変更を検討するほど優先度が高くないと判断されてしまっていたり。
このような原因にアプローチできると、「文句」は「提案」に変わります。
前述のとおり、「文句」には「文句」の役割があります。
しかし、そのような「文句」が直接的に何かを動かすことはありません。
「なぜ実現していないのか」を考えなければ、あなたの喉が枯れるだけです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。