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頭のよい人は同じことをくり返す
2023年5月22日(月)朝の6:00になりました。
庭には二羽ニワトリがいるが、二羽には庭がにわかに広すぎるな。
どうも、高倉大希です。
テストで点をとるためには、反復することが必要です。
学校の定期テストも、大学受験も、運転免許試験も。
いちど問題を解いただけでは、点数には繋がりません。
なぜなら、人間の脳がそのようにできているからです。
人の名前も、住所も、電話番号も。
くり返しつかうからこそ、記憶に定着するのです。
「ミカン」という文字情報に触れた時、皆さんの脳は「過去に持ったことがあるミカンの重さ、質感、温度、手触り、筋や腱のテンションなど記憶が保存されたニューロンのネットワークを瞬時に検出し、それらを材料に前頭前野における運動イメージが想起された」と考えられます。
だから、スマホネイティブ世代に電話番号を尋ねても、答えは返ってきません。
AIアシスタントに話しかけるだけで、簡単に電話をかけることができるからです。
彼らの記憶力が衰えているとか、覚えていないだなんて非常識だとか、そんな話ではありません。
反復されないものは、記憶に残らない。
脳をもつ生物として、極めて自然なことなのです。
そう、私たち中卒は何も最初からやる気がないわけじゃない。誰でも真面目に勉強しようと思ったことがあるはずなのだ。しかし、その出鼻を挫かれやる気を失ってきたのだ。── そして、勉強を諦めたのだ。大人に不信感を持ったのだ。
いわゆる「頭のよい人」は、この反復を無意識に実行しています。
ただくり返しているというわけではありません。
「頭のよい人」は、ものごとの共通点をみつけることが上手なのです。
同じだと思えるものがたくさんある分、自ずと反復される確率も上がります。
「この問題の考え方は、さっきの問題と同じだな」
こんなことを考えながら、目の前の問題を解いています。
要するに、ひとつの問題を解きながら、手前で解いた問題の復習も、同時に行っているのです。
学びの基本は、そうした間を「またぐ」ことにあります。そこから、知るべきことや教養が生まれるんです。例えば、政治と音楽です。まったく関係がなさそうに思えますが、またぐことで見えてくるものがあります。
わかりやすいのでテストを例に話を進めましたが、これと同じことが、目の前で起こるあらゆるできごとに当てはまります。
国語で学んだことと、数学で学んだこと。
学校での発見と、会社での発見。
本に書かれていたことと、実際に体験したこと。
抽象化していくと、すべてはひとつの世界に繋がります。
重なりがわかれば、意識せずとも反復されます。
反復されれば、脳に定着する知識が増えます。
知識が増えれば、さらなる重なりを発見しやすくなります。
さらなる重なりがわかれば、意識せずとも反復されます。
反復されれば、脳に定着する知識が増えます。
知識が増えれば、さらなる重なりを発見しやすくなります。
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— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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