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身銭を切る


2023年7月10日(月)朝の6:00になりました。

キンキンに冷えてやがるっ!あ、ありがてえっ!

どうも、高倉大希です。




人生ではじめて、競馬にお金を賭けてみました。

結果としては、3000円が8000円になりました。


これまで、スポーツ観戦にハマった経験はありません。

なぜなら、知らない人がプレイしているからです。


知らない人がプレイしているスポーツを、応援することができなかったのです。

だからこそ、熱狂的なファンをすこしうらやましく思っていました。


遊び場がほんとうにおもしろくなるのは、そこに「共犯関係」ができたときなんです。損した得したの「契約関係」からは、遊びが育たないんですよ。

糸井重里、古賀史健(2018)「古賀史健がまとめた糸井重里のこと」ほぼ日


競馬をやってみて、はじめて気がついたことがありました。

それは「身銭を切ることで自分ごとになる」ということです。


数百円であれ、お金を賭けていることで、その馬が自分ごとになります。

予想どおりのレース展開になってくれと、必死になって祈るのです。


見ず知らずの馬です。

会ったことも、触ったこともありません。


捨てられていたところを拾ったわけでも、育てたわけでもありません。

今日はじめて名前を聞いた、見ず知らずの馬にすべての期待を賭けるのです。


ムダな頑張りを褒めると、間違った方向に人は進みます。「これさえやっとけばいい」という発想になります。「評価」という仕組みは、それうらい慎重に扱うべきものです。

安藤広大(2023)「とにかく仕組み化」ダイヤモンド社


当然、当たることもあれば外れることもあります。

それらはすべて、予想した自分の責任です。


きっと、これがおもしろいのだろうなと思います。

自分が能動的に参加する、余白がのこっているのです。


そう考えると、ゲームもきっと同じです。

自分のコントロール次第で、いかようにも展開を変えることができます。


社会的知性はひと言で言うと、他者の思考を読み、他者の信頼を得て、他者を動かす能力です。

安達裕哉(2023)「頭のいい人が話す前に考えていること」ダイヤモンド社



自分の肉体をもってして、そこに参加してみたい。

そのためには、見ているだけではいけません。

身銭を切って、自分ごとにする必要があります。


おそらくなんでもおなじです。

自分のものになるからこそ、感動が生まれます。


そのためには、身銭を切らねばなりません。

ノーリスクで感動を得られるほど、この世は甘くないのです。


実は、情報はたくさん出した人のところにドッと集まってくるんだ、という法則があるのです。もらってばかりいる人は、いつまでたっても「少しもらう」ことを続けることになります。おすそわけをたくさんしている人や企業には、「これも、

糸井重里(2014)「インターネット的」PHP研究所


身銭を切って、自分ごとにする。

すべてはここからスタートです。






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