見出し画像

PDCAサイクルのデメリットを検討!

こんにちは、予算管理に特化した税理士&コンサルタントのT.Hiroです。

前回記事で事業再構築補助金やものづくり補助金の情報や、PDCA、OODAループなどの情報についてお伝えしましたが、PDCAサイクルのデメリットについてお伝えしたいと思います!

(前回記事もご参照ください!)



1.PDCAサイクルのデメリットとは?

前回記事にて、主にPDCAサイクルのメリットについてご説明してきましたが、

PDCAサイクルも決して万能のツールというわけではありません!

今回はPDCAサイクルのデメリットについて確認していきたいと思います!


画像1


2.PDCAの問題点①:過去のプランがベースになる

PDCAは何度もサイクルを回していくことが一般的です。

最初に立てたプランに基づいて行動して効果を検証し、それを基にまた新たなプランを立てるといった具合です!


そのため、このように新しいプランの発想の原点は、あくまで過去のプランになります。


そうなると過去のプランの質によっては、精度の高いプランにたどり着くまで、かなりのPDCAをこなす必要があり、結果が伴うまで時間がかかるというケースもあります・・・。


そのため時には過去のプランにだけ固執するのではなく、様々な視点を取り入れる柔軟な姿勢が求められるのです!



3.PDCAの問題点②:設定が曖昧になりがち

PDCAにおける各設定が曖昧になってしまうことが多いことも問題です!

目標を達成するために何をするのかを明確にするはずが、目標自体が曖昧になってしまう、

タスク設定も具体的なアクションまで落とし込めていない、といったことはよく起こります。


PDCAを意味あるものにするためにも、各設定を明確にする必要があります!


4.PDCAの問題点③:PDCAを回すこと自体が目的になってしまう

これはある意味で、PDCAサイクルを導入した際の最も顕著な、かつ問題のあるデメリットではないでしょうか?


PDCAは本来目標を達成するための手段です。


しかしPDCAを回すこと自体が目的と化してしまうケースも散見されます。
PDCAを回すことに終始してしまい、

その過程から何も学び取らなければ本末転倒です。

特に大きな企業程、組織全体でPDCAサイクルを回すこと自体を目的化してしまい、本質的な目的や目標を見失ってしまうケースがよくあります!


そのため目標達成に至るまでの計画遂行や、計画の改善に繋げるという本来の目的をしっかりと踏まえた上で取り組むことが大切なのです!


最後までお読みいただきありがとうございました!

次回はPDCAサイクルをよりよくするためのポイントなどをお伝えしたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?