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衝動性だねって言われたけど、違う(発達症、アダルトチルドレン)

どんな人でも100%の理解は難しい。
長い間自分を責め続け隠していたあの時代。
発達障害という言葉は、当事者の病そのものであり、守ってくれる名称でもある。
やっと苦しんでいた自分を受け入れ
やっと、人の温かさにふれ
やっと溶け始めた氷をゆっくりと眺める事ができた今日この頃。

私の膿だらけの心が発達障害というかさぶたになり、落ち着きました。
今は神経発達症というそうです。
それを人に話して理解してもらったと思いました。
が、私との会話の中で
「それは衝動性だね。
発達障害なんてグレーゾーンも含めいっぱいいる。」
と言われました。私が子供達を連れて急に関東へ行った事を話したときです。
相手を思いやった共感的な言い方にも聞こえまますが、
わたしの中でがっかりしました。

相手は、私の習い事の師匠ですが、
”あの人は○○の病気でこんな人だ”
など人の特徴をよく話されます。
わたしの事も発達障害だと他の人に吹聴してまわっているのだろうか。
と不信感がまた高まりました。

この方はわたしだけではなくクライアントでもある様々な受講者を一人で請け負っているセラピストのような立場もあるのです。
ですが、個人の秘密を守れないだけではなくて、個人の特徴を文字通りに解釈しそれを見せつけるのはよくない事です。
しかし、言い訳するのも面倒になり泣き寝入りしています。
理解のある師匠とはいえ、完全な理解は難しいですね。

尚、クライアントとの会話はさらに注意しないといけないってことですね。
いい学びになりました。

この発達障害という看板を文字通り私に見せつけられた感じがしました。
言うんじゃなかったという思いで後悔しました。

しかしながら、発達障害という看板を掲げてやっと活動ができ、
わたしの売りの一つになっているから、
仕方がないということ。
そのおかげで、様々な支援を得られ、自分や家族を支える事ができたというのに。

新しい心療内科の先生は、
「あなたは薬も飲んでないし家族を支えて、キーパーソンがいない」
だから、障害者年金は無理だといわれた。
がっかりした半面、わたしは家族を一人で支えて来たのかと
褒められた気分になって嬉しかった。

これからは、芸風をかえようかな。
もう私にはこの芸風はいらないのじゃないだろうか。

わたしは、虐待型の発達障害。
傷が癒えるとき、変な特徴も消えるんじゃないかと…。

~衝動性だと言われた内容の日記~

前のミニバンは、マイカーが壊れて仕方なしに手放しました。
その後数か月間、車なしなので自転車での移動になりました。
幸い自転車は電動付きです。
長崎県は坂道ばかりなもので。

乗り心地は最高でした。
脳的にもいい刺激でした。
自転車ってこんなに気持ちがいいんだね。
自転車を勧めてくれた夫に感謝。
車が停車しても
自転車だったら、歩道にも車道にもひょいっと移って走ります。
しかし、車やバイクの運転より
遥かに危ないね。ヒヤリハットが後を絶ちません。
自分の特徴柄、せっかちだったり、坂道をノンブレーキで下る快感は辞められそうにもなかったです。
これは発達障害っぽい特性だと、認めます。

このままでは、命はいくつあっても足りないので、
やはり車を持つ事にしました。
わたしは、欲しかった中古車をヤフオクで購入することにしました。
ヤフオクで中古車を購入する経験がしたかったので、
ずーっと、オークションをにらめっこしていました。

あれこれ悩んで、
時間泥棒もいい加減にしろと、
どこでもいいや、直感で自分の誕生日の数字を見つけました。
それは、お気に入りの数字でした。
私はこの車を落とす事に決めました。
内容は見てません。
直感した時、宇宙とのつながりを感じてポジティブなメッセージが
降りてくる感じがします。
その望みをかなえようとすると、脳の真ん中が重くて体の芯が熱くなってきます。汗が沢山出て、
その状態で、競りました。(;^ω^)
締め切り10分前でした。ライバル達が数字をどんどん上げて行きます。
わたしも負けじと数字を上げていきました。
もう締め切りの時間です。
これが最後だ!!とグワーッと出たアドレナリンがエンターボタンをポンと押しました。
「おめでとうございます」の画面。
これは、一般的に衝動性と言われても仕方ないですね。
ですが、衝動性ではないんです。
特徴的な脳的快感を得る喜びに浸りながらですが、
自分の直感に従っただけなんです。

よく見ると、販売者は驚いたことに東京で引き取り先は千葉県でした。
私は九州の端っこの田舎者なので、取りに行くだけで時間もお金も労力もかかります。この無謀な取引を進めるか
ずっと悩みました。
一応話を進めるためメールで返事をしましたが、無理な場合はキャンセルするつもりでした。
出発まで10日間悩み続けたんです。

自分一人だったら、この取引は辞めたろうと思います。
不登校の娘達に東京まで車とりに行けるけどどうするか聞くと、
東京に行きたいと言うのでこの無謀な取引を実行する事にしたんです。

家に閉じこもっている二人を外に出すチャンスですから、
この機会をふいにする理由はありませんでした。
夫や高齢の両親から、都会の道は危ないからやめとけと引き止められましたが、わたしは自分の直観を信じて長崎から千葉まで娘二人を連れて、
車を取りに行った訳です。
取引や運転を無事に終えて帰って来る!!と自分で決めて行動しました。

もちろん東京の都市高速道路は危険そうだし避けようと思ってましたが、
カーナビがなかなか許してくれなかったので、仕方なく都市高速を通りました。慣れない運転がとても危険だと強迫性神経症である私を恐怖に陥れようと感じていました。でもそれは過去の私です。
日が暮れた街の明かりは、私達を歓迎してくれました。
夜の都市高速はまるで遊園地でした。高層ビルやブリッジなどのきれいなイルミネーションがいつまでも展開しているのです。
子供達も大喜びでした。

行きは飛行機、帰りはドライブの旅は一週間かかりました。
途中、子供達が行きたい場所
渋谷、京都、奈良、広島、山口でちょっとずつですが観光もできました。

引きこもっていた長女なので、成田空港に着いた時、人を見るのも億劫なようでした。人の群れにしり込みしてましたが、徐々に慣れてきて、帰宅した時は別人のように堂々とした人になってました。

これは、衝動性だねと言われても仕方がないですけど、
一般に言われる衝動性とは違います。
それが言いたかったのです。
(;^ω^)

おまけ

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7字

「お前はだめだ」と毎日繰り返し言われ続けた子供時代。人が怖くて学校や友達が怖かった。痛めつけられた脳は、人の話が理解できなくなり、文章も読…

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