政治家は任期中は禁酒とすべき

政治家の待遇についても色々と紛糾しています。片や「税金から高い給料を取っている」という声もあれば「給料が安いとまともな人材がなろうとしない」という声もあります。

そもそも本当に政治家に必要な資質が何なのかも考えなければなりません。政治に必要なのは人間関係ではなく、一人でも多くの人間少しでも長い期間のことを考える冷静な思考です。その思考の実現のために協力を得る人間関係が必要なのは言うまでもないことですが、大前提として理論があってのことです。

理論より先に集票に走りどうすれば社会を良くできるかなど後に来ること、そんなのは「選挙」というシステムに引っ付き甘い汁を吸うだけの寄生虫に等しい存在です。

この「甘い汁を吸う」ことの一環には、様々な席に呼ばれて接待を受けるというのもあるでしょう。そういった席には酒は付き物です。接待を受けて酒の席で遊んでいたいだけの人間など、政治の場には論外です。政治家には飲酒運転根絶以上の禁酒を義務付けることで、理論のない接待にばかり気を取られる人間が自ら政治から離れる流れを作り上げることに繋がるでしょう。冷静に理論で世の中の必要を考えるべき場である以上、禁酒は当然の措置だと思います。

議員になったら在任期間中は一切禁酒とし、一日一回ないし数回呼気検査等でアルコール摂取を確認する。アルコール検知器で常に飲まないように警報を出せるようにする。もし飲んでいた場合即時免職とし、向こう数年間は国政地方問わずあらゆる選挙に立候補できなくなる。そのくらいの法整備を望みます。

勿論、いくら理論が最優先であっても、協力関係構築のための人間関係は不可避です。ですがその人間関係のためのコミュニケーションに対し、必ずしも酒が必要でしょうか。酒が無ければコミュニケーションができないなど、アルコール依存症ではないでしょうか。

国会議員の場合有事対応も求められます。災害でも戦争でもいつ有事となるかわからないのに、国会議員が酒など飲む瞬間があっていいのかも疑問が残ります。

厳しい内容だとは思いますが、そもそも政治というものはそれだけの責任が要求されるものだと思います。厳しいのが当然の場であるということを念頭に、政治家には政治に臨んでもらいたいと思います。

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