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解繊有機物の表面施用による反応
植物整理学では、光合成で生成されたブドウ糖(グルコース)が植物体内で代謝されて、生体構成物質と養分を生成していくとされている。
そこでの根の機能は、光合成に必要な水と無機要素を土から吸収し、植物体を土に安定させるもである。
植物の組織培養では養分を直接、組織体に吸収させている。これは、根でも同じことが起きて養分が吸収されているはずである。
植繊機で竹を地表面に敷くことは
細菌、糸状菌、放線菌、担子菌が同時に分解
植繊機により解繊された竹繊維を拡大すると、維管束を構成する柔細胞、導管部、篩管部の破砕部が識別できる。さらに、これらの解繊物を3日間大気中に置くと各部とも微生物と思しき物が認められる。微生物の種類は特定できないが、まゆ状の形からして乳酸菌に似ている。
これが竹生肥料を地表面に散布したときに起こる状態である。
植繊機で加圧、混練、昇温、共磨、爆砕
植繊機に投入された木質有機物は、一軸可変リードスクリューを通り、ここで加圧、混練、昇圧されて温度が上がる。
この時の内部圧力は約10気圧、温度は約75~80度に上がり、リグニンが軟化する。
スクリュー先端部は共磨機構があり、強固なリグニン包埋構造組織が磨り潰され、破壊される。
高圧、高温下で一部分融着状態になったものが、シャーナイフ回転効果で減圧するタイミングに合わせて先端のトッププレートの小孔か
アルバート・ハワードから学び生まれた植繊機!
アルバート・ハワードは、人間の健康はすべて食べ物によること、農作物を健康に生長させるための地力の本質は、有機物を微生物の力を借りて土壌に還元し、肥沃性を上げること、農作物の養分吸収には菌根共生が必要であること、化学肥料の多用で有機物が還元されないと悪い結果をもたらすと述べている。
日本を含む東南アジアで農地の肥沃性を持続させてきた有機物還元システムを高く評価している。
地力の本性と土壌の肥沃性
有機物被覆で自然エネルギーの吸収を促す
バイケミ農法の自然エネルギーの「五気」は以下のとおりである。
大気 太陽の光と熱(温度)で、植物の生長に必須。無限に存在する。
空気 窒素、酸素で生命力と健康の根源。地上10㎞まで存在する。
精気 気体性鉱物イオンで、海洋性エネルギー(マグネシウム、ナトリウム、 亜鉛、カルシウム)で美味しさを作る。地表40~50cm高さに存在する。
生気 紫外線、輻射熱、一酸化炭素、一酸化窒素、水素で植
「農業は秋の収穫期が始まりである」
有機物の被覆による表土2~3cmの酸化層
農業の手本となる里山の自然生態では、植物の生命輪廻は秋の落ち葉が始まりである。
落ち葉は地表面の酸化層で微生物の腐蝕を受け、腐植になる。
自然界ではこの腐植のある酸化層に種子が落ちて次世代へと種が維持される。
種子は直接または鳥や風に運ばれて地上に落ち。条件(水分、温度、空気)が整ったら発芽する。
自然界では種子が勝手に地中にもぐり込むことはなく
竹を肥料として活かしきるバイケミ農法
植繊機で竹の細胞組織を養分のデンプンごとすり潰し、解繊破壊する。
それを地表面に散布して使う。
これは、有機質堆肥の基肥のように地中に入れずに、地表面で生肥料のまま使うことを意味している。
植繊機で破壊された竹の細胞組織セルロース、ヘミセルロース、リグニンなどの炭水化物は、地表面で土壌微生物による酵素酸化還元作用や腐蝕分解作用を受けて腐植になり、カルボキシル基や水酸基が露出する。
これが自然生
肥料が高い今、竹など肥料として利用できます!やってみてはどうですか!
最近の世界的な資源争奪戦の中で起こった肥料高の高騰で、現在の肥料を減少させる一手段として竹生肥料は有効です。
単に代替肥料の目的だけでなく、特に竹生肥料による品質向上効果のほうも認識されています。
放置された竹林を竹肥料として伐採していけばよい。
日本の竹の種類は週百種類と言われている。笹を入れるとかなりの種類になるが、竹肥料として利用する時の肥効特性はすべて同じである。
入手しやすい竹は
地域のやっかい者を有用な肥料に
竹だけでなく、山野草や間伐材も肥料に
竹肥料並みに地表面に散布して生肥料として扱えるものは、竹と同類のイネ科植物(イネ、葦、茅、笹)で、これらは竹と同様の効果を持っており、単独使用もできる。
畑作で収穫した農産物残渣や果樹の剪定枝も生肥料として使用できる。
竹肥料農法は、震災時の水不足でも食味値85の米がとれました。農家の皆さん、これからの災害に備え、ぜひ参考にしてください。
阪神淡路大震災時の稲作で、地表面に竹肥料をまいたことにより、浸水性、保水性、透水性という一見矛盾する水との親和性が保持された。
早魃、渇水にもかかわらず、地中からの蒸発は緩和され、朝晩の夜露、朝露をキャッチした。
地割れが発生せず、根は保護され、稲の生長に必要な水分は確保された。
地表面の中旱状態は微生物にとって好気性環境であり、竹肥料などの有機物の腐蝕、腐植化が進んだ。
以上の結果、水不
紋羽病で廃園寸前の桃園をバイケミ農法で再生したお話
バイケミ農業の果樹園への応用がある。果樹園への応用は鳥取の梨、神戸のぶどうなど実績があった。
これからお話しするのは、紋羽病で廃園寸前の桃園を再生させて、且つ糖度25度の味、色、大きさとも超一級品の画期的な桃の生産を実現したことである。
A農業法人は、紋羽病、腐乱病で廃園寸前の桃園を引きとった。その後バイケミ農法による病気の桃園の蘇生と再復活に取り組んだ。
結果から言うと、初年度に竹パウダー散布
肥料効果を高める過去に世界特許を取得した植繊機!バイケミ農法が実践できるのは、植繊機で解繊された竹パウダーと理論の修得が必要です。
竹そのままでは分解に時間がかかりすぎる
竹は繊維質に富み、外側に向かうほど組織が緻密になり、木化して樹木の性質を持つ。特に外側はケイ素分を多く含む硬い外皮(石質被膜)でおおわれているために、一般樹木の外皮より強固である。
つまり、内側ほど草質的であり、外側ほど木質的であると考えればよい。
これは孟宗竹であっても、稈の径が細い小竹であっても同じである。
竹は外部からの病害虫や環境条件の侵蝕をほと