見出し画像

正義中毒だった私の末路。

2018年〜2019年にかけて、私はネット上で誹謗中傷を行っていました。
しかも、誹謗中傷していた相手は一人ではなく、複数に渡ります。

プロバイダ責任制限法の改正が行われる少し前のことです。

誹謗中傷をされた方の記事はよく目にしますが、
した側の記事はあまり見ないので、
本当に黒歴史で過去恥部ではありますが、記事を書いてみようと思いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私:Grass
30代♀、既婚、子供なし。
都内在住。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


誹謗中傷を行ったキッカケ

当時、私はある美容系のサロンで働いていました。
客層は4、50代の女性が半数を占めていました。

個室でマンツーマンでの接客となっていたため、
常連になればなるほど、プライベートな話題を私にお話してくるようになりました。

その中でもダントツに多かったのが、

・不倫をしている
・夫以外に恋人がいる、
・定期的に身体の関係がある異性がいる

という内容のものでした。

しかも、特に既婚者同士の「W不倫」が多く、
その次に自分より一回り以上も年下の独身男性と関係を持っている、という話が多かったです。

女性というのは、いくらその恋が道理から外れていても、恋愛の話をとにかく誰かに話したくて仕方ないものなのだ、と、この仕事をしているときに強く感じていました。

ですが、不倫は通常の恋愛のように友人には話せません。
犯罪ではないとはいえ、不貞行為ですから。

『駆け落ちしてでも彼と一緒になりたい』

という女性は少なく、
(心の奥底ではそう思ってたとしても)

離婚はしたくない。
絶対に家族にはバレないように恋愛をしたい、

と思いながら不貞行為をしている方がほとんどでした。

絶対にバレないようにしたいならば、
本当は誰にも話さないことが一番なのです。

でも話したいのです、恋愛真っ只中の方々は。

彼を心の底から愛していること、愛されていること、
運命の人だと思うような経験、
初恋のようなトキメキ、夢のようなデート、
女としての歓び、、
そして『これらが現実なのだ』と実感したい。
共感を得たい。
羨ましがられたい。

でも話せない。

そんなジレンマ・葛藤と欲求不満を満たすのに、
私のようなサロンスタッフはうってつけだったのだと思います。

親しいけど友人関係ではない。
もしかしたらもう二度と会わないかもしれない、近いようで遠い関係。
そこから不倫がバレることはない。
また、お客様という立場なので守秘義務はもちろん遵守される。

本当にたくさんの不倫話を聞きました。

ここに私がネット上で誹謗中傷を行ってしまった最大の理由があります。

それは、

私は、そもそも不倫するような人間が大嫌いでクズだと思っている。

という点です。

私が「不倫しても仕方ないな」と思うのは、

・パートナー(夫)がそれを認めている
・セックスレスに悩み、パートナーにも改善を求めているが、応じてもらえていない

の2点のみです。
それ以外は、不倫に足を踏み入れる奴はクズだと思っています。
特に未成年の子供がいながら不倫をする人間は心から軽蔑していました。

もちろん、私に不倫のことを話しているお客様に対して、否定や反論などは一切しませんでした。

ときには
「いいですねぇ〜♡」なんて羨ましがってもみたり。
「絶対運命の人ですよ」なんて煽ててみたり。

ですが、あまりにも多くの人から聞かされる不倫の話の数々に、(しかも内容は皆ほとんど同じ・・・)
私の中で、ストレスと鬱憤がどんどんと積み重なっていきました。

中には「まさかこの人が!?」と思うような容姿や職業、立場、の方々もたくさんいました。
しかも悪びれもなく何度も不倫を繰り返す・・・

もうなんだか人が信じられない。
もしかして私の夫もしていたりして・・・・
あの尊敬している先輩ももしかしたら・・・

と人間不信に陥りそうになっていました。

このままでは、いつか私は爆発してしまうかもしれない、接客業が向いていないかもしれない、と思い悩む日々でした。

ネット上で日々の鬱憤をぶちまけ始める

毎日、不倫の話を聞かされることがストレスになり、
誰かにぶちまけたい、でも誰にも話せない、
というジレンマを解消するために、
私はTwitterで愚痴アカウントを作りました。

もちろん、個人情報などは一切書きませんでしたし、
プロフも「男性」にしていました。
自分やお客様に繋がるような情報を書かないように慎重にツイートをしていました。


たとえば、

”世の中どいつもこいつも不倫カスばっかり”
”不倫のことを人に話すやつって頭おかしいの?”
”婚外恋愛ってなに??不倫だろ?不貞だろ?良い風に言い変えるな”

といったような感じで。

そのうち、
”相思相愛だと思ってるのはお前だけだよBBA”
”便器が人間の言葉喋るんじゃねーよ”
”個人情報ダダ漏れだよババア。漏らすのは尿だけにしとけ”

などと表現が過激になっていきました。

ただの愚痴垢、毒吐き場所、ストレス発散場、
として利用していたTwitterでしたが、
そのうち、私への共感のリプやフォロワーが増えていきました。

同じように不倫を心底忌み嫌ってる人はやっぱりたくさんいるんだ、
とその時は嬉しく思ってさえいました。

中でも、パートナーに不倫されてしまったいわゆる
「サレ妻」「サレ夫」さんたちとのやり取りは、
私の心を抉り、より一層、不倫への憎悪を募らせていきました。
一緒に怒り、罵ることで、
私のストレスも軽減されていたような気がします。

本当は、軽減されていたどころか、
蓄積されていたことにこの時は気づきませんでした。

ニコチンの離脱症状と同じようなものです。

ただ、私のツイートする内容は醜い言葉の羅列だったとはいえ、個人を特定しての中傷ではなかったため、
まだこの時は自分の中でも「誹謗中傷している」という意識はありませんでした。

フォロワーからのDMで暴走

Twitterで愚痴り始めて2ヶ月ほど経った頃、
ある相互(=フォローしあってる人たち)の方が、
Twitter上で不倫恋愛をしている痛いアカウントを私に共有してくるようになりました。

私はそれを確認しては、その方を罵るようなことをツイートしたり、その相互さんと悪口を言い合ったり、
だんだん、実生活だけではなくネット上に蔓延る不倫者へも、憎悪の気持ちが向くようになり、
また、それに同調してくれる方との悪口が楽しくなってきました。

元々は捌け口として利用していたはずなのに、
わざわざ不倫を見つけてきては悪態をつく、というマッチポンプ状態となっていきました。

すると上述した相互さんから、
「某ブログサイトの”他人に言えない恋愛”カテゴリがやばい」
という情報をもらいチェックするようになりました。

もう、ここまで来ると自分でも意味が分からない。


でも、その時の私は「正義」のもとに悪を成敗してやっているような気にすらなっていましたし、
私の言葉が少しでも多くの不倫者に届き、
不倫をやめるキッカケになれば、という勘違い正義脳に侵されていました。

実際、そのカテゴリでブログを書いている人たちについては、個人的には「目も当てられない」と感じており、

不倫の正当化、お花畑化、まさに”自ロ他不”(=自分がやればロマンス、他人がやれば不倫)状態であり、
中傷も捗りました。

しかも、Twitterとは違い、長文で公に日々の不倫相手との出来事を綴っており、中には『身バレ大丈夫!?』とこちらが心配になるほど詳細を載せていたり、限定記事で自撮りや相手との写真(ホテルなどで撮影)載せていたり、ちょっと信じられないほど個人情報がガバガバな方が多く、
呆れると同時に私の間違った正義感は最高潮になってしまいました。

不倫者を嘲笑う用のブログを立ち上げ

不倫者たちの目を覚まさせようと熱くなってしまった私は、
これまでのようにTwitterでひっそりと自分の気持ちやストレスを吐露するだけでは飽き足らず、とうとう不倫者たちのホームグラウンドで、不倫者を糾弾する専用のブログを立ち上げました。

ランキングに登録し、上位に入れば沢山の人達の目に止まります。

最初の頃はランキングもかなり下のほうでした。
しかし、こまめに不倫ブログにわざと目につくように嫌味の気持ちで「いいね」をしたりしているうちに、

●自分のことを書かれているのではと気になった人
●同調してくれている人
●人の争いごとが好きな野次馬

などが閲覧するようになり、リブログ等で拡散されはじめました。
1週間も経たずに2位にまで上り詰めました。

そこからはどんどんエスカレートしていき、
誰のことかを分かる人には分かるように絶妙に匂わせ、
言動や容姿を中傷しまくりました。

特に「痛い」と思った一回りも二周りも年下男性と不倫をしている50代以上の高齢女性は完全に私のターゲットとなりました。

そして、そのターゲットは不倫者にとどまらず、
単に「20歳以上の年の差恋愛をしている高齢女性」
にも向けられていきました。


別に不倫しているわけではないのだから悪いことでもなんでもないのに、正義感の矛先が完全にごちゃごちゃになってしまった。

その時は、自分の親と変わらない年齢の高齢者たちが、若い男性に言い寄られ舞い上がって、「純愛」「私と彼はツインソウル♡」「my last lover」などと言ってポエムもどきの痛いブログを書いていることに、

クッッッッソ気持ちが悪い!!!!!

と虫唾が走り、書かずにはいられない気持ちになっていたのです。

だったら見なければいいのに、というのは充分分かっているのですが、
罵って快感を得ることに執着していたので、その選択はありませんでした。


私の脳内にある悪口の限りを尽くしたと言っても過言ではありません。
酷い嘲りの言葉の数々を並べ立て、相手に「効いてる」と分かると心の底から嬉しかった。

別アカウントで限定記事へ潜入し、
投稿された写真もチェックし、その写真から場所を特定したり、住んでる場所や勤務先なども調べ匂わせて、
いくつかのブログを閉じさせました。

それを誇りとすら思っていました。

今となれば、こう思います。
確かに不倫は不貞行為であり人の道に外れていますが、
私には全く関係の無いこと。

「自分は決して不倫をしない」という信念を持っていれば、赤の他人が不倫していようが、私が口を出すことはもちろん、
撲滅させようなんて到底おこがましい行為です。

我ながら、何様のつもりだ、と思います。

しかし当時は「悪は滅びるべき」だし、書かれても仕方がないこと、と本気で思っていました。

ある記事からの👇引用です。


歪んだ自己実現のリスク 正義を声高に叫ぶ人ほど自らの加害性に鈍感である。「相手にもっとよくなってほしいと思って」「世の中から不正をなくしたくて」など理由はどうあれ、手段が行き過ぎれば犯罪になることもある。

 被害者と一対一ではなく個人対集団の中で、同様の書き込みをする人との連帯感によって行為がエスカレートしやすい。表現が過激になればなるほど目立ち、加勢する書き込みも増えることによって、オピニオンリーダーになった気分になり承認欲求が満たされるという。

 しかし、事件化して「加害者」になった途端、周囲は一気に冷ややかになり味方してくれる人はいなくなる。今度は自分や家族が攻撃の対象になることもあるのだ。


「人を呪わば穴二つ」肝に銘じる必要がある。

阿部恭子“ネット上で人格が変貌”した夫の言い訳

まさしく私はこの典型でした。

開示請求を宣言される

私のブログが悪目立ちし始めてしばらくすると、
私について意義を唱える人々も出てきました。

当然のことです。

しかし私は止まらなかった。
特に、当事者に反論記事を書かれるほど燃えた。

毎日、どんなことを書いてやろうかと、相手をやり込めることしか頭になく、何をしていてもブログのことばかりを考えるようになりました。

そして、私のターゲットとなっているブロガーたちに、
「アンチの言動が酷すぎるので法的処置を検討したほうがよい」
と進言する人たちが現れました。

当初は、相手は不倫者だし、これがオオゴトになったら困るのはあっちだろうと高をくくっていました。
それに、相手も匿名でブログを書いているのだから名誉毀損もなにもないだろう、と。

しかし、中には不倫ではなく、ただ単に歳がすごく離れた男性と恋愛している人達も含まれていた。

その中のお一人がとうとう、

開示請求します。私は顔も職業も職場もブログに載せています。アンチの記事にはそれを仄めかす文面があり全てスクショしています。
私はブログでビジネスもしているので、一時期アンチのせいでブログを閉じていた時に損害も出ています。
弁護士さんと記事を確認し、名誉毀損、または侮辱罪で訴訟するつもりです。

と明言されました。

集団訴訟も検討していると。

恥ずかしながら、私はこのときまで
「ネットリテラシー」について大変無知でした。

眠れぬ日々

まさか私が誹謗中傷者として訴えられる側になるとは思いもよらなかったので(←ここがまさに無知)
被害者の方が「訴えます」と宣言してからは恐怖に支配されました。

ネットで誹謗中傷の開示請求について調べまくり、
調べれば調べるほど私のしてきたことはそれに当たり、
ここでやっと、
粛清してるような気になっていたつもりが、
実は誹謗中傷者となっていた現実に気づきました。

すぐに自分のブログ記事は全て削除しました。
Twitterのアカウントも削除しました。

よく掲示板やTwitterなどで、

”震えて眠れ”

等と書いているのを見ますが、
まさに、そのとおり、歯の根が合わず震えが止まりませんでした。

私は何日もロクに眠れない日々を過ごしました。
眠剤を使って眠っても、起きた瞬間から絶望が襲ってきます。

夢だったらいいのに

と何度も思いました。


完全に自業自得ではありましたが、
それまで実生活では波風も立てず、誰にも迷惑を掛けないように、いざこざなどが起こらないように、と暮らしていたので、自分が置かれている状況が怖くて怖くてたまりませんでした。

ひっそりと愚痴吐きしていればよかったのに完全に調子に乗った。

そして、最悪なことに、
私はこれらの誹謗中傷行為を、自宅だけではなく、
休憩中などに職場のwi-fiやPCを使って行っていたのです。
このことも恐怖に拍車を掛けました。

・夫に知られたら離婚になる
・両親や兄弟にも迷惑を掛ける
・職場に知られたらクビになるし、ならなかったとしても続けられない
・周囲に広まり白い目で見られるに違いない
・愚かなデジタルタトゥーを刻んでしまった
・賠償金はいくらになるのだろう
・民事だけでなく刑事事件として扱われたら前科がつく
・信用もお金も無くし今後の生きていく道は絶たれる

これらのことが24時間頭を次々と駆け巡り、人生終わったと本気で思いました。こんなにも自分のしたことを後悔したことは無く、本当に生きた心地がしませんでした。

しかも、被害者の方は、

”確認作業進めていまーす!
フォロワーの皆様からのスクショも集まってます。
あのアンチ、
職場からの書き込みっぽいけど大丈夫かしらw
せいぜい足掻いてww”


などと匂わせて煽ってきます。

プロバイダが開示請求に応じれば、私に直接ではなく、
サロンの経営者(ネット回線契約者)へ連絡が行くでしょう。

恐怖で眠れず、食事も取れず、
体力もメンタルもどんどん削られていく毎日。

毎日「誹謗中傷」に関する情報をネットで漁り、
人の話も家事も上の空。

職場に行くたびに、
「まだバレていないだろうか」と怯える毎日。

当時、開示請求してから加害者へ意見照会書が届くまでに1年ほど掛かると言われていました。

1年もこんな風に怯えて暮らしていたら身が持たない。

ただ時がすぎるのを待つだけではなく、私も動き始めねば、と思い始めました。

夫に打ち明ける

さすがに日常生活にも支障をきたしてきたため、
もう黙ってはいられない、と夫に話をしました。
震えながら話を切り出すと、思っていたとおり呆れ怒られました。

”テレビや新聞で散々誹謗中傷のことを取り上げているのに、なぜ自分が加害者になると置き換えて行動できなかったのか。
最悪、Grassの言葉で誰かが死んだら責任が取れるのか?
人○し、と言われてもおかしくない行為だ。
頭が悪いのか?ハッキリ言って失望した。
自分で引き起こしたできごとの尻拭いは自分でしろ。
本当にどうしようもなくなるまで俺は関わらない”

と言われ、
夫はこのことについてはその後一切ノータッチでした。
これについては、確かにその通りでしたので、
特に夫に対しマイナスな感情は沸かず自分で解決の道を探りました。

信頼できる友人にも一人だけ打ち明けました。
彼女は驚いていましたが、怒ったりするようなことはなく、逆に、自身が誹謗中傷を受けていた話を打ち明けてくれました。

それを聞いて私はより一層反省を深くしたのです。


本当はすぐにでも被害者の方に謝罪をするべきでしたが、その時は、とにかく第三者へ相談してみようと思っていました。
頭の悪い自分だけの判断では逆におかしな方向に進んでしまうかも、という懸念からでした。

開示請求宣言をされた後に私がしたこと


弁護士ドットコムに登録して、
同じような事例を探しまくり、質問と回答をたくさん読みました。

また、毎日、神社へ行き自分の過ちについて懺悔していました。

そして、いくつかの弁護士事務所へ実際に連絡を取りましたが、
(法テラスではないです)

「加害者側の弁護はしない」

と断られることがほとんどでした。

しかし、2つの事務所から、とりあえず一度相談に来てくださいとの回答があり、私はすぐにアポイントを取りました。

誹謗中傷の加害者となってしまった方が弁護士さんを探す際には、開示請求に強い事務所ではなく、加害者の弁護をしてくれる事務所、を探す方が良いと思います。

弁護士への相談

これまでの人生で弁護士事務所に行くことも、弁護士さんと相談することも初めてでした。

しかも加害者として・・・。
民事ではなく刑事事件になるかもしれない案件で。

初回の相談料はいずれも1時間10,000円位だったと思います。

先生方はこんな私に、とても優しく親身に対応してくださいました。

”通常、加害者側の人はそもそも相談に来ない。
裁判を起こされてから私達が担当となることがほとんどです。
こうやって反省してご相談に来ていただいただけでも嬉しいですよ。
心から反省されていることも分かります。

してしまったことを無かったことにはできないけど、
被害者の方々とお互いが一番納得できる方法で解決できるよう、お力添えいたします”


と言っていただき、私は恥ずかしながら号泣してしまいました。

ただ、名誉毀損や侮辱にあたるかを確認するために、
私が書いた文章を見せなくてはならなかったのですが、
それが本当に恥ずかしく、今にも消えたい気持ちでした。

先生方は慣れているでしょうが、

今目の前にいる、こんなにも怯えて号泣している私が、
ネット上では目も当てられないような酷い言葉を書き連ねているのです。
私なら人間不信になるかもしれません。

自分がしたことの代償なのだと理解していましたが、
本当に本当に情けない時間でした。

私は、

”被害者の方々の負担や出費、精神的な不安をできるだけ最小限にしたいと考えているので、身元を明かし、お詫びに直接伺って、自首したい。
できれば示談にしてもらえるとよいが、場合によっては裁判になるのは仕方ない、その際は弁護をお願いしたい”


と申し出ました。

また、職場にはどうしても知られたくない旨を伝えました。

弁護士さんは、私の意向を受け入れてくれましたが、
ヤブヘビになる可能性があるので、
まずはDM等で謝罪をし、お相手の返事を待ってみたらどうか、
と提案していただきました。

その後、被害者にお会いして謝罪する際も付き添ってくれるとのことでした。
示談や裁判になれば、相手側の弁護士さんとのやり取りになるので、正式な取引契約はそれからで良いですよ、と言って頂きました。


私が被害者の方に送ろうと思っていたメールの文章も見ていただきました。

自分だけで考えるのではなくプロフェッショナルの方に相談することの重要性を感じました。

ちなみに、

プロバイダに発信者情報開示請求が行われて、IPアドレスが職場からのものと分かれば、職場に知られるのは避けられない。
該当の記事やツイートが、自宅から行われたものであることを祈るしか無い。ただ、その時間に私が職場にいたと証明できるものが無ければ、一か八か反論できなくもないが、可能性は低い。


との回答でした。

被害者の方へ出したメールの実際の文章


※ご注意※
これより先の記事に付きまして許可なく第三者へ公開すること、または有料記事の内容を転載することは禁止しております。
ご了承の上、ご購読のほどお願い申し上げます。

【有料記事部分について】
文字数(スペース込み):2103文字
行数:59
段落数:30

有料記事内には私のTwitterIDを記載しておりますので、
ご質問等ございましたら、DMをいただければ対応いたします。
その際はnoteのIDをご教示くださいませ。

ここから先は

2,167字 / 1画像

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?