出不精旅日記 台湾6日目 彰化の扇状車庫と外国語を話す喜び
扇状車庫は駅の近くにあります(当然といえば当然ですね)。
近くではありますが、ちょっと回り込だところにあるので、駅から徒歩で10分くらい。
小さなトンネルをくぐって…
着きました!
うわー、結構賑わっていますね。
はしゃいだお子さんが沢山いてカワイイです。
一通り見終わって、買う気まんまんでお土産屋さんに行きましたが、買いたいものが全然ない…残念。
余計なお世話ですが、これだけ人が集まる施設なので、もっと商品開発すればいいのに、なんて思いました。
台湾の人はかわいいもの好きでゆるキャラも多いので、
次に来た時は「扇車ちゃん(仮称)」がいるといいなあ。
ちなみにこれはタイワンダーちゃん(2022年台湾プラス@上野恩賜公園)⇩
外の壁に、子供たちが描いた車庫や電車の絵が飾ってありました。
これはごくごく一部ですが、鉄道愛や友達愛に溢れた名作が多かったです。
駅に戻りました。
夫は
「彰化名物のバーワンを買って来るよ。君は座ってて」
と近所まで買いに行きます。
中国語の先生(台湾人の老師)が
「バーワンは台湾の残念な食べ物ベストスリーに入る」
と言っていたのでそれを確かめたいそうですが、どうなんでしょう?
電車で台中に戻ります。
ちなみに行きも帰りも特急です。
「特急券がなくても、座らないなら(立っていくなら)乗っていいよ」
と駅員さんに言われたので、有難くデッキに立っていました。
台中と彰化は近いからOKしてくれたのかもしれず、また今後ルールが変わることもあると思うので確認はして頂きたいのですが、感謝を込めて記録しておきます。
民泊に帰ると、私はひと眠り。
いくらでも眠れるなあ…。
グーグー寝ていたら夫が体調を心配しておかゆを買ってきてくれました。
ものすごく美味しいので飲み物のようにするするとお粥を食べていましたが、ふと我に返って
「あ、あなたも食べますか?」
と聞くと、
「いや、このフルーツを食べるから(先ほど民泊のおばさまに頂いたとのこと。)それに俺は外で牛肉麺を食べてきたし」
とのこと。
「牛肉麺が良かったんだよ。30代くらいの若者が一人でやってる店なんだけど、ものすごく美味しいの。
帰りに中国語で
『俺は日本で蕎麦屋をやってて、あちこちで麺類を食べているけど、君の牛肉麺は本当に美味しいね。
丁寧に仕事してるのがよく分かるよ。
また食べにくるね』
と言ったんだ。
すごく喜んでくれてた」
ああ、それは…
50を過ぎて中国語を勉強した甲斐があったね。
夫の猛勉強は、ももともと台南のB君にお礼を言いたいというのが動機だったわけですが、
こうやって初めて会った人にも感動を伝えられる…
言葉って素晴らしいです。
そして恥ずかしがらず、面倒臭がらず、話しかけた夫、よくやった!!
すごい(≧▽≦)
お粥を完食すると、私はまたグーグー眠ったのでした。
(つづく)
■おまけ
肉圓(バーワン)とは?
米汁とさつまいもの粉から作った皮で豚肉やしいたけなどが入った餡を包み、油で揚げたもの。
肉圓自体は台湾各地で食べられますが、ほかの地域では低温調理が主流。
中~高温の油で揚げるのが彰化スタイル。
だそうです(^_-)-☆
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