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高収入の人がお金より欲しいもの

今回は、「お金も幸せも手に入れる、人生ゲーム攻略の方法」と題して、
科学的根拠や様々な文献に基づき、人生というゲームを
効率的に攻略し、お金と幸せの両方を手にする素晴らしい方法について、
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。





人生攻略の提案

私たちの人生というのはゲームのようなもので、
「やるべきである攻略法」と、
「やってはいけない禁断のルール」があります。

例えば、事前に攻略法を知っていたとしても、全ての人生の問題が
解決する訳ではありませんが、何も知らずにその場の判断で
人生を生きていく場合と比べれば、その差はとてつもなく大きな
ものになります。

というわけで、人生というゲームを攻略する方法を提案します。
労働収入だけで豊かになるのは難しいので、金融収入が得られる道筋を
作る必要があると聞いたことはありませんか・・・?
金融収入を得ることが出来れば、寝ている間にお金が増えますから、
まさに夢のような収入源であり、多くの経済学者や資産運用の専門家が
指摘している「豊かになるための絶対条件」です。



日本は資本主義の国ですが、資本主義というのは腹が立つほど
お金の配分が不公平な世界であり、労働収入だけではなく
金融収入も得るようにしないと、収入も資産もうまく増やせないような
仕組みになっているのです。

金融収入とは、資産や投資から得られる収入のことを指していて、
お金を利用してお金が増えていく収入源のことです。
この収入は直接的な労働を行わなくても得られるため、
受動収入とか不労所得などと呼ばれたりしています。

このように言うと、
「そんなのはお金持ちだけの話で、一般人には関係ないでしょう」
思っている人がいるのですが、決してそんなことはありません。
あなたが平均収入のサラリーマンだったとしても、工夫次第で
金融収入を得ることは十分可能です。

具体的な金融収入の例としては、配当収入が挙げられます。
株式などの証券を保有している場合、その企業が利益を上げた際に
株主に還元されるお金です。
また、最近ではインデックス投資というものが流行っていて、
年間投資額の平均5%程度を得られる(リターン)とされています。
つまり、あなたが100万円のインデックス投資を行っていれば、
年間5万円程度の金融収入が得られるという話です。

また、老後にお金が足りなくなると言われている中で、
老後資金を賄うために今のうちから投資して、
金融収入を確保することが大事だと考える人も増えてきています。
金融収入を得るためには初期の資本が必要ですが、
適切に運用することで、労働を伴わない持続的な収入を
得ることが可能になります。

そのため、FIREをはじめとしたリタイアや、経済的な自由を
追求する人々の間で、金融収入の形成は重要な戦略に
位置付けられているのです。

親からは、「お金は節約して銀行に預けておけ」と教わってきたかも
しれませんが、今はそのような時代ではありません。
いい加減そのような呪縛を解き放ち、お金を運用することについて
真剣に学習していきましょう。






労働収入だけの限界

私たちが生きているこの資本主義社会においては、
労働収入だけでは豊かになれず、金融収入を作っておく
必要があります。
労働収入だけで豊かになれない理由はいくつかありますが、
まず初めに思い浮かぶのは労働収入の限界です。

長く働けば働いただけもらえるのが労働収入ですが、
1日に働ける時間は限られていて、収入には上限があります。
例えば、時給1,500円のアルバイトで5時間働けば
収入は7,500円になりますが、
【 1,500(円)× (時間)= 7,500(円)】

もっと多くの収入が欲しいと思った場合でも、1日に働ける時間は
24時間という限界があります。
さらに、通勤したり、休憩したり、睡眠時間を取ったり、プライベートの
時間を確保するといったことを考慮すれば、働ける時間はどんどん
減ってしまい、法律による労働時間の制限もあります。
これが労働収入の限界です。
一方で金融収入は、一度適切な投資を行い資産を形成すれば、
その後は労働することなく持続的に収入を得ることができます。



このように、労働収入と金融収入はどちらも重要な収入源ですが、
その性質や得るための条件が大きく異なり、両方から収入を
得ることを考えていかなければなりません。

そして、労働収入だけで豊かになれない理由の2つ目としては
インフレの影響が挙げられます。
皆さんも十分承知していると思いますが、物価がどんどん上がって
いく割に、給料はなかなか上がりません。
固定の労働収入だけでは物価の上昇に追いつくのが難しく、
物価上昇の不足分を補填するために、金融収入も得る必要が
あるのです。

さらには、病気やけがなど、何かしらの理由で労働が
出来なくなった場合、労働収入はその時点で途絶えてしまいます。
一方で、金融資産をある程度形成していれば、それが収入を
もたらしてくれるので、将来のリスクに
備えることが出来るでしょう。

このように、金融収入を形成するということには様々なメリットが
あるのですが、誰でも簡単に金融収入を作れるわけではありません。
金融収入を得るためには、ある程度のお金が貯まっている
必要がありますが、貯金が少ないという人は
今から貯金を心掛けましょう。






お金を貯めて・・・

当たり前のことを言いますが、お金を貯める為には
できるだけ収入を増やし、できるだけ支出を減らすことになります。

収入を増やすためには・・・・

・昇進して給料を上げる
・転職する
・副業をする

という方法がありますので、自分に合った収入アップ方法を
模索してください。

支出を減らすために有効なのは、何といっても給料天引きです。
給料の2~3割を無かったと思って別口座に移して、残っているお金で
生活することができれば、無理なくお金は貯まります。
貯金を心掛けて目標のお金が貯まったとはあまり聞きませんので、
本気で考えているのなら天引きで確実に貯めていきましょう。



そして、天引きしたお金は早速投資先を探してみましょう。
せっかく給料の2~3割を天引きしても、銀行口座に寝かせて
おくだけでは死に金になってしまいますから、別口座に移したお金にも
しっかりと働いてもらわなければなりません。

お金にお金を稼いでもらうようにするためには、同時に株取引の
勉強が必要となってきますが、こうすることで資産形成は
加速していきます。
手数料がタダ同然のネット証券を活用し、毎月決められた日に
金融商品を買い付けるのはどうでしょうか。
少額でもいいから投資を実際に始めることによって、投資について
もっと学びたくなったり、投資したお金で儲かったら、
もっと積立額を増やしていこうと考えることができるでしょう。

とにかく少額でもいいですから、実際に投資をしてみてください。
お金がお金を生んでくれるという経験をすれば、
「無駄遣いをするくらいならば、積み立てておいた方が得をする」
すぐに気づけるはずです。

このように、お金を貯めるための工夫をして実際にお金を貯めることが
できれば、金融収入への道が開かれていきます。
簡単な道のりではありませんが、金融収入への道が開かれた暁には、
自由で豊かな人生が待っていますから、取り組んでみる価値は
十分にあると思います。






ミニマリズムを知る

自分に必要なものと、必要でないものをしっかりと見分けて、
自分の価値観に従ってミニマムに生きることが、お金と豊かさ、
そして幸せを同時に手に入れる最高の方法です。

お金を貯めるには節約することが絶対に必要な訳ですが、
好きなことや楽しいことを制限されてしまうという
デメリットがあります。
ですが、私たちの殆どは知らないうちに、大して必要でないことに
大量のお金を使っているので、お金を制限したからといって
好きなことや楽しいことができないわけではないのです。

ここで一度、絶対に必要な支出と、そうでもない支出を
はっきり区別しましょう。
そして、そうでもない支出をやめて、絶対に必要な支出だけに
お金を使えば、満足度を維持したままお金を貯めるという
素晴らしい生き方が出来るでしょう。


多くの人は、今よりもっとお金があれば幸せになれると
思っていますが、そうとも限りません。
よく聞くのは、年収1,000万円以上の高収入にも係わらず、
お金が無いという人たちです。

タワマンに引っ越し、高級車を乗り回し、財布やカバンや洋服などは
高級ブランドで揃えていくと、生活費を必要以上に上げ過ぎて
しまったため、クレカの支払いが毎月増えていき、ますます働いて
お金を稼がないといけなくなる・・・・、
しかし、無理して働き過ぎたので病気になり、最終的に破産する。

これは、笑い話ではなく実際に起きていることです!



この話から分かるのは、いくら給料が高くても幸せになれるわけでは
ないということで、最も大切なのは「上手にお金を使う」
いうことです。

私たちの生活の満足度を高めてくれるのは、好きなことにどれだけ
お金を使えているかです。
皆さんの好きなことは何でしょうか・・・
そこにしっかりお金を使えているでしょうか・・・

ミニマリストというのは、必要最低限しかモノを持たずに
生活する人たちのことです。
要るものと要らないものを見極める過程で、必要な欲望と
不要な欲望も見極め、自分の価値観に従ってお金を使っているから、
ミニマムに暮らしつつも好きなことや楽しいことを
制限されていないのです。

また、ミニマムに豊かに生きることが出来れば、
時間が増えるというのも大きなポイントになります。
実は、お金がたくさんあるよりも、時間がたくさんある方が
私たちは幸せになれると分かっています。

お金はあるが時間が無い人と、お金はないが時間がある人を
比べた場合、お金はないが時間がある人の方が
幸福度が高かったという研究があります。
例えば、年収1,000万円以上の人たちは、私たちから見れば
羨ましいと思ってしまいますが、1,000万円以上の年収を稼ごうと
思ったら、毎日とても忙しく働かなければならないでしょう。


ですから、常に時間に追われて多くのストレスも抱えてしまう
ことになり、幸福度が高いとは限りません。
むしろ、仕事で忙しくて自分の時間も与えられず、
不幸と感じている人の方が多いのではないでしょうか。
時間の余裕は心の余裕ですから、私たちが幸せを感じるためには
自由に使える時間が絶対に必要なのです。

ミニマリスト的な生活を送ると、次のような時間を節約できます。
・モノを買う時間が減る
・買ったものをメンテナンスする時間が減る
・家事の時間が減る
・探し物の時間が減る

モノが少ないと家の中がいつも綺麗に片付いていますので、
ストレスを感じない生活が送れます。





ある程度でお金は諦める

生活するにはお金が必要ですから、ある程度貯蓄したり、
お金を中心とした生活を送らざるを得ません。
しかし、あまりにもお金に偏った生活を送っていると、
私たちは幸せを失ってしまいます。

例えば時間です、時間が不足していると不幸になってしまうことが
明らかになっているのですが、一般的にたくさんのお金を
稼ごうと思ったら、そのためには多くの時間を
消費しなければなりません。
つまり、お金を求めるあまりに時間の多くを失ってしまうことは、
結果的に不幸になってしまうということです。

そこで、お金がある程度ある状態で、時間もある程度ある状態という
バランスを考えることが重要です。
お金と時間はトレードオフの関係にあることを忘れてはいけません。
トレードオフと言うのは、片方を求めればもう片方は
失ってしまうという関係性のことです。

また、多くの場合でお金と健康もトレードオフの関係に
当てはまります。
お金を求めるあまりに睡眠時間を削って働き、体調を崩して
病気になってしまうことがありますので、ここでもまた
バランスが重要と言えるでしょう。

結局は、「お金=時間=健康」この3つのバランスが人生の
幸福度や満足度を決定します。
全てを同時に手に入れることは出来ませんから、ある程度で諦めて
3つのバランスを取る必要があります。

そのため、お金はある程度で諦める必要が
あるのではないでしょうか。





お金を掛けずに人生を愉しむ

多くの人は、お金を稼がなければ幸せになれないと考えていたり、
お金が無ければ楽しいことが出来ないと考えていますが、
それは勘違いです。
もっと広い視点を持って、お金は掛からないけれど、満足度や
幸福度が得られる活動にどんどん取り組んでいけばよいのです。

それではここから、幸福度を高める方法をいくつか紹介して
いきますので、自分にも合う方法がないかと考えてみてください。



1.健康への投資

幸せの土台には必ず健康が存在しています。
逆に言うと、成功してお金を稼がなくても健康であれば
幸せということです。
ですから、人生最大の最もコスパの良い投資は健康です。

健康を得るために、例えば・・・

・毎日8時間の睡眠を取る
・毎日運動する
・添加物を避けるために自炊する
・瞑想する
 など

このような感じで、お金が掛からない健康への投資はたくさんあります。



2.Awe(オウ)体験をする

これは、なかなか世の中で知られていない幸福度を高める方法で、
やればすぐに幸福度は高まるので、皆さんにも是非お勧めします。

Awe(オウ)体験とは、壮大な自然や宇宙の神秘など、
超越的なものに直面した時の驚嘆の感情を指します。
この感情は、現実を超える大きな存在や力を認識することによって
起こるものですが、例えば登山やキャンプに行った先で、
大きな自然に圧倒されて感動したという経験はないでしょうか。

このように、大草原や大海原、星空などの大自然に心が大きく
動くような経験こそがAwe(オウ)体験であり、
私たちの脳にとって大きなプラスになり、様々なメリットを
もたらしてくれるということが数々の研究によって
明らかになっています。

研究者たちは、Awe(オウ)体験がサイトカインという
炎症を引き起こす物質の産生を減少させるということを
発見していて、サイトカインの増加は、慢性ストレスや抑うつに
関連しているとされています。

もしも、人生に行き詰まっているという方がいれば、
大自然などに触れてAwe(オウ)体験をしてみては
いかがでしょうか。
圧倒的な大自然を目の前にすると、私たちは自然と
謙虚な気持ちになり、それと同時に気持ちが前向きになり、
誰かのために役立ちたいと思えるようになるそうです。


終わり

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