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人生初の転職で異業界×異業種に飛び込むに至った話

はじめまして。カミナシでカスタマーサクセス(CS)を担当しているいずみです!

「CSニューカマーnote祭り」ということで、はぎーさんからバトンを引き継ぎ、入社にまつわるあれこれを書いてみたいと思います。

「転職 理由」「転職 新卒3年目」「転職 部署異動 違い」
数ヶ月前の私の検索履歴はこんな言葉で埋め尽くされていました。

結果として、初めての転職異業界×異業種に挑戦するに至ったのですが、その意思決定をするまでの気持ちの揺らぎや考えたことを備忘録として書き記します。

また、もし、なんとなく現状にモヤモヤしている方や転職を迷われている方にとってこういう選択の仕方もありなんだ、という一例になりましたら幸いです。


1. 自己紹介と社会人1社目

私はちょうど社会人4年目を迎えたタイミングである2023年4月にカミナシに入社しました。今月で5ヶ月が経ちます。何度も数えなおしましたが、
5ヶ月も経っていました。

「いきいきと、それぞれが自分らしく働く人をふやす」
これが私のやりたいこと、こういう世界になったらいいな、です。

川下り型*の自分からすると、やりたいことという表現は少し壮大ですが、コンビニでなんだか楽しそうにお釣りを渡されたり、作業着を着て和気藹々と話をしながらご飯を食べている方を見かけると「今日もいいことがあった!ラッキー!」と思うのです。 

*川下り型とは:
 頂上(目標)に向けて逆算的にキャリア形成を図る山登り型とは異なり、
 自分の価値観を大事にしながらも、その時々の目の前の仕事に一生懸命に
 なりながらキャリアを形成していく考え方

なので、私は働く時間・場所が、誰かにとって良いものになることで「自分が嬉しい」という自己満感たっぷりのそれを、それとなく働くテーマとして掲げています。(これが思いの外しっくりきています)

そんな私が新卒で入社したのは、新卒採用領域で逆求人サービスを展開するベンチャー企業A社でした。営業部に所属しながらも、新規営業だけではなく、入札や新規事業の検証プロジェクトなど様々なことを経験させていただきました。

「お客様の採用成功に向けてとことん悩める」
そんな思考が歓迎される人とサービスに恵まれた3年間でした。

もう一度就活をやり直してもこのA社に入社したいと思うくらい好きな会社です。

2. 楽しいけど満たされない違和感

転職を意識し始めた頃の心境は「CSやってみたい!せっかく組織に所属して働くなら、チームで切磋琢磨してCSやりたい!」でした。

というのも、組織変革により、社会人1,2年目の「新規営業」と「導入後の活用支援」の2軸の業務担当体制から、3年目では新規営業の専門担当になったことで、活用支援側を極めてみたいという気持ちが芽生えたのです。

正直、そこに気がつくまではモヤがかかった気持ちでした。
「人も好きだし、サービスも好き、営業も楽しい、はず、だけどなんかモヤモヤする」
そんな感じです。理由は、新規営業が嫌だったわけではないからでした。

私の場合は、楽しいと嬉しいは完全に別れているようで
新規営業は
 ・課題に対する提案を信頼していただくこと、それが受注につながること
 ・日常生活をしていたら会うことのない方々にたくさん会えること 
が私にとって楽しいポイントでした。

一方で、自分が嬉しさを感じる瞬間は「誰かが何かをできるようになること」でした。
(特にプレイヤーの場合)導入後の活用支期間の方が、よりその場面に立ち会える回数が多いのではないかなと感じたことから、カスタマーサクセスという職種に興味を持ち始めました。

3. カミナシとの出会い

会社によってCS部門に求められる役割はそれぞれだと思いますが、私は解約率を抑えることだけではなく、利用者様の声を社内に還元しながら事業拡大につながる主体的な活動も担えるCSをやってみたいなと思いました。

そして、文化祭前夜の一生懸命なカオス感が好きな私は、変化の激しそうな環境を探していました。

そういうCSは何してるんだろうと考えたときに、
・CS活動についてメンバーがなんかしら発信をしている
・CSに関するセミナーを開催している
が思い浮かんだ私は、noteやWantedly, Facebookで検索をかけてみました。

すると、すごい出てくるヤギのマーク・・・

カミナシのロゴ

最初は、転職したい気持ち100%ではないし、時間いただくのも申し訳ないなとただただnoteやお客様のインタビュー動画を覗いているだけでしたが、見れば見るほど、お客様はどんな課題でどのくらい悩んでいる方がいるのか、どんなサービスなのか、なぜこんなに発信されているのかと興味が湧いてきて、

気づけば「えいっ」と話を聞きたいボタンを押していました。

(後に、広報のみやちさんのnoteを発見し、自然発生的な文化ではなく、堅実な土台作りのもと、当事者意識が強いカミナシの文化が相まった結果 がこの発信量なんだと知りました・・)

カジュアル面談では、CS部部長の松下さん(まどんぬさん)とお話ししました。とても印象的なのが、サービスの説明資料も私の質問への回答時も
お客様にお見せしている資料を画面共有してくれたことです。

採用活動用の整った資料だけではなく、お客様と対話しながら埋めていくシートなど実際にCS活動の中で使用するものを見せてくださったのです。
(もちろん共有いただいた資料も綺麗でしたが!笑)

私はこのオープンさと、CSの業務イメージの中心にお客様がいるんだろうなと(勝手に)感じたこと、サービスの強い手触り感に惹かれ、選考を希望しました。

しかし一方で、当時の会社の中で導入支援ができる部署への異動の切符をいただいたことから、果たして本当に今転職すべきなのか、という迷路に迷い込みました。

4. 判断と決断

そのときの自分がとった行動は、当時の選択肢(部署異動・カミナシ・選考中の他社様....など)を横軸に、仕事で大事にしたいことを縦軸に並べ、◎◯△を書き出すという思考の整理、でした。

いくら当時の会社が好きだったとはいえ、会社に対して思うことがなかったというと嘘になります。が、それらは会社を変えたとしても起こりうるものだったので、一旦整理しよう、という気持ちでした。

そんなことをしている最中に先輩に「今のいずみは決断ではなく判断をしているようにみえる」「決断であれば応援するが、判断をしようとしているなら快く送り出せない」と言われました。

ハッとしました。確かに、書き出した結果、カミナシが一番やりたいことに近づけるのでは?と思ったのですが、正直、どこか腑に落ちていない部分がありました。今思うと、人生初めての転職、できるだけ正しいに近い選択をしようという意識が先行し、その選択を正しいものにしようという気概とある種の気楽さがなかったんだと思います。

その数日後、カミナシの最終面接、CEO諸岡さんとの面接でした。面接時間が残り15分に差し掛かったタイミングにふと、

 「この人となら一緒に失敗していいや〜」

と思ったのです。諸岡さんを見立てようという気持ちはさらさらなく、ただただ話をしていたときに、急にそう感じたのでした。
スライドのアニメーションでいうフェードのようにふわっと、この生意気な言葉が頭の中に出てきたのです。(諸岡さん、すみません)

そして時間をかけて正解を探そうとしていた私は、この感情のままに覚悟を決め、「えいっ」とカミナシに入社することを決めました。

5. 入社後の日々

実際にカミナシに入社してどんな日々を暮らしているのか、「えいっ」の意思決定の後は「ヤー!」という気持ちで必死になるほかありません。

今は、導入直後のお客様により早くより適切にサービスの価値を感じていただけるように支援を行うオンボーディングチームに所属しながら、CS部内のプロジェクトや部門を跨ぐプロジェクトなどに参加し、新たな価値提供の形を模索しています。

「私が担当していいの!?」と思ってしまうほど貴重な体験と日々進化していくサービスに圧倒されながらも、ありがたいことにチーム感・手触り感を一身に浴びています。

ちなみに、入社後衝撃を受けたCSシーンは、食品工場潜入型のテレビ番組をみながら始まる工場当てクイズ(カミナシのお客様の半数は食品製造業)、そして最近の好きなCSシーンは、突如始まる自分の担当者様すごいだろ自慢大会です。

6. さいごに

長文にもかかわらず、最後まで読んでいただきありがとうございます!

人生初めての転職活動を通して、辞めることも新しいことをスタートすることも、そして続けると決めることも、全て勇気がいることなんだと強く感じました。

\\カスタマーサクセスチームで一緒に働く仲間を募集しています//
「実際入社してどうなの?」「どんなことしてるの?」などと気になっていただいた方、なんとなく話を聞きたい!と思ってくださった方は、お気軽にご連絡ください〜

そしてそして!「CSニューカマーnote祭り」ということで、次回はゆーきさん、お願いします!
入社後、脅威の速さの案件デビュー(3週間)というスピード感のみならず、個人単位・チーム単位問わず、常に改善と修正を繰り返すゆーきさん、
どんなnoteを書き下ろすのか、お楽しみに〜!!

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