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【エッセイ#16】プラスチック食べたことある人ー??

 突然ですが、皆さんはこう聞かれたら手を挙げますか?

 ある日のご飯中、小学校一年生の娘がいきなり「プラスチックを食べたことある人ー?(手挙げて)」と聞く。そして、本人と妹の2人が「はぁーい!」と手を挙げる。そんな光景がありました。

 以前ご紹介したプラスチックモンスターの絵本。読んで以来、ずっと『プラ』の文字を見つけると、「プラスチックモンスター、いやだ!」と4歳の次女が言うように。そして、冒頭の日の夜ご飯、納豆を出したときに、『プラ』の文字があったので、「納豆、プラいやだぁ」と妹が発しての姉の質問でした。

 そして、プラスチックを食べているか、という質問に対してですが、実は私たちは1週間にクレジットカード1枚分のプラスチックを食べているんだそうです。健康への影響はまだ分からないそうですが・・・。子どもたちが大人になったときには、いったい何枚分食べることになるんだろうと思うと少し恐ろしいです。

 「プラスチック、食べたことある?」なんて質問をされたら、大人でも「え? ないでしょ」と答えて、真実を知って驚きそうですよね。直球で「プラスチックが問題なんです」と伝えるよりも、意外な質問をした方が、人の関心をひくんだな、と子どもに気付かされました。

 また、このようなことを日常的に話すようになった背景に、子どもが幼ければ幼いほど、先入観も習慣もないので、環境や社内にやさしい物を買う、というコンセプトが受け入れられやすい、ということがありそうです。特にプラスチックの問題は、身の回りにたくさん潜んでいますし、「プラ」という文字を見れば、その存在にすぐ気付くこともできます。

 遊びながらプラスチックを探すアイディアもご紹介しているので、ぜひお子さんと試してみてください。

(蛇足ですが、最近の小学校は質問をするときは、チョキの形で手を挙げるんですね。グーは付け足しなど、意味があるようで、面白いです)

 子どもとお金を学べるアイディアも紹介しています。



 

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