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ベトナム駐在 家探し編3【内覧時のチェックポイント】

それではいよいよコンドミアム内覧のお話にうつってまいりましょう。

こちらは不動産屋さんとオーナーの間に、仲買人みたいなエージェントが入ることが多いようです。そのため、不動産屋さんとお部屋を訪れると、その仲買人さんがスタンバっています。なかには、オーナーさんも一緒にいる場合も。偉そうなマダムがいるな、と思ったらその人がオーナーだったり、笑  仲買人さんは何軒も物件を担当しているので、他の物件で、あらまたお会いしましたね、みたいなこともあります。

そして意外にびっくりしたことに、内覧時靴を脱ぐことが多いです。しかも玄関内ではなく、玄関の外で。もちろん玄関マットとかもないですし、中でスリッパを用意してくれるというわけではないので、気になる方はスリッパや靴下を持参したりしてもいいかもしれません。


内覧時のチェックポイント 【マンション共有部分】

エントランスのセキュリティ 

24時間セキュリティとなっていても、メインのエントランスだけが有人で、実際に使う出入り口は無人のところもあります。またエントランスも施錠されていず、レセプションには人がいてもだれでも自由に出入りできるところも。エレベーターのセキュリティも色々。ベトナムは治安は良い方だと思いますが、やはり外国なのでセキュリティは特に大切にしたいポイントです。

エレベーターホールの換気

日本ではあまりないと思いますが、玄関のドアをあけっぱなしにして料理をするおうちがあるそうです。そうするとエレベーターホールに匂いが充満、、なんてことも。こちらは内廊下がメインなので、通気の窓があるとベターです。

同フロアまた上下の住人の確認

上でもふれましたが、やはり異国の家庭からは日本人にはなじみのない匂いがあったりします。また週末や金曜夜は大勢招いてパーティ(ドアは常時開放)、カラオケ大会 (こちらの人はカラオケ大好き)みたいな文化があったりもするそうなので、隣お向かいさんあたりの情報もチェックポイントかなと思います。

また日本でも同じですが、上下の住民の情報も。子連れの場合はやはり足音のトラブルなど、なるべく避けたいですよね。あらかじめ情報がわかるのであればベター。不動産屋さんが知らなくても、内覧時に目的物件の上下階も見ておくと、子供用自転車が廊下に置いてあるとか、工事中でまだ誰も住んでいないとか、何らかの情報があるかもしれません。

ゴミ捨て場の場所

多くのマンションは各フロアにそのフロアの住人専用のゴミ捨て場があります。すぐ隣は近くて便利な一方、悪臭、そして虫の侵入経路になる可能性が他の住居より高いと聞きました。

プール

子連れの場合、マンション内のプールを利用する場面も多いと思います。 子供用の浅いプールがあるのか親が待機する場所に、日陰スペースや椅子はあるのか(←これ私的には大事)、トイレやシャワーが近くにあるか、などもチェックポイントになるかと思います。

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内覧時チェックポイント【室内】

備え付け家具、家電メーカーも見ておくこと。リクエストによっては日系のものに変更してくれる場合も。)

不要の家具やインテリアがある場合撤去可能か

バスタブの給湯容量 (下記「ベトナムのお風呂事情」に続きあり。)

収納スペース (キッチン、各部屋、靴箱。←意外と靴箱がないところもあります。靴箱は玄関の外に置く家庭もあります。)

・前に住んでいた人がいる場合、冷蔵庫の匂い、過去の水回りのトラブルの有無(←アジアではよくあるそうです。)も要チェック。

勉強机の位置及び卓上ライト用コンセントの場所(←個人的には重要)

網戸の有無 

洗面所 換気、タオルかけ

・シャワールーム バス用品の収納ラック有無、排水の流れやすさ (もし流れにくい場合は入居前までに修繕してもらう必要があります。)

窓からの景色 (お風呂場の窓から、他階のお部屋が見える物件がありました。絶対いや!あとは近隣や同じレジデンスの別棟の住民との距離の近さなど。)

窓の向き (日本では北向きの部屋は敬遠されますが、常夏のホーチミンでは逆に日が入らなくてよいです。西向きの部屋の友人は午後から暑くてたまらない、と言っています。うちは長男の部屋が東向きで、日がよく入り、午前中はものすごく暑くてカーテン開けられません、、)

・バスタブ シャワーカーテンのレール有無 (無い物件もたくさんありました シャワー室びっちょびちょになるけれど、あまり気にしないという噂も。)


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ベトナムのお風呂事情

日本ではお風呂大好きだった我が家。 ベトナムでもおうちの条件にバスタブは必須でした。しかしここで盲点

多くの洗面所は給湯器からお湯が出ます。そしてその容量が決まっており、容量を超えるとぬるくなり、再度お湯が出るまで15分ほど待たなくはならないのです。

お湯の容量は、湯沸し器のラベルに書いてあります。たまに給湯器がバスルームの天井裏に隠されて収納されている場合もあります。不動産屋さんへ言えば、見せてもらえるので、湯沸しのタンクらしきものが無ければ聞いてみてください。そしてごくごく稀にちゃんと給湯システムが整っていてお湯が無制限に使えるタイプもあります!もしそんな物件に出会ったらアタリです!!

湯沸し器の容量は我々が見た物件は、20L~50Lでした。浴槽にお湯をためるとなると、200Lくらい必要になります。つまり、1回分の湯沸し器では、足湯くらいの量にしかならないのです!なんと。

再度お湯が沸くまで待ち、沸いたら浴槽へため、の繰り返し。もちろん追い炊き機能なんてものはありませんので待っている間にお湯はどんどん冷めます泣 身体を洗うシャワーに使う分のお湯はまた別に必要。

というわけで、結局バスタブはあまり使わず、シャワーメインの生活をしています。(オーナーさんへ湯沸し器の容量増はリクエストしましたが、不可能でした。)湯舟につからないなんてありえない、と思っていましたが、慣れてしまえば別に問題はないです! 冬、冷えた身体を温かい湯舟に沈めるのは、最高に幸せな瞬間でありますが、ホーチミンは常夏シャワーだけでも困らず生きていけています。ちなみにベトナムの一般家庭では、水シャワーというところも珍しくないようです。

では、バスタブなし、シャワーブースだけの物件でもよかったのでは、ということになりますが、結論としては、バスタブはあってよかったです! 

我が家のバスタブの使い道は、

・娘のお風呂 まだ一人でお風呂に入れない娘には、バスタブ内にお風呂用椅子を置いて、シャワーしています。狭いシャワールームよりも断然洗いやすい。ぬるーいお湯で遊んだりも。

・半身浴 (たまーに)

・プール代わりの水遊び

・大型の物のつけ置き洗い

と、こんな感じです。

内覧後の住居選定については、まだ次の記事でお会いしましょう!

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