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「大好きな品川を、もっとステキな街に」 【東京都・品川区】ひがしゆきさんに政治に挑戦する思いを聞いてみた!

こんにちは!FIFTYS PROJECTです!
『推しを見つけて応援しよう!』FIFTYS PROJECTインタビュー企画#15です!
今回は、東京都品川区で看護師として11年間働いてきたひがしゆきさん。
 東京にやってくるまでは「冷たい街」というイメージを持っていたものの、いざ品川に住んでみると人の温かさに触れることが多く、今では「品川が大好き」と目を輝かせて話をしてくれました。コロナ禍で医療現場の混乱を肌で感じたことや母子家庭で育ったという経験から、品川がもっと暮らしやすくなるように貢献したいと政治への挑戦を決めたとのこと。
 そんなひがしさんに、政治への思いや政治家になったら実現したいことについてお話を伺いました!

街頭演説をするひがしさん

政治に関心を持ったきっかけは?

 一番はじめのきっかけは、友人が出馬したときにお手伝いにいったことですね。それまではむしろ、政治は自分と縁遠い世界の話だなと思って、あまり興味を持ってきませんでした。自分が一票を投じたところでなにも変わらないと感じることが多かったのですが、身近な人が政治に関わるとなると自分でも調べるようになって、それがきっかけになりました。
 今までは、街頭に立っている人を見ても、ちらっと見るだけで通り過ぎるだけでしたが、友人が頑張って演説をする姿を見てからは、選挙に立候補しているいろいろな候補者に興味を持つようになりました。

区議会への挑戦を考えるようになったきっかけは?

 大きく3つのきっかけがあります。コロナ禍では病床確保の要請に応えるために、ただでさえ少ない人員に負担がかかって長時間労働を強いられ、そんな状況でやめてしまう人がたくさんいました。厳しい状況と医療従事者の給料が見合わず、持続的ではないと思いました。そんな医療現場の混乱に対して、政治の方面からなにかできることがないだろうかと考えたことが1つ目のきっかけです。
 2つ目は、母子家庭で育った経験からです。私の母親も看護師で夜勤をしていたのですが、当時住んでいた地域には温かい人が多く、隣の人が私の様子を見に来てくれたりして、地域の支えの大切さを感じていました。一方で、誰もが隣人に恵まれていたり、周りを気にかける余裕があったりするわけではありません。品川に住む人全員が安心して子育てや介護をしながら暮らしていけるように、政治にもっとできることがあるのではないかと考えています。
 3つ目は、多様性に関することです。パートナーシップ制度と併せて、世田谷区や渋谷区など多くの区ですでに区単位でのパートナーシップ条例が制定されていますが、品川区はまだありません。
 こういった課題を前にして、困っている人や仲間のために何かできることがないかなと感じました。何をしたら全部を網羅して解決できるのかと考えたときに、議員になるという選択肢が出てきました。

看護師時代のひがしさん。PCに向かって作業中。

挑戦するに至るまでに障害になったものはありましたか?

 11年間看護師を続けてきて、管理職としてキャリアを積むこともできましたが、立候補に踏み切るのなら今の仕事を辞めなければいけない、そして辞めても政治家になれるか分からず、元いた職場に戻れないということで葛藤していました。母に相談したときも、「今じゃなくてもいいんじゃない?」「もうちょっと年をとってからでもできるんじゃない?」とも言われました。
 しかし、今じゃないといけないと思っていて、今このときに困っている人や若い人の今の声を政治に届けたかったので、母にも「今このタイミングでやりたい」と伝えて挑戦に踏み切りました。

政治家になったら取り組みたいことは?

 広いビジョンで実現したいことは、誰もが自分らしく輝けるまちづくりです。具体的には、地域と医療の連携強化です。看護師の経験を通じて、人材不足など現場の問題を肌で感じました。そんな中で、現場の声をスピーディーに政治にとどける役割を自分が担っていきたいと思っています。また、高齢者福祉にも課題意識があり、今困っている方々が何を必要としているか、声を聞いて解決していきたいです。
 また、多様性が認められる世の中を実現していきたいです。看護師として障がいのある方々と関わることが多かったので、障がいがあってもなくても互いに認め合っていけるような世の中にしたいと考えています。例えば、街で声をかけていただいた車いすを使用している方からは、「商店街は好きなんだけど、バリアフリーになっていないんです…」という話を聞きました。私も大好きな品川区の商店街。ぜひ残していきたいのですが、昔ながらの魅力ある場所にもバリアフリーを導入していくなど、今住んでいる人たちにとってもっと良い場所にできるといいな、と思っています。

毎年参加しているレインボーパレードにて。笑顔のひがしさん。

ひがしさんにとって、自分の強みだと思うところは?

 私の強みは、いつも明るく、前向きな性格です。何か問題があっても「仕方ないよね」と放置したままにできないタイプで、目標に向かって周囲の人々を巻き込んでいくことも得意です。ひとりではどうしようもないこともあって、そのときは遠慮せずに「みんな教えて!」のスタンスでやっています(笑)。いままで看護師の仕事を通して培ってきた寄りそう力を基にして、医療現場の声を政治に届けることは、私だからこそできることだと思います。 

品川の好きなところ、大切にしていきたいところは?

 昔ながらの商店街が多く、素敵なお店が沢山あるところです!御朱印集めが趣味で、お正月も七福神めぐりをしました。都会に見える品川ですが、実は神社も多いんです。品川の古き良き街並みは残しつつ、誰もが住みやすい街にしたいと思います。
 また、商店街では特に、人の温かさを感じる場面がたくさんあります。以前、おばあさんが商店街で転んでしまったときに、近くを通りかかっていた地元の小学生たちがすぐに駆け寄ってきて立ち上がるのを助けていたという光景が強く印象に残っていて、東京にやってくる前に想像していたよりもずっと温かい場所なのだと深く感動しました。品川のそういった昔ながらの雰囲気、人の温かさが大好きなので大切にしていきたいですね。
 私は、品川区で医療・介護、パートナーシップ条例等の政策等をより充実させるために、せいいっぱい活動していきたいです。

荏原七福神巡りの様子。

どんな活動をしていきたいですか?

 私自身やボランティアの活動を通じて政治に少しでも興味を持ってもらいたいですね。「政治にはあまり興味がない……」と言っていた友人も多いのですが、私が挑戦することで世の中にある問題について考えるきっかけになると嬉しいです。
「選挙は厳しいものだ」と言われますが、厳しい想いをするのは私だけでいいので、皆には楽しんでほしい。だから私も笑顔を絶やさずに活動をしています。
 平日は一人でやっていることが多いので、ビラまき等で参加していただけたら大変うれしいです。今は友人が手伝ってくれているのですが、地域の方々も巻き込んで盛り上げていけたらいいなと思っています。
 実は、街頭演説やビラまきのあと、ボランティアの方々と振り返りをしているんです。「この間はこうだったから、次こうしてみよう」と話して、次に活かせるようにしています。皆もこのような活動は初めてで、私と同様に手探り。一緒に考えて、一緒に頑張ろうと動いてくれる仲間たちがいて、心強いです。

インタビューを終えて
品川区の魅力について、終始、楽しそうに話してくださったひがしさん。看護師として現場で積んできた経験が品川の街をよりよいものに導いていく未来を、取材を通して私たちに見せてくれました。熱のこもった言葉と強い想いが実現できることを、切に願っています!
取材・執筆:いくちゃん&あやの
取材日:2023年2月23日

ひがし ゆき(基本情報)
1989年(平成元年)6月25日生まれ(満33歳)/2012年 福岡大学医学部看護学科 卒業。2012年に昭和大学病院に入社。以降11年以上にわたり、同大学病院で勤務。

ひがしさんについてもっと知るには?✨
・Instagram:yuki_higashi_25
・Twitter:@yuki_higashi_25
・ウェブサイト:ひがし ゆき

一緒に応援しよう!候補者ボランティア募集まとめ(FIFTYS PROJECT)

『推しを見つけて応援しよう!』FIFTYS PROJECTインタビュー#15、いかがだったでしょうか?
ひがしさんが気になった方は、ぜひご本人の発信も見にいってみてください!
次回もお楽しみに!✨

FIFTYS PROJECTとは?
私たちは政治分野のジェンダー不平等の解消を目指し、20代・30代の女性(トランス女性を含む)やノンバイナリー、Xジェンダー等の方に対して2023年4月統一地方選をはじめとした地方議会議員選挙への立候補を呼びかけ、一緒に支援するムーブメントをつくろうと活動しています。


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