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Fieldism必聴新曲リスト November 2022 (Part.2)

前回の新曲特集はこちらから↓


 こないだ「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が金曜ロードショーで放送されましたが、案の定カット祭りでしたね。それだけならまだいいんですけど、エンドロールと最後の「指切り」カットしたのはマジで理解できないです。そのことをツイートしたら万バズしましたが、なんであんなことしたのか日本テレビに問いただしたいですね。Ryotaです。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」、TVシリーズの時点で作画・ストーリーともに個人的に5本の指に入るレベルで素晴らしい作品だったし、劇場版が公開された当時は京都アニメーションの放火事件の余波や例の流行病や自分も初の個人企画が近づいていたこともあっていろいろ混沌としていた時期だったことを今でも鮮明に覚えています。友達と & ソロで2回映画館に行って観に行きましたが、がっつり2回とも号泣して映画館を後にしました。だからこそ思い入れも強いんですが、あの場面はカットしてほしくなかった。あのシーンにどういう意味があるか話すとそれだけで記事1本書けるくらい長くなるので明言しませんが…。

前置きはこれくらいにして、今回も行きましょう。

リストアップの条件ですが、下記2点です。
1. 11/16~11/30にフィジカル/ストリーミング/DL販売/MVのいずれかが解禁された作品(基本的により多くの人にアクセスできる手段を優先します)。
2. フルアルバム or EPのリリース時期がある程度明確にアナウンスされている作品の先行シングル、および既存楽曲のリマスターやカバー等は選出対象外。ただしアルバムのデラックス盤のみetc.に収録予定の楽曲は選出対象。


① Satylus, LIKE A KID, Winter Wakes: Neighborhood

EP(11/26)

 東京を拠点に活動する同世代の3バンドがスプリットEPをリリース。SatylusはVo/Composer. Kyoheiのハイトーンクリーンとスタイリッシュでモダンなポストハードコアサウンドが特徴、Winter Wakesはポストハードコアを軸にエモ・インディー・ハードコアなどマルチなジャンルを飲み込んだ独自の抒情的なサウンドを奏で、LIKE A KIDは自分たちのバックグラウンドを再解釈した「2020年代のエモ」を提示するオルタナティブロックバンドです。その三者三様のサウンドを一気に楽しめる作品がドロップされました。

 先月新たにBa. Gabriel(Sup. Graupel)を正式メンバーに加えたSatylusはまさに正統派モダンポストハードコアというべきヘヴィなリフワークとメロディック・ハイトーンクリーンが魅力的な ''MOTHER EARTH'' を、年内でGt. Shuyaが脱退するWinter Wakesはポップパンク/エモのエッセンスを存分に加えた力強いリリックが彼らの進み続ける意思を表した ''Pure Belief'' をリリース。なかやまきんに君の有酸素運動をやっているうちに舞い降りた(?)曲とVo. Kentoが語る ''Break The Silence'' は他の2バンドのフロントマンを加え、ビートダウンや日本詞の導入などイージーコアのエッセンスが感じられます。 

 今週末12/4にこの作品のリリースパーティーが開催され(㊗ソールドアウト)、AzamiSLOTHREATOthersideなど彼らだからこそ創り上げられる1日になるのは間違いありません。まだSatylusとLIKE A KIDはライブ見たことないので、どこかで出会えればいいですね(伏線…?)。


② The Word Alive: Nocturnal Future

シングル (11/17)

 アメリカ・アリゾナ州フェニックスを拠点に活動するメタルコアバンドの最新シングル。初期は当時Blessthefallを脱退したCraig Mabbittを中心に結成したバンドで、その後彼がすぐにEscape The Fateに移ったこと余りもの感がありましたが、現フロントマンTyler ''Telle'' Smithが加入して這い上がってきたあとはメンバーチェンジを繰り返しながらも10年以上にわたってFearless Recordsを支えてきました。筆者個人にとっても初めてライブ目的で東京遠征に行くきっかけになったバンドです。

 古巣Fearless Recordsを去って、AVOIDRain City Driveも所属するThriller Recordsに移籍したThe Word Aliveがリリースした新曲 ''Nocturnal Future'' は、過去10年間にわたってバンドが表現してきた集大成を感じる作品。近年の作品では影を潜めていたテクニカルなギターワークのイントロやアグレッションを回帰させつつも、彼らが得意としているメロディを主軸に据えたスケールの大きさと深みのある世界観は踏襲されています。クリーン&スクリームを兼任するTelleのボーカルも、年を重ねるごとに深みを増してきてベテランの風格も感じます。

 新体制になったThe Word AliveのギタリストJose DelRioはポストハードコア/スクリーモVagrantsのフロントマンで、今年出したアルバム ''Be Consumed'' もかなりの秀作だったので未聴の方はそちらもチェックを。


③Borders: Bloom Season

アルバム (11/18)

 イギリス・リンカーンを拠点に活動するラップコア/メタルコアバンドの最新アルバム。AvianaFUTURE PALACEなども在籍しているドイツの人気レーベルArising Empireと契約してから初のアルバムになります。メタルコア+ヒップホップをシームレスに融合させ、グライム・ハードコア・エレクトロニカなどジャンルにとらわれないフレキシブルなアプローチをとったサウンドは着々と人気を集めつつある様子。

 レーベル移籍後初&キャリア通算2枚目になるフルアルバム ''Bloom Season'' は前作 ''Purify'' で確立させた上記のスタイルと正当進化させた作品。これぞ彼らのスタイルというべき Tr.1 ''FADE TO BLACK'' ~ Tr.2 ''FIX THIS'' を皮切りに、コーラスにレイヤーを重ねてメロディアスに仕上げているTr.3 ''SUFFER'' 、チルなローファイビートが印象的でUSニューメタルDropout Kingsが参加したTr.4 ''NWWM'' や ブレイクビーツやグライム要素取り入れたTr.8 ''CUT THE ROPE'' など、一貫性がありつつも引き出しの多さが伺えます。国内アーティストならEvilgloom好きなリスナーにはお勧めです。 

 近年、日に日に実験的なアプローチがとられ続けているメタルコアシーン、Bordersは全く異なると考えられている2つのスタイルの境界線を曖昧にする絶妙なバランスを心得ており、陳腐な印象を受けません。


④Our Mirage: Eclipse

アルバム (11/25)

 ドイツ・マール出身のポストハードコアバンドの最新アルバム。このバンドも前述のBordersと同じくArising Empireに所属しており、こちらはヘヴィなサウンドとメロディの美麗さを生かした正統派モダンポストハードコアというべきサウンドを奏でます。Vo./Main Composerを担当しているTimo Bonnerは昔Asking Alexandriaのカバー動画で人気を博した同国のポストハードコアForever in Combatで活躍しており、Our Mirageは彼がFiCを脱退後に立ち上げたバンドになります。

 通算3枚目になるフルアルバム ''Eclipse'' は、光と闇を対比させ、モダン・メタルの威厳を通して心の奥底を探るというテーマにふさわしいアルバム。Tr.1 ''Awakening'' はKingdom of Giantsの最新作を彷彿とさせるヘヴィでソリッドなサウンド+Linkin ParkSTARSET影響下のラップをフィーチャーしたオープニング、作品のコンセプト「恐怖と闇」を体現したTr.2 ''Black Hole''から持っていかれます。ダークなコンセプトに反して音像のバランスやヴォーカル/ストリングスetc.のメロディセンスが絶妙で、その流麗さ・煌びやかさは暗い夜に光る一等星の彷彿とさせます。

 やや作品のバラエティに欠ける印象はあるかもしれませんが、Timoの一貫したヴォーカルパフォーマンスやストリングス・シンセの導入を含めたサウンド・プロダクションは欠点を補って余りあるものです。


⑤Eversolitude: SLOWLYCOLLAPSE

EP (11/25)

 東京を拠点に活動しているポストハードコア/オルタナティブロックバンドの最新EP。現体制での活動からもうすぐ2年といったところで、ポストロックやマスやアニソンなど多くのジャンルの影響を受けた自由なアプローチ、メタルコア時代とは違ったベクトルのテクニカルさをもつ「ギターワークを始め、糸を丁寧に縫い合わせるようなアンサンブル」を売りにリスナーを魅了してきましたが、各個人の活動や環境の変化を乗り越えながら、ついに現体制でのEPがリリースされました。

 待望の現名義初のEP ''SLOWLYCOLLAPSE'' は、過去の呪縛をSASN時代の要素を想起させる要素を用いて表現したTr.1 ''供花が鳴く(Prequel)'' 、SASN時代にリリースされた ''Nefertiti'' を過去の自分たちへのアンサーとして再解釈した ''過日の影を踏む(Beyond Causality)'' 唯一先行でライブでも披露されてきて、Maison book girlなどへのオマージュを積極的に取り入れたTr.3 ''時を縫う魔法(Clockwork Youth)''、コンポーザー/Gt Genが精神的に追い込まれていたであろう時期に紡いだ自己嫌悪に満ちたリリックと昨今のメタルコアへのアンチテーゼを内包した要素が緊張感を与えるTr.4 ''或いは幽き放物線(Faint Afterimages)'' と一聴では語りつくせません。聴くたびに新しい発見ができる彼らの過去から連続する「現在」を現した作品になっています。

 明日、前回の新曲特集で取り上げたFall of Tearsと一緒に大阪にやってきますが、その時の様子はライブレポートが上がると思いますので楽しみにしていてください。

⑥Pincer+: Hunting God Tapes, Vol.1

EP (11/25)

 PaleduskMake Them Sufferも所属しているGreyscale Recordsが誇る、新鋭ニューメタルコアバンドのデビューEP。Sworn In/Darke Complexの成功からGraphic NatureHEAVENSGATEなどの新世代まで、常にトレンドの移り変わりが早いニューメタルコアの世界ですが、Ex. DealerのJosh Angも所属しているこのバンドもその新世代ニューメタルコアバンドの一部。その暴力的なサウンドとアグレッションは、過去のバンドの影から完全に抜け出すまでに至ったのでしょうか?気になります。

 ということで、鮮烈なデビューを飾ったPincer+の処女作 ''Hunting God Tapes, Vol.1'' は、不穏なサンプリングボイスと不協和音のイントロから始まるデビュートラック Tr.1 ''Angeldust'' で幕を開けます。全体としては2~3分のコンパクトな楽曲にモッシュパートや2ステップ必須のリフワークとアグレッションが詰め込まれていて家の壁に穴が開きそうです。Dealer含めた近年のダウンチューニング推しの同ジャンルのバンドと違い、ノイジーで粗く潰れたような音像も対照的な印象でした。

 アグレッションとヘヴィネスだけでは頭一つ抜けるのは難しいオーストラリアのメタルコアシーンですが、デビュー作として聴いていて圧倒されるような狂気と暴力性はオーディエンスが期待しているニーズに十分答えているでしょう。


⑦alt.: WRAITH

シングル (11/17)

 オーストラリア・アデレードを拠点に活動しているオルタナティブロックバンドの最新シングル。バンド名の通り、オルタナロックのアイデンティティともいえる型にはまらない音作り、独特なボーカルのエフェクトやグルーヴ感のサウンドには定評があり、Vo. Dan Richardsの表情豊かな艶のあるクリーンボーカルが陰鬱で美しい楽曲の世界観を最大限に表現しています。2020年にリリースされたEP ''Dysfunctional'' は、思考を失った者の痛みや困難な現実を反映した心情風景を巧みに引き出したサウンドを奏でていました。

 今年フルアルバムをリリースしたPridelandsと同じように、Resist Records & SharpTone Recordsと契約したalt.の最新シングル ''WREITH'' はThe Plot In YouのLandon TewerやNorthlaneのMarcus Bridgeも制作に携わっている気合の入った一曲。楽曲のリリースと同時公開されたホラー要素の強いMV・ノイジーでインダストリアルなイントロやヴァースからもこの楽曲の不穏さが伝わるかと思いますが、そのなかで際立つのはDanの伸びやかな歌声で繰り返される ''I'm floating away~'' というフレーズ。世にはびこる恐怖や憎悪からあてもなく逃げるような不安がこの一文に集約されています。

 人気レーベルを機に快心の一作を出してきたalt.、個人的には前述のTPIYをはじめHands Like Housesや ''It Comes and Goes'' 以降のDream On Dreamerあたりが好きなリスナーは興味を示してくれると思っています。
  


⑧OLPHEUS: 日々を嗤う

EP (11/27)

 関西圏を拠点に活動している叙情/メロディックハードコアバンドの最新EP。EPとしては2019年に ''群青は曇天の後に'' 以来3年ぶりのリリースになります(その間に音源自体は2020年末 ''ターミナル'' や今年の夏に実質先行でMVがリリースされた表題曲がリリースされておりましたが)、今年は活発まではいかなくとも初のKEEP AND WALK主催のイベントにも出演を果たしていたりと、マイペースかつ堅実にリスナーの注目を集め続けています。

 そんなコロナ禍以降の数年間を総括するようにリリースされ3rd EP ''日々を嗤う'' は、Vo.弾のスクリーム・ポエトリーによって紡がれるより地に足を着いたリアルなリリックと、儚さを持ち合わせつつも伸びやかに唄い上げるキャッチーでメロディアスなコーラスが遺憾なく発揮された作品。前者はTr.1 ''結び目''、後者はTr.2 ''モラトリアム'' や Tr.3の表題曲でよりはっきりとわかるかと思います。Tr.2のアウトロのリリックは同世代で活躍していた仲間の脱退・解散を見送ることが増えてきたOLPHEUSの意志を表していて、心にグサっと刺さります。

 先日のSheeSawharm企画 ''黎明ノスタルヂア'' を含めると珍しく年始までに3件のライブが決まっているOLPHEUS、個人的には年明けにWinsethが主催する同世代が集まったイベント ''RE: CREATORS Vol.2'' が楽しみです。

⑨One Step Closer: Dark Blue

シングル (11/30)

 アメリカ・ペンシルバニア州ウィルクスバリを拠点に活動しているハードコアバンドの最新シングル。現在のUSハードコアシーンの最前線で精力的に活動しているバンドの一つで、オールドスクールハードコアの力強く熱量豊かな疾走感をベースに、エモーショナルでメロディックなアプローチを現代風に組み合わせた作風は日本でもデビューアルバム ''This Place You Know'' の国内盤が発売されるほど人気を博しております。

 アルバムリリース後初の楽曲になる新曲 ''Dark Blue'' は、これまでの作品で築きあげてきたGorilla BiscuitsTURNING POINTHave Heartあたりの力強くもエモーショナルでメロディックなハードコアから影響を受けたサウンドを踏襲しながらも、特筆すべきはメロシャウトにも接近したメロディ要素が垣間見えるVo. Ryan Savitskiのボーカルアプローチでしょう。その疾走するメロディーの裏には「ツアーライフで得られる刺激と安らぎ vs 友人や家族などホームにいる大切な人との関係性」の葛藤が垣間見えるかと思います。実際に音楽メディアでもRyanはその葛藤について言及しています。

 2023年1発目のBLOODAXE TOURで待望の初来日が決定しているOne Step Closer、各公演のサポートアクトの豪華さや同時期に開催されるNo Pressure/Regulateのツアーも相まって1月の終わり~2月の初めは間違いなくハードコアリスナーにとって熱い1日になるでしょう。


⑩The Amity Affliction: Show Me Your God

シングル (11/29)

 2019年にはCrossfaithの企画 ''ACROSS THE FUTURE'' で来日も果たしている、オーストラリア・クイーンズランドを拠点に活動しているメタルコアバンドの最新シングル。初期から一貫して強靭で力強いメタリックなサウンドと切なさと悲しみを思い起こさせる陰のあるメロディを織り交ぜたドラマティックな作風を貫いています。近年の作品はよりメロディアスな面を前面に押し出している印象がありますが、前作のアルバム ''Everyone Loves You... Once You Leave Them'' 以降はかつての激しさも取り戻しつつあります。

 前作のEP ''Somewhere Beyond the Blue'' から約1年のスパンを空けてリリースされた ''Show Me Your God'' は、過去作の ''Death's Hand'' ''All My Friends Are Dead'' あたりを彷彿とさせるブラストビートを伴った激しいイントロとメタルコアチャグで幕を開けます。しかし、バンドの十八番であるBa/Vo.のAhren Stringerのクリーンボーカルが放つ陰のあるメロディは安定しています。楽曲の意図はバンド自身の経験から何度もテーマに掲げてきた親しい友人や愛する人を喪失するトラウマを描いた悲痛でセンチメンタルな一曲。

 個人的には5thアルバム ''Let the Ocean Take Me'' があまりにも傑作だったので近年の作品はあまりピンとこなかったのですが、前作のEPと今回の新曲で緩急伴った展開・引き出しが大きく増えた彼らを聴きなおそうと思いました。

Honorable Mensions

Wolves At The Gates: Lowborn
EP (11/18)

 アメリカ・オハイオ州シダービル出身のクリスチャン・ポストハードコアバンドの最新EP。今年の春にもフルアルバム ''Eulogies'' をリリースしたばかりにもかかわらず、ホリデーシーズンに新作をドロップ(クリスチャンバンドがクリスマス辺りにカバーや新曲を出すのはよくあること)。今回もアルバムを踏襲したヘヴィなメタリックサウンドとメロディの精巧さを活かした力強いポストハードコアサウンドを奏でます。Tr.3 & Tr.4は昔から歌われているクリスマス・キャロルのカバーです。

As Everything Unfolds: Blossom
シングル (11/25)

 イギリス・バッキンガムシャーを拠点に活動しているオルタナティブロック・ポストハードコアバンドの最新シングル。よくリスナーがこのバンドをわかりやすく説明する際「Paramoreをヘヴィーにしたような感じ」と言われることが多いですが、フロントウーマンCharlie Rolfeのクリーンはヘヴィなバンドサウンドにもポップな楽曲にも映える気がしますし、もちろん苛烈なスクリームも容易く切り替えることもできます。来年にアルバムリリースが噂されているそうですよ。


Calls Name Again: SPREZZATURA 

シングル (11/30)

 北海道・室蘭を拠点に活動するポストハードコア/ラウドロックバンドの最新シングル。ホームではHER NAME IN BLOODやAzamiなど全国区に名をとどろかせているメタルコア・ハードコアバンドのサポートアクトを務めている実績があります。Vo. Renのソウルフルなハイトーンボーカルとニューコアに接近したトラックはタイトル通り「無造作であるが故の美しさ」をアルファロメオ(MVで出てくる赤いスポーツカー)に例えています。あの車中古でも800万円くらいするんですがCGですよね…?


In The Alice: Victims
シングル (11/18)

 神奈川・厚木(今もそう?)を拠点に活動しているメタルコアバンドの2ndシングル。元々はDying Seven Rebirthという名義で活動しており、2年間の活動休止期間を挟んで昨年に新フロントマンKatsuの加入と1stシングル ''Anticipation'' をリリースして活動再開に至った経緯があります。D7R時代から受け継がれているシンフォニック要素をフィーチャーしたメロディックメタルコアサウンド、メンバーのルックスも相まって「BTSがメタルをやった」って評されているくらい流麗なサウンドが特徴です。



Recluse: DEMO 2022
シングル (11/27)

 West Side UnityクルーであるTaku (Ex. ReVERSE BOYZ / Fist of Fury) が新しく立ち上げた、ストレートエッジ・ハードコアバンドのデビュー音源。まさしくTaku本人がやりたそうなニューヨーク由来のオールドスクール・ユースクルー直系のエネルギッシュな疾走感と跳ねるようなグルーヴを感じます。ライブの際はNUMBERNINE etc.のHideta (Dr.)とunderscreenのFuga (Gt.)をサポートに加えて活動中で、年末年始にも京都と大阪でライブがあるので要チェック。


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