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Fieldism Live Report #14: SheeSawHarm pre. 黎明ノスタルヂア (12-2-2022)

前回の記事(ライブレポ)はこちら↓


 Fieldismを本格的に始動させてから丸1年経ちました。なんだかんだ続けられているのは皆さんがいつもチェックしていただいているおかげです。お世話になっております、Ryotaです。

 

 先週末は12/2~3と、コロナ禍始まってから久しぶりにツーデイズでライブハウスに行ってました。今回はその1日目、京都screamoを謳うラウドロックバンドSheeSawHarmの企画 ''黎明ノスタルヂア'' に行ってきましたので、その時の様子を残しておきます。

 この企画の大きなテーマは「関西のヘヴィミュージックシーンの新たな始まり」でしょう。以前からこちらのnoteでも心斎橋VaronのブッキングイベントやSUBLIMINALSのレコ発でも、コロナ禍直後は冷え切っていた熱が今年の後半に入って再び取り戻しつつあるのは周知の事実だと思います。先日のライブも彼らなりの形でそれを体現したイベントで、AMИESIAやBear Knuckleなどの同世代から、OLPHEUSやYou Existあたりの一世代上の先輩バンドまで、コロナ禍前2018~19年の「あの頃」と今をつなぐ重要な一日だったと感じます。

最近の関西の若手の話はこちらでも言及しているので、未読の方は是非↓

 

 前置きはこれくらいにして行った方は当時の余韻に浸り、行けなかった方も是非当日の様子を想像してもらえたらと思います。なるべく解像度を高くして書いていきますので。


※各出演者・関係者の名前は敬称略になること、予めご了承ください。


AMИESIA

 トッパーは(基本的に)メタルコアバンドAMИESIA、SheeSawHarmと同じく現在の関西のメタルコア/ポストハードコアシーンの最前線で活躍しているバンドの一つで、曲者ぞろいの関西のバンドの中ではDEXCORE~REVIVAL OF THE ERAなどのヴィジュアル系からGIVEN BY THE FLAMES~Motionless In Whiteなどのゴシック系メタルコアの要素が強い異質なバンドですね。クリーンボーカルやメイク・いで立ちなどは双方にもアプローチできそうです。


 ただGt/Vo.の皇がBURN WOUNDTEZELLVEINなど並行して活躍している影響か、ヴィジュアル系/ゴシック目なメタルコアだけでなく多種多様な要素が盛り込まれていることを再認識。ELYSIUMインスパイア系煽りの印象があるセトリ2曲目 ''Nautilus'' ではThall/Djent系の音像を出したかと思えば、先日リリックビデオが公開されたセトリ5曲目 ''EXCEED'' ではチャラいトラップ・EDMを取り入れたダンサブルなサウンドになったりと引き出しの多さに目が行きましたね。ちょくちょく入れられる無音ブレイクダウンや曲中で一気にチューニングが下がる仕掛けなどヘヴィなところにも振り切ってたりします。

 また、1曲目 ''End Blood'' では主役SheeSawHarmのVo.ゆーさくが、''Nautilus'' では皇がギターを置いてマイクを取るパートがあるんですが、そこでは前回自分が観た時と同様TEZELLVEINのBa. Tsuyoshiがギターで飛び入り参加。''Surprise'' では盟友ZEYΣからVo. RIOが参加。彼らのライブに花を添えていきました。


 一曲目を終えた後のMCでVo. Isaraが放った「トッパーっていうのはその日のイベントですごい大事な役割だと思うんで、しっかり全うしてアンカーのSheeSawHarmにバトンを渡します」言葉の通り、しっかりと強烈なインパクトを残して帰っていきました。告知されてませんでしたが、今月にEP ''Surprise'' をリリースする予定なので要チェック。


現状解禁されている今後のライブは2件、1件は12/16に開催される同世代ラウドロックバンドI CRY REDのツアーファイナル、もう一件は年明け1/15に開催されるV系メタルコアNINTH IN PLUTOとメロディックメタルコアSleepless With Isabelleの共同企画です。とくに後者はまさに異種格闘技戦でスペシャルゲストとしてLAST DAY DREAMもやってくるので見逃し厳禁です(自分も行くかも)。東心斎橋SOMAって高校生の頃から行ってるんですが、ブチ上がっても怒られませんかね?


CYANSEA

 2組目は自分が携わったBuried Alive IIにも出演していただいたCYANSEA、実はBuried Alive IIの翌週にもSUBLIMINALSのレコ発で観てはいるのですが、企画終わった後でバタついていたのとどうしても仕事との調整がつかずトッパーのDimraysを観れなかったのもあってレポートは上げなかったんですよね… こちらも関西のメタルコア/ポストハードコアシーンの最前線で活躍しており、その中はSUGGESTIONSとともに関東方面のライブが増えてきている印象ですが、主要メンバーのキャリアを考えればYou ExistやOLPHEUSとも同世代です。

 音楽性云々は自分の企画を含めた過去の記事を読めば分かるので今回は割愛しますが、恒例の ''Tempest'' 前のイントロでVo. Hayataが「ぐちゃぐちゃになろうぜ!」と煽った瞬間、各メンバーの多種多様なバックグラウンドを反映させた、相変わらずアグレッシブかつ洗練されたサウンドがフロアに鳴り響きました。各個人のキャリアの長さや演奏技術の高さからくるエレクトロサウンドや突飛な展開もさらりと演奏してしまうところを考えると、やはり知名度とライブのクオリティが反比例している気がしてなりません。

 セットリストはBuried Alive IIの時と同じで、''In Front of My Eyes'' と ''Psychedelia'' やって終わりかな…って思って観てたら黒ずくめの人がなぜかステージに立ち、聞き覚えのある電子音イントロでコロナ禍以前から関西のライブハウスに遊びに来てた人はぶちあがったことでしょう。そう、ステージに上がっていた男はSeize The ThroneのVo. Deathだとわかり、最後にサプライズとしてSTTの代表曲 ''Raw Heart'' を披露。あの頃と変わらない洗練されたパフォーマンスでフロアを魅了してステージを残していきました。これ公演当日に急遽決まったらしいです。自分としても彼に会ったのは3年近くぶりなのでうれしかったですね。

 
 安定のハイクオリティな音に包まれた時間を提供するCYANSEA、次回は1/15に姫路発ポストハードコアバンドWinsethの企画に出演します。UnvisionとWinsethは2年前に自分が携わった企画 ''Stay Nerd / Stay Emotional'' 以来のライブ、特に主催は「メンバーみんな予定が合わなすぎるので、これ終わったらあと5年はライブしない」なんて言ってましたので気になる人は遠いですが遊びに行きましょう。


Bear Knuckle

 3バンド目は大阪・堺市を拠点に活躍している若手ハードコアバンドBear Knuckle。EYE HAVE YOU, TEMPLE, CRACK NUTSなどの後輩的ポジションというべきバンドの印象で(実際に一部メンバー達は遊びに来てましたしね)、メタリックハードコアの音楽性や日本語詞から繰り出されるストレートなメッセージ性、特に怒りや悲しみなどドロドロとしたネガティブな感情を前面に押し出したダークな雰囲気は特筆すべきところ。最近ではMEANINGとの共演も実現しており、West Side Unityとは別ベクトルで活躍の幅を広げています。


 今年に入って前Ba. 晴仁(現UNHOLY11、不祀 Sup.)との出会いをきっかけにこのバンドと交流ができたのですが、実際にライブを観るのは初めての今回、ジャンルは違えど鬱屈した感情をストレートにぶつけるようなところはSheeSawHarmと似通っている部分はあるなと感じました。Vo. テツヲの狂気じみたシャウトとフロアを威嚇するようなパフォーマンス、Gt. ヨウジ & Sup Ba. しょうたろう & Dr. 蛍の楽器隊が繰り出す、爆速パートからビートダウンなどギアを頻繁に変えていくジェットコースター張りの展開はモッシュを誘発させるのは容易でした。また、時折その混沌としたサウンドに花を添えるがごとくノイズも繰り出してくるのも意外性がありました。


 Vo. テツヲのMC「『名前だけでも覚えて帰ってください』なんて言いません、俺らの名前覚えさせて帰る」と威嚇的なMCからもわかる通り、本日一の破天荒っぷりを披露。時折ステージに飛び出してはクラウドサーフしたりしまいには最後は半裸になってフロアの中央に倒れこんだりと、最初に挙げた先輩たちやVision of Fatimaのような混沌としたライブパフォーマンスでフロアのオーディエンスに強烈なインパクトを残しました。

 言い忘れてましたが、ここまで各バンドが年内ラストです。Bear Knuckleの次回のライブは1/20にDr. 蛍が企画するスタジオライブです。先述のTEMPLEやSleepless With Isabelle、そして吹田レペゼンミクスチャーロック195 ich-kyu-goが出演します。平日ですがこちらもチェックを。このバンドに関してはいずれまた違う形で記事に出てくるかもしれません。


You Exist

 折り返しになる4バンド目は、メロディックメタルコアバンドYou Exist。今年は名古屋でライブしていましたが、関西圏のライブはコロナ禍前のMAKE MY DAYのレコ発以来約3年ぶりです。最近は仕事や結婚など、各メンバーのを取り巻く環境の変化もあって中々積極的に活動できていないイメージですが、今回彼らが出演したというのは「関西のメタルコア/ポストハードコアシーンの『あの』と『現在』」たらしめる証左に他ならないでしょう。しかもフルメンバーなので尚更。

 You Existは音圧や威嚇的なMCなどでストレートに殴り掛かるスタイルとは対照的な、Vo. Daichiの語り掛けるようなMCをはじめとした、オーディエンスと一緒に作っていこうとするライブが特徴的。当日も「ここにいるお客さん一人一人と音楽で対話していきたいし、心にぶっ刺さることやっていきます」って言ってましたしね。そしてブランクを感じさせないタイトな演奏は相変わらずです。開幕から ''24-7'' ''Altair'' と一気に駆け抜けていきます。''Prevail'' の終盤では、久々のスマホライト点灯が見られて「自分たちがかつて見ていたあの光景」を取り戻せた感あって感慨深かったですね。


 あと大きなトピックといえば、(リリースから1年経ったものの)ホーム大阪での ''Still'' 初披露でしょう。泣きのメロディを上手く混ぜ合わせた流麗さを添えたドラマ性は変わらず、コーラスワークやベースラインやポストロック的な音のレイヤーなどに力を入れた意欲的な作風には脱帽。「あんたらのマイクだ、歌ってくれ!」とDaichiも煽り立てていきます。

 ブランクなのかわかりませんが、''Still''の時に同期か何かのトラブルで2回演奏をスタートできなくてメンバー達が場をつながざるを得ない状況がありましたけど、実際にその職に就いているのかってくらい皆トークが上手くて面白かったです、前々からそうなんですけど特にBa. カドタニとGt. うめけん。ただ「バンド始めたときは10代やったけど、俺らもう25やしたっきー(Dr.)は24やからな」は30代が近づきつつある自分に効くのでやめてくれ()。

 最後はテンポチェンジを伴ったブレイクダウンのある ''幻影'' で終了。久しぶりにあのブレイクダウンでモッシュピットする光景が見られてマジで2018~19年にタイムスリップしたのかと錯覚しました。次のライブは未定っぽいので今回観れた人は間違いなくラッキーです。

 

不祀

 後半戦1発目はSheeSawHarmと同じく京都を拠点に活動しているメタル魑魅魍魎不祀。Buried Alive IIでは第一回と同じくトップバッターを務めていただき、念願だった仙台発デスコア提婆達多との共演が実現。打ち上げでも完全にソウルメイトと化していたのが微笑ましかったです。何度かSSHと不祀は再共演のチャンスはあったものの、昨年の ''ena'' レコ発はSSH側で濃厚接触者が出て出演キャンセル、2月の ''iiimi'' レコ発は不祀側にコロナ陽性者が出て公演自体が中止になったので3度目の正直という形です。

 CYANSEA同様過去に何度も言及してきた音楽性云々については割愛しますが、''Zuwwari'' ''kkekke'' など昔からやっている曲が多かった前回とは対照的に、 ''iiimi'' や ''tarabadala'' など比較的最近の曲多めだった印象。筆者個人としても ''iiimi'' ''tarabadala'' はライブで観るのはおそらく初めてなので念願系です。最近の曲を聴く限り、シンフォニック要素だけでなくエレクトロ・グリッチも積極的に取り入れている部分はやはりバンドとしてアップグレードしているところがわかります。また前回観たときはゼロ距離のフロアライブというのもあって、ステージで観るそれとはまた違った雰囲気が味わえましたね。


 3年前からライブ観ていますが、やはり不祀を不祀たらしめているのはVo. Queiguoのボーカルワークでしょう。エネルギッシュに動きまわっているのはもちろん、高音シャウトや低音グロウル、妖しい囁きっぽい歌声~演歌・歌謡曲ばりにこぶしやがなりを利かせた歌い方まで器用にこなすのはやっぱり流石だなって思うし、不祀のフロントマンは彼以外に想像できないと思います。特にまだ音源化されていない ''wasrel'' や ''グリーフ'' はメタル以外からの音楽の影響も感じるな~とは思います。


 不祀も次のライブは現状決まってない or 解禁されていないようです。個人的には一度仙台に行って提婆達多と対バンするか、新潟に行ってDIVINITISTと共演してほしいです。


OLPHEUS

 トリ前はメロディックハードコアバンドOLPHEUS。直近の新曲特集でも約2年ぶりの音源リリースになる ''日々を嗤う'' を取り上げましたばかりです。ライブ活動はあまり活発ではないものの、初のKEEP AND WALK主催のイベントにも出演だったり、今回もこの日のような関西のシーンにとって非常に意義のある1日に駆け付けるあたり、ここぞというイベントでバッチリ決めてくれる印象があります。
 
 一部メンバーが東京在住のため、今回はGt.コウヘイの代役としてCYANSEAのMasayukiを加えたサポート体制になりますが、先日リリースされたEP全曲をセットリストに加えて臨んでくれました。 ''結び目'' ''モラトリアム'' はライブでも初披露でその場にいる人皆ぶち上がってましたね。確か始めて観たときは4年前に活動休止から復活して一発目とかだったんですが、リリースを重ねるごとに伸びやかに歌い上げるVo. 弾のコーラスワークがキャッチーになっていくのが分かります。

 新曲3曲を終えた後、Vo.弾が「バンドを始めたとき、彼ら(CYANSEA)の前身Seize The ThroneやYou ExistやAlerionとか仲間がいたんですけど、5~6年やってる中で彼らが離れてったのを見てきて、残された俺たちはやっぱり寂しい」と話し、去っていった仲間たちへの鎮魂歌 ''ターミナル'' を披露。シンガロングパート多数のこの曲で、ステージの爆音に負けないオーディエンスの大合唱が聞こえきました。というか、最前にいた人の殆どが同世代のバンドマンで2018~19年に戻ってましたね。最近ライブハウスに行き始めた方は多分動揺してたと思います。


 前作のEPのエンディング ''群青は曇天の後に''を演った後は、「始まりから今まで繋いでくれた曲を」と代表曲である '''' で締めてくれました。この日の盛り上がりは「なんでこんな盛り上がってるの?」とバンド自身が動揺するレベルで異常でしたね。F.PのJuntaroがfeat.するパートはCYANSEAのHayataがやってましたが、そのあとの大サビでマイクジャックを勝ち取ったWinsethのVo. Takayaもfeat. (?)で同世代のブチ上がりっぷりもピークに。ステージダイブ・シンガロングもそうですが、スーパーモッシュタイムも半端なかったですね。大サビでステージから飛んだ弾は思いっきり頭を打ってそのあとすぐ病院に運ばれましたが、無事だったようで良かったです。

 今後のライブですが、12/29に町田で行われるSlyDoggyの Gt. AKIの企画 ''Yavengers'' と、先述の姫路行われる ''RE.CREATORS Vol.2'' の2件です。12/29は盟友であるARES INWORDSが無期限活休 & InFixもVo. yu-ma & Dr. Naoが脱退する現体制ラストライブとなり、またも節目を見送りに行くようです。


SheeSawHarm

 大トリを飾るのは本日の主役SheeSawHarm、現代に生きる人間の負の感情をテーマに、メロディアスなクリーンボーカルと刺すようなメタルコアサウンド、何よりも「これは京都だわ」と直感で感じられる混沌とした魑魅魍魎あふれる世界観・ヴィジュアルで注目度を集めています。なんだかんだメンバー達と交流し始めて1年くらい経ち、Buried Alive IIの時も遊びに来ていただいたりしていたこともあって、個人的にも目をかけているバンドの一つです。

 「生きているって感じさせてくれ!」とVo.ゆーさくが煽るとともに、1曲目から怒りや悲しみなど様々な感情を織り混ぜ不安定な情緒を目まぐるしく表現したキラートラック ''テルミナル'' で飛ばしていきます。ブレイクダウンや静かでエモーショナルなクリーンギターなど静と動の引き出しを巧みに操っていきます。そして、Bear Knuckleのテツヲを招いてフラストレーションを前面に押し出した ''jap'' へ畳みかけていきます。


 ここで新曲 ''余炎'' をライブ初披露。''テルミナル'' も結構展開の激しい曲なんですが、こちらはクリーンなサビが終わったらブレイクダウンからもツーステップ必至パートなど急転直下な目まぐるしさが彼らの躁鬱な世界観っぷりを表しています。終盤は膝ついて泣けるパートもあって早く音源化を希望しています。Vo. ゆーさくの「お前らの手足は何のためにあるんだ!?」の煽りも熱かったですね。

 ここからセットリストは折り返しになり、温かさ&晴れやかさに不穏と寂しさを滲ませたエモーショナルな ''ラストリゾート'' 、そして「京都スクリーモをやろうと決める理由になった大切な曲」とGt./Cho. m.m.が語る3拍子バラード ''mourning never dawn'' を披露。このバンドは展開の面白さもそうなんですけど、gt. gongonが下手で弾いている泣きのリードメロディ(作曲はm.m.ですが)もセンスあっていいんですよね。

 終盤はEP ''リコ'' から ''カタストロフィ'' ~ ''空蝉'' でこの一日は終局を迎えます。自分がSSHを知るきっかけとなった ''空蝉'' はトッパーAMИESIAのIsaraが再びステージへ、わずか90秒にこのバンドの禍々しい負のオーラをキャパシティいっぱいに詰め込んだ曲なのは今観ても再認識させられましたね。まさかアンコールでもう一回やるとは思いませんでしたが。

 今年に入って躍進の1年になったSSH、企画も成功し翌日にはあこがれのEversolitudeFall of Tearsとも共演が実現したので、次の目標はバンドの地元である高知の凱旋公演なんじゃないかな?多分。


末筆

 ということで「黎明ノスタルヂア」の名前の通り、懐かしさと新しさが同居した意義のある1日を楽しんできました。ただ「楽しい」というシンプルなマインドも良いんだけど、脳裏に焼き付いてるライブって大概「主催者の明確な意思やコンセプトをオーディエンスにしっかり伝わる企画」なんですよね。個人でもイベントを主催する面で特に意識している点なので、彼らのそういう所は本当にリスペクトしています。

 今回の彼らの企画で、SSHはいずれ「Stay Nerd / Stay Emotional」に出てほしいなって思ってるし、時間はまだまだかかりそうだけど実現できるよう頑張ります。また、来年以降のFieldismが携わる企画に関しては「必ず関西の最前線で戦うバンドを迎える」ので、楽しみにしていてください。

ということで、翌日の公演 「Fall of Tears & Eversolitude pre. Fall in love with your solitude "Fall''」に続きます。

 

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