村国座でグルーヴィな昼下がり【ローカルフェス・レビュー】
日曜日、小さな音楽フェスに行ってきました。ホールでも広場でもない、各務原市の村国座という国の有形文化財がステージになっていまして。なかなかレアな体験でした。今回の記事では、簡単なフェス・レビューをお届けします。
ちなみに各務原市は「かかみがはら」と読みます。みんなは普段「かがみはら」って呼んでます(元岐阜県民より)。
柴田聡子さん
noteに熱烈なファンがいらっしゃった。口コミどおりの人物が目の前に。
カジヒデキさん
多くのCM曲も手がけてきたカジヒデキさん。ギターの力強さはもちろんのこと、各楽曲の終わりの余韻、そして一緒に働くメンバーを大切にする気遣いに注目。
各務原をスウェーデンに無理くり結びつけていたくだりが笑えました。「スウェーデンでレコーディング」、言ってみたいセリフです。
やはりカジさんのように、楽曲名をアナウンスしてから演奏してもらえると、検索しやすくてありがたいです。リリース年度をしっかり覚えているところや、日程を淀みなく伝える番宣にも強いプロ意識を感じた。
SUMMER SUNDAY SMILEのときに、ハグロトンボが飛んできたのにお気づきだっただろうか?一旦ステージ奥に飛んでいき、その後ステージに再登場してまた横切っていったのですよね。あのシーンがスピリチュアルすぎた。
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私の中でスウェーデンといえば…エピデミック・サウンド。ストックホルムに拠点を置く、ロイヤリティフリーのサウンドトラックを提供する世界的な企業です。
Shinさん
街ねこエピソードの言葉が詩的だった。
いろんな名前で可愛がられる猫。十分に歌を作るモチベになり得ると思った。もはや、この言葉が歌詞になり得る。人間も猫も他人の期待に応えることが全てではないんだ、でもたまにわざと応えて好かれようとするけどな。みたいな。
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猫は飼いたいと思ったことがあるけど、ペットの世話があるからといって入院を拒否する人を何人か見たことがあって、やっぱり自分はこの先ペットを飼うことはない。若いときはいくら良くても、高齢になった時のことは、猫でも人でもなかなか想像しづらい。
HARFBYさん
今回の出演者の中で一番興味がありました!Spotifyでもチェック。
着用のジョン・キャロル・カービーTシャツ。有名なピアニスト、お好きでいらっしゃるのだろうか?興味を持って調べたら、有名モデルとのカップル写真ばかりが出てきた。みんなも調べてみて!
村国座について
ステージの松の絵(松羽目幕)が目をひきます。見上げると見たことがないぐらい重厚な造りの梁。近代建築のようにすべてが整った建物とは異なる趣があります。
もし再び訪ねる機会があるなら、次は座布団を持っていきたい。
もともとお知らせに「冷房がない」とうたってあったが、岐阜の暑さに耐えられるか当日の暑さ対策に自信のなかった私(愛知県民)は現地でチケットを買うことに。
お知らせにはオールスタンディングって書いてあったけど、オール座位でしたね。昔の写真を見たらすごくて、確かにオールスタンディングでした。
犬山城と木曽川に浮かぶ鵜飼船らしきものを横目に車で向かいました。あの辺の景色を見るだけでも行く価値がある。近くだとモンキーパークやリトルワールド、航空宇宙博物館が人気です。
岐阜の会場について
個人的に好きな会場を載せておきます。
図書館のデザインがすごいことで有名。小川、スタバ、コンビニ、市役所(新築)の食堂、展望台も使えるので終日暇つぶしできる。長良川花火大会の会場だって近い。
岐阜県図書館は郊外。美術館と図書館がお隣同士。図書館内のレストランが広くて小洒落ている。
文化センター、最近キムタクで盛り上がった場所です。
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自己紹介や曲紹介、MCの色も三者三様で、それぞれの違いもとても興味深かった。結果的には1曲も歌を知らなかったフェスでしたが(!)、音楽と一緒に非日常を過ごし、いろいろ感じ入るところがありました。どうもありがとうございました。
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