英語コーチング体験記 コツコツ積み上げて見えたもの -3
もう英語を勉強したくない私がやってみた英語コーチング体験記、最終回です。やってみてよかった！でも正直に言えば、誰にでもお勧めできるものではないなぁと思います。
というわけで、最後に注意点と全体を通しての感想です。
英語コーチングを学習方法として選ぶ場合の注意点
やっぱり学習方法には向き不向きがあるし、注意すべきポイントはあるように思います。ということで注意するポイント二つ。
結局やるもやらないも自分次第 そもそも全く学習習慣がない人は向いていない
コーチングはあくまでコーチなので、学校にいってもサボってしまうタイプの人は向いてないと思います。誘惑が多すぎて。
個人的には『馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない。』のことわざがしっくりくるのですが、例えば留学しても遊んでしまって何のために留学したのか忘れてしまうようなタイプはやっぱり難しいような気がします。
コーチは水辺には連れて行ってくれます。でも飲むかどうかは自分次第。
だから最低限この期間は絶対に英語学習をつづけるぞ、とか、この後に繋がる○○を得るとか、そういう目標に向かって自分が努力できるかどうかはコーチングを選ぶ前に見極めたほうがいいように思いました。
あくまで自走したい人向け、短期間に能力をがっつり伸ばしたいというよりは、ある程度持続的に習慣化することやじっくり付き合っていくことを目的とした方が合致しやすいです。
コーチとの関係性が主軸になるので、相性の問題は絶対にある
コーチとクライアントの関係性は、一個人同士がどう向き合っていくのか、ということになるので相性によっては厳しいだろうなと思います。
だから基本的な価値観や考え方を事前に聞いておき、自分に合いそうかどうか、特にペースに対する考え方は合わせておいた方が良いように思います。
もちろんコーチはプロなので、クライアントの要望やペースには合わせて導いてくれます。でも相性によってはそれが上手く伝わらなかったり、わかってもらえないことが起こることもあるので、そういう人に3カ月間寄り添ってもらうのは正直きついだろうな…と思います。
コーチのプロフェッショナルさや相性は、できるだけお試しセッション的なもので見極める必要性はやっぱりあります。
終わりに コツコツ積み上げたことで見えたもの
3か月間超集中して英語と向き合った、というよりは、自分と英語との距離感を測りながらとにかく続けること、習慣化することを重視して向き合った3か月間でしたが、実際やってみると景色がかなり変わったように思います。
私にとって一番大きかったのは、英語を話すってやっぱり楽しい、人とつながりあえることは嬉しいという初心を取り戻せたこと。そしてこれからも続けられそう、と思えたことです。
キャリアアップとか、英語が必要だから、という理由で何度か学び直したことがありましたがどれも続かず、一周まわって好きだから学ぶ、でいいじゃないかと思いました。
好きじゃないことはやっぱり続かないし、そうじゃないとここまではやっておきたいといったチャレンジしたい気持ちも、自分に負荷をかけることも、長期的には難しいような気がしています。
そしてそういった当たり前のことをもう一度取り戻して、楽しくやれる範囲を自分の中で見出すためには時間がかかるのだなと腹落ちしました。
すぐ結果が出るものをどうしても手を出したくなるけれど（そして正しいやり方はあっても、やらなくて結果がでるなんてものは存在しないという現実はさておき）、語学は特に地道に続けられるかが勝負だと思います。
どうしてもモチベーションや人生の波はある。その中でどうやって続けていくのか、自分にあった学習方法（という名の趣味）を見つけられればやっていけるし、勉強と思うとよっぽどそういうのが好きなひとでないと難しい。
何が良いって一概に言えないけれど、アウトプットの習慣化に特化して自走できるようにコーチをつけて学んでみるということは私にとっては貴重な経験でした。少なくとも自分でやれそうだと思うまでに3か月という期間は私にとって必要だったのだと思います。
というわけで、私のコーチング体験記はこれでおしまいです。
後は自分でどれだけ続けていけるか。
少しずつでも毎日途切れず、コツコツと積み上げていけたらと思います。
おまけ：私みたいなお悩みをお持ちの方に…
ある程度勉強してきたのものの、もう今更英会話学校に通う気力がない、オンライン英会話だけでは上達を実感できない。でもスピーキングを伸ばしたい、という方でコーチをお探しの方はぜひMotohiroさんのサイトをのぞいてみてください。
個人的にはとってもお勧めです。
読んでくださってありがとうございます。
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