プレゼンテーション1

転職必勝法 その③ 僕が面接全勝した必勝マインドセット

お疲れ様です。ワッショイです。

今回は転職活動において、最も重要な面接について書いていきます。

転職サイトへ登録 → 書類選考を経て次にやってくるのが、そう!面接ですね。

書類選考は、自分から企業へ一方通行のアピールでした。採用担当が毎日のように見る職務経歴書からキラッと光る何かがあったのでしょう、「この人に会ってみたい!」というステージまで辿り着きました。

面接・・・という言葉を聞いて身構える人も多いでしょう。なにせ今度は文章ではなく人間ですから。相手がどんな人間で、どんな性格で、どんな感情を持っているか分かりません。

人間は見たこともない、得体のしれないものに恐怖が芽生えやすいといいます。それもそうです。そもそも僕だって人見知りですから、面接日が決まってから当日まで緊張しっぱなしでした・・・

変なこと言ったらどうしよう・・・

言葉が出てこなかったらどうしよう・・・

面接官が怖かったらどうしよう・・・

↑ こんなことばかり考えていました。しかし、悪い方向に考えていたら前に進めません。タイトルにもあるように、面接に臨む前にまず、自分のマインドセットを改めてみることにしました。

面接官と自分は対等

せっかく書類選考が通り、面接までこぎつけたのに、なぜこんなにも不安が押し寄せてくるのか。それは”面接”ではなく”面接官”にビビっていたからでした。

なぜビビっていたか?それは求職者である自分と、採用担当者である面接官とでは圧倒的に自分のほうが下の立場であると考えていたからでした。

自分 < 面接官

このような式になった理由としては『御社で働かせてください!』と考えている自分がいるからだ。この考え方がそもそも間違いである。

そう、求職者である自分が下手に出る必要がないのである。今は売り手市場ど真ん中、『ほかにも会社あるけど、とりあえずあなたの会社を受けに来たよー』てな具合で、面接官と対等の立場であるというマインドにしたのだ。

自分 = 面接官

たったこれだけのことですが、自分には効果的でした。緊張よりむしろ『面接官と会ってやろうではないか』というメンタルを手に入れることができました。

質問にはアドリブで答えろ

さあ、いざ面接当日。そして面接官と対峙。ここでも先ほどの自分のほうが立場が上とういうマインドが役に立ちます。以前の僕は『なに質問さるかな、、』とか『きちんと答えられるかな、、』といったマイナスのことばかり考えていました。

しかしマインドを切り替えた僕は無敵です。『質問があれば何でもどうぞ』と、面接官が最後に言うあれの如く、背筋を伸ばして腕を組んで(腕を組むのは脳内で)待ち構えていました。すると、

『自己紹介をしてください』

『転職の理由は?』

『わが社を志望した理由は?』

『前職ではどんなことをしていましたか?』

『人生で一番の失敗は?それをどう乗り越えたか?』

『前職とは異なる職種となるがわが社でどんな活躍ができるか?』

など、定番の質問から少し深堀した質問まで来ましたが、自信を持って答えることができました。

ここで大事なポイントが話し方です!

僕はこの手の質問はもちろん想定していました。それでも一つの質問に対して半分は用意していた回答、そしてもう半分はその場で考えたアドリブ回答でした。

想定できる質問なら全部用意して答えたらいいやん?と思う人もいるかもしれません。しかし、考えてください。僕は役者じゃありません。回答を完全に用意してしまうと、どこか棒読みで感情の無い話し方になってしまうのです。

このような自分なりの模範解答は面接官にバレバレです。『あっ、こいつ用意してたんやな』感が満載なのです。人間は完璧でない生き物です。そして、面接には流れがあります。模範解答をスラスラ言ってしまうと、面接全体を通してぎこちなくなってしまうのです。

もう一つデメリットがあります。それは想定していない質問が来ると、思考停止に陥ってしまうことです。面接は用意している質問ばかり来るほど甘くありません。必ずボロが出てしまいます。

それを乗り切るためにも、アドリブ能力が求められます。最初からアドリブで答えていれば、『えーっと、、』と挟んだほうが、より人間的に聞こえます。

では、なぜアドリブ能力が見られているか。それは面接官も血が通った人間だからです。いずれ一緒に働くことになる人の人間的な部分を知りたいのは当然のことです。機械的な人間に魅力はありません。この人と働くと面白いことができるんじゃないか?そう思わせる人間的な一面を見るためにアドリブ能力が効果的なのです。

友達や家族と話すとき、一言一句何を話すか決めていますか?そんな人はいないでしょう。面接官は決して敵ではありません。まずはお互い良好な関係を築くためにも、深く考えすぎないというマインドが必要なのです。

面接マインドセットまとめ

いかがでしたか。

小手先のテクニックよりも、面接官も自分と同じ人間である。人間に上も下も無くみんな対等だと思えば、自然とこのような考え方になるのではないでしょうか。

そうすれば緊張しっぱなしだった面接も案外楽しめるかもしれません。

このマインドセットは面接だけ使えるというわけではありません。日常での人間関係においても有効な手段であるといえるでしょう。

他人との優劣なんぞ考えず、対等に物事を考えることができれば、心が豊かになるのだと転職活動を通じて学びました。