誰も、悲しませたくない 

わたしは、市井のただのヒト。
隠れ住んでいる訳けでもなく、そこにしか住めない一般庶民。
朝起きて、町へでて、働いて、大概夜遅く帰ってきて、ベットに潜り込む。普通の生活。

係わるヒトは、そう多くはない。
数えられるほどだ。
スマホを開けても、知人もそんなに登録されてない。
友人と呼べるのは、数人。
今では、遠方にいたり、田舎へもどったり、生活サイクルが逆転してたり、
それぞれ、忙しい。
家庭をもっているヒトもいるが、だんだん、話の内容が離れてく。
連絡する必要性も年々少なくなって、たまにしか連絡をとりあわない。
こんなひとりの生活も悪くはない、と思えるようになってきた。
恋人がほしい、という気持ちは、あるけれど、切迫感のようなものは、うすれてきた。
親は、機会あるごとに、遠回しに結婚を催促する。
スマホをあけて、見聞きするニュース、情報は、世界の広さといろんな人がいることを教えてくれるけど、
悲惨なこと、矛盾したこと、真偽のわからないこと、どうでも良いことも、ぎっしりだ。
何かに、ちょっと関心をもてば、頭にへばりつく。
考えが散々に、ふくらんで、眠れなくなることもある。
ヒトに係われば、一方だけではすまなくて、お互い干渉し、影響をあたえることになる。
流れの中で、求められた意見、アドバイスでも、相手が期待する答えなら
良いけど、、、
そうでなければ、受け入れがたく、一時は、喜んでくれるそぶりでも、後に、敬遠されることになったりする。

ヒトは、自身も含めて、変わるときは遠慮なく変わる。
ヒトと係わることは、両刃の剣。
相手を傷つけず、自身も傷をさけるため、、、
どれほどの覚悟、どれほど気遣い、どれほどの心の広さが、必要なのだろうか、、、

いままで、ヒトと係わる多くの場面で、失敗をしてきた。
一度しかない、日々の係わりの場面で、、、
わたしの発するなにげないことばで、傷つけ、、、
配慮のない振る舞いで、悲しませ、、、
思い込みによる頑な態度が、ギクシャクさせ、、、
気づかない慢心が、相手の心を縮ませる、、、
そんなことが、記憶の奥からいくつも、現れる。mmm@@@

いままで、十分犯してきたことを繰り返したくない。
自分の平穏な人生のためにも、、、
だから、、、
迷惑にならないように、思いめぐらし、、、
困らせないように、発言し、、、
邪魔にならないように、行動し、、、
できれば、、、
顔ががほころぶように、、、 
幸せになってくれるように、、、
そんなふうに、律しながら、接していければ、、、
コミュニケーション上手といえるのだろうか、、、

自分の分をわきまえて、、、
相手を、よく見て、、、
謙虚に、背伸びせず、、、
ミニマムに、シンプルに生きていければ、、、
良いのだろうか、、、

なにかが、欠けているようにも、思われる。
、、、


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?