ちょっと家事しただけで誇らしげにするパパに気づいてほしいパートナーの心理
この記事は、生活術記事まとめ、ステキnoteに掲載されました。
掲載いただきありがとうございます!
「ゴミ捨て忘れてたでしょ?俺がやっておいたよ」
「洗い物せずに寝てたでしょ?大丈夫!俺、やっといたから」
「君が放置してた洗濯物どこに行ったと思う?俺がたたんで、もう棚の中さ」
少し誇張もありますが、これらは昔私自身がパートナーであるママに対して使っていた言葉の数々です。
今思えば、どれだけ無知であったのか、そしてママのことを何も考えていなかったのか、と深く反省するような言葉でした。
そして何より、恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
さすがに、ここまでドヤ顔で誇らしげになるパパはいないかと思いますが、新婚ホヤホヤでまだ共同生活の経験が浅かったり、まだ若い世代の家庭のパパには十分あり得る話であると思い、今回紹介することにしました。
子育て中の毎日は、やることが山積みです。
育児、家事、仕事、その他の様々なタスクが待っています。
そんな中、家事育児の役割分担が夫婦間で不均衡だと、イライラやストレスの原因になりがちです。
パパが家事を少しかじったくらいで誇らしげな表情をしている一方で、パートナーのママはイライラやストレスが積もっているかもしれません。
ママが家事育児の大部分を担っている場合、パパに対しては褒めるどころかむしろ、「いつも私がほとんど家事育児やってるんだから、これくらいやって当然でしょ」や「これだけ私も頑張っているんだから、あなたもやってよ」となどの反応を示すことがほとんどです。
この記事では、ちょっと家事しただけで誇らしげにするパパの心理とそれを見たママの心理から、お互いの家事育児の役割分担の認識のズレを明確化し、よりバランスの取れた関係を築くためのヒントをお伝えします。
本題に入る前に、お知らせです。
私のkindle本の紹介です。
仕事が忙しくて家事育児ができないというパパに向けて、昨年Kindle本を出版しております。
是非手に取っていただけると幸いです。
Kindle Unlimitedなら読み放題で読むことができます。
◾️少しの家事でパパが誇らしげになるパパの心理
まず、パパがどのような心境からこのような誇らしげなことを言ってしまうのか、というところから説明します。
いまだに“仕事のメインはパパ、家庭のメインはママ“という役割分担が多いと思います。
このような状況では、普段家庭の主たる責任を担っているのはママであり、パパは仕事を中心にしていることが一般的です。
しかし、このような状況下で、パパが家事を手伝ったり、一部を担うことがあると、彼は誇らしげになることがあります。
なぜなら、彼は自分の本来の役割である仕事以外のことを手伝っていると感じるからです。
彼は、「本来はママがやるべきことまで、自分が手伝っている」という自負心を持っています。
そのため、家事を手伝った際に、「俺がやっておいたよ」と言ってしまうのです。
このように、家事を手伝ったときにパパが誇らしげになるのは、自分の役割を超えて何かを成し遂げたという達成感や、家族のために貢献したという満足感からくるものなのです。
◾️少しの家事で誇らしげになっているパパを見たママの心理
パパが少しの家事で誇らしげになっているのをママが見た場合、いくつかの代表的な反応が考えられます。
総じて、ママの心理は、普段の自分の努力を認められたいという願いや、パパにも同じくらいの貢献を期待しているという思いが反映されています。
彼女は、家庭の責任を公平に分担することで、より良いパートナーシップを築きたいと願っています。
◾️パパとママの認識のズレ
パパとママの家事育児の役割分担の認識のズレとは、両者がそれぞれの責任や役割について異なる認識を持っていることを指します。
具体的には、次のようなズレが生じることがあります。
これらの要因が組み合わさって、パパとママの間で家事育児の役割分担についての認識のズレが生じることがあります。
このズレが解消されないまま放置されると、関係の摩擦や不満が生じる可能性が高まります。
◾️夫婦でバランスの取れた関係を築くためのヒント
◯コミュニケーションを大切にする
まずは、お互いが率直に感情や期待を伝えることが大切です。
例えば、ママがパパに対して「最近家事育児の負担が重くて辛いな」と感じている場合、パパも同じように自分の感情や考えを伝えることで、お互いの立場や想いを理解し合うことができます。
◯感謝と励ましを示す
パートナーが少しの家事や育児に貢献したときには、その努力や貢献を感謝し、励まし合うことが大切です。
相手の貢献を認めることで、お互いの意識が高まり、家事育児の負担を共有する意欲が生まれます。
◯公平な負担分担を目指す
家事育児の負担が公平に分担されるように努めましょう。
どちらか一方が負担を抱え込むことなく、お互いが協力し合いながら家庭を運営することが大切です。
必要であれば、家事や育児のタスクを明確に分担し、バランスを取るように計画しましょう。
◯柔軟性を持つ
予期せぬ状況や特別な事情が発生した場合には、お互いに柔軟に対応しましょう。
時には役割分担を変更したり、相手の負担を理解してサポートすることも重要です。
家事育児の負担を助け合いながら、共に成長していくことが大切です。
◾️まとめ
今回は、家庭内での役割分担や家事育児におけるパパとママの認識のズレについて、深く掘り下げてきました。
まず、少しの家事でパパが誇らしげになる心理について、家庭内での貢献や自己満足感を得ることが理由であることが明らかになりました。
一方、そのようなパパの様子を見たママは、自身の努力が認められないことや、家事育児の負担が不公平であると感じることがあります。
このような認識のズレが夫婦関係に影響を与えることは避けられません。
そこで、夫婦でバランスの取れた関係を築くためのヒントをいくつかご紹介しました。
まずは、コミュニケーションを大切にし、お互いの感情や期待を素直に伝えることが重要です。
また、感謝と理解を示し合い、お互いの負担を共有することで、信頼関係を築いていきましょう。
さらに、公平な負担分担を目指し、柔軟性を持って対応することも大切です。
最後に、共通の目標を持ち、それに向かって協力し合うことで、より良い家族関係を築いていくことができます。
家庭内での役割分担や家事育児は、夫婦の関係に大きな影響を与えます。
お互いの立場や負担を理解し合いながら、協力し合うことで、より幸せな家庭を築いていくことができるでしょう。
以上、参考になれば幸いです。
今回記事の他にも、夫婦の家事育児分担関係の記事を多数投稿しています。
合わせてお読みいただけると幸いです。
◾️パパの家事育児分担率を上げる3つの視点
◾️家事育児分担することのメリット$デメリット
◾️パパが育児に対して自然に積極的になれる考え方
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?