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コーチに社会人実績はどれほど必要なのか問題

こんにちは、コーチングスキルの修行中の海です。
人間ビタミン剤として、心の栄養度が満ちた余剰分を手に届く範囲の方に届けるためには?を探求しています。

キャリア支援・コーチングを勉強する仲間とよくするお話は、実践を積む場所がない問題。
今日もある「コーチ募集!」のウェブサイトを見ていましたが、募集必須要項の条件は以下でした。

  • 社会人経験5年以上

  • コーチングスクールで学び、修了されていること

  • 有料でのコーチング実績があること

  • ITリテラシーがあること(一般的なSNS、オンラインツールを抵抗なく使えること)

  • 平日日中または平日夜稼働可能な方

太字の部分、すごい難しいなと感じました。社会人経験の少ない私は応募視覚なしです。有料でのコーチング実績については、ありがたいことにポジウィル株式会社の業務委託として得られている状態です。

だがしかし、私が感じた違和感は社会人経験5年以上。これは人によっての価値観に変わるのでは?と思ったからです。
これを掲載した会社のサービスのターゲットは社会人歴の長い方が多いからなのか、と予測しましたが、私の意見は以下です。

・同じ選択をとってきた人だからこそわかる共感性→◎
・違和感:違う視点で見た時の可能性は?

同じ選択をとってきた人なら同僚、共感してくれる友達がいる気がするんです。そういう方との関係が難しくて、もあるかもしれません。私にとっては多様性はどこにあるのかなと疑問に感じました。

とはいえ人は10人10色、似て非なる環境で少し違う視点も持っているのかと文章を書きながら思えてきました。自分の僻み(ひがみ)から捉えた認知かも。

でも少し最近明確になってきたのは、高すぎる?と感じる料金設定について。
コーチングのお値段は様々で、お高い理由にはクライアント(相談者)がそれだけ払ったからにはやらなきゃ、というコミットメントパワーを発揮するためとも言われています。

うん確かにと思うのは、自分も新車の普通車買えるくらいは学びに投資してきた事実があります。それを共有して事実を捉え、感情引き出し、欲求を整理していく導くお仕事です。中には2000万円以上投じたメンターもいらっしゃいます。全部試してみて、自分が一番推したいもの、効果を実感できたからこそ自信を持って提供できる状態になりますということです。



では本題に戻ってみます。
コーチに社会人実績は必要なのか。

これはコーチが決めるというより、クライアントの選択かもしれません。とはいえ、自分もこの人をコーチにつけようと思った人へ、マッチ度がわからないので、通常ケミストリーセッションが行われます。(それが当たり前!ないものは、やってみて「ああ違う(汗)」、となっては遅いので注意が必要です。)

コーチから「私はこんなスタイルです、こんなことが提供できます。いかがですか?」と提案し、クライアントはこの人ならなんだか良さそうを話して決めます。体感や直感などの本能的でわかる部分も多いですし、もしかしたら戦略的に未来の自分にはこの人のバックグラウンドや経歴なら良い影響があるかも、とアナリティカルにプロファイリングしてみるのも良し。

社会人実績はなくても人を変えてきたコーチはいっぱいいますし、むしろ自由発散的なデザイン思考の持ち主は、例えばクリエーターやアーティストに多いかもしれません。

私自身はケミストリーセッションで、「なぜ私に声をかけてくれたんですか?」とお客さんとしてコーチへ投げかけました。その時に、変わりそうな予感がするから、と言葉にしてもらった時に、お願いしたいと強く感じました。人からの期待を目の前に伝えたもらうことが人生で初めてでした。

このように、人生観までも含めてどんなコーチがいいのか?それには本当に社会人経験や経歴って大事なのか?という違和感があったという次第です。

思ったことを記事にしてみましたが、何を伝えたいかというと、自分の問題の捉え方って大事だよねの視点です。この人に頼っていいのかな?というより、この問題を解決したいけれど、本当にその問題って今の自分の真の問題なのかを見極める必要があって、そのために協力を仰ぐ対象とズレが後から出てこないように、問題発見能力が大事だと感じました。

だからこそ、社会人経験ので5年以上必須なサービスへは自分は価値を感じない、違和感となることも自分で納得できました。自信の社会人歴が足りない問題、ではなく人生観や自分が助けたい人はきっとそこにはいないだろう問題でした。

あれ、まとまらなくなってしまいました!でも人間は問題がつきもの。その問題を向き合うその姿勢がまず自分を自分で褒めたい瞬間ですね。スルーする選択肢がある中向き合う、それはピンチをチャンスにしようとしている姿勢だなと思います。

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