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新しいブランドとか、のこと。

 おかげさまでFEELCAPの海外進出が順調にいっているなか、新しいブランドを立ち上げることになりまして。
今回のブランドは私が立ち上げることではなく、あくまでサポートという形で携わるのですが。。。

新しいブランドを立ち上げるのは社内の若手、25歳の男子です。
専門学校を卒業しての5年目の彼、まぁイマドキの若者ですが、古いものに少し造詣があるようで、古着をベースにプロダクトしていくようです。

私もこの道23,4年ほどになるので、失敗するかしないかの判断スカウターの精度は良いと自負しておりますが、彼のコンセプトを聞いたときは、「まぁ運があればうまくいくだろう。」と思いましたので、GOしたのです。
(運とタイミングはほんと大事なんですよねぇ。。。)

最近、20代の若者からよく仕事の話や、アドバイスを求められるのですが、
僕らの20代のころと違って、情報がありすぎるのとSNSで他人と比較してしまうこともあってか、結果に焦っているような感じがします。

アドバイスを求められたら必ず、35歳ぐらいまでは結果なんて出ないよ、と。あきらめずに10年間ぐらいは1つのことを愚直につづけないと、と。
これは僕が20代の頃に有名なデザイナーのおじさんからも言われたんですよねー。

私の経験からつくづく思うことは、何ごとによらず、志を立てて事を始めた限り、少々うまくいかないとか、失敗したからといって、簡単にあきらめてしまってはいけないということです。

 世の中は常に変化し流動しているものです。ひとたびは志を得なくても、それにめげることなく、「もう一度やってみよう」と、気を取り直して、再び辛抱強く地道な努力を重ねていく。そうすると、そのうちに周囲の情勢が有利に転換して、新たな道がひらけてくるということもあるものです。世の中でいう失敗の多くは、そういう辛抱ができず、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるのではないでしょうか。
(松下幸之助)

ほんとそうなんですよね、これは45歳のいま、ほんとそうだったなと。
あとは、20代のころは目先のお金を追っちゃいがちなんですが、デジタル系つながりのSONY井深氏の言葉も今思うとほんとそうだったな、と。

仕事の報酬は、金でも地位でも名誉でもない。いい仕事をすれば、引き続きいい仕事、面白い仕事、自分のやりたい仕事が回ってくる。それが何よりの報酬だ。
(井深大)

そして20代のみなさんにいつも伝える永ちゃんのことばを。
将来の成功は20代からはじまっているので、無駄にはしてほしくないなーと。

 20代頑張ってない奴は、パスポートもらえないんだよ。パスポートにちゃんと判をぴたっと押してもらわないと、30代入れないから。だから、オレ『泣くなよ』っていうわけ。
 泣かないためにはやっぱり、パスポートもらえるようにね、申請出せるようにしないといけないし。オレはね、自分でパスポートもらえたかなって思ったときにね、やっとどうにかもらえたんじゃないか、と思うわけ。
(矢沢永吉)

どんな人でも一生に必ず1回はチャンスがやってくる、というのが自論なのですが、その機会を掴むか、見過ごすか、チャンスと気づかないかは人それぞれで、ブランドを立ち上げる彼も人生をかけてチャンスをつかんで欲しいと老婆心ながら思うわけです。
今回は自己啓発っぽくなっちゃいましたね。
彼のブランドです→https://www.instagram.com/nocap.bbd/

2022年も海外、国内と良い帽子お届けしますよー

では。


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