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チャージのとき。

この数ヶ月、世界で流行するウイルスとは関係なく休養している。

活力の使い道を見失い、活力の出どころも分からなくなった。

思えば最愛の母を失った3年半前からずっと、深い海の中にいるような感覚。

底に限りなく近いはずなのに、まだ底に到達せず、足が地につかずふわふわ。

光ももちろん見えない。自分が何者であるかが分からなくなるような気持ち。

それに気が付かないフリをしてなんとか足掻いてきたが、

一体これを何年続けるつもり?と自問自答。

一度底を探すのも、空を探すのもやめてみた。

この機会に行ったことのない場所に足を運んだりして

リフレッシュしようと一度全て手放してみたのに、

世界的に危機的状況になってしまい、たちまちどこへも行けなくなった。

当初は全てのことから閉ざされてしまったような気持ちもしたが、

ご飯をたくさん作って、精神統一。一日を ただ 過ごすことに集中した。

そこからはとにかくインプット。

映画、ドラマ、読書、手芸、サイクリング、ジャムづくり、ネットサーフィン

とにかく好き嫌い問わずつまみ食い。


そして、本当に久しぶりに、少しだけ電車に乗り、遠出した。

人の多さに戸惑いながらも山の中へ。

どんな状況でも逞しくモリモリ生きている植物。虫。

ぜんぶなるようになるさー!と言わんばかりの広い空。太陽。風。

本当に力を貰った。貰ったと言うより、いただいた。

自分にとって、海・山・空がどんなに大切なものか思い知らされた。

(ちなみに虫は大の苦手)

まだまだ恐る恐るではあるけど、自分の向かう先を見つける旅を始めよう。

どっちに泳いでったって良いみたい。

底にいこうが、陸に向かおうが、そこでゆらゆら生きられれば。

じぶんを大事に。じぶんを好きでいられるように。深呼吸して。


アツコ

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