マガジンのカバー画像

画家、北海道に移住する

15
埼玉県川越市育ちの画家です。北海道の魅力に惹かれ移住した日々の様子をお届けします。
運営しているクリエイター

記事一覧

北海道移住生活1周年「おちこんだりもしたけれど、」

私はげんきです。(映画『魔女の宅急便』ポスターキャッチコピー) 1年前、埼玉の実家を出る時に特に深い意味はなく「旅立ちといえば"魔女の宅急便"だろう」と思ってアニメ映画のサントラや「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」を聴きながら荷造りをしていた。 13歳の満月の夜によその町に移り住み独り立ちするというしきたりは、自分が魔女として生きていくという覚悟と自覚を育てるためのものだと私は思っているのですが、この移住という旅路は私にとってもそういった意味を持つものなのかもし

北海道移住生活300日目「これからのこと」

200日目の日記からもう100日経ったのか!と感じる。 0〜100日目はアタフタしてる間にゆっくりと経っていて、100〜200日目はもがいていたら過ぎ去っていた。200〜300日目は瞬きしたらここにいた。 それだけここでの生活にも慣れてきて、いろいろする余裕が出てきて、いろいろなことに手を出しているからだろう。いろいろなことをやり過ぎて倒れないために北海道に来たはずなのだが…まあ、やっぱりこれは性格なのだろうと諦めている。全部やりたい。この世の気になること。 でも、度々書

北海道移住生活200日目「あれこれ総集編」

こんにちは、私です。 ふと思ったんですけど、田舎暮らしというと「のんびりスローライフ♪」なイメージがありませんか? 私は地域おこし協力隊で移住担当をしてて移住希望の人と話す機会が多いのですが、そんなイメージを持っている方も多いです。 しかし、田舎は忙しい。 かくいう私ものんびり生きるためにここに来たはずなのだが、生きるための事がとにかく沢山あって生活の時間を使う。 よく考えてみたら「スローライフ」の代名詞ゲーム「どうぶつの森」も全然忙しくないですか!?魚釣って売って木を

地域おこし協力隊の おおばさくら です!

こんにちは、8月から大樹町の地域おこし協力隊に着任しました! おおばさくらと申します。普段は画家をやっています。 なぜ、大樹町に?移住してきた〜と話しているとまず最初にこれを聞かれる気がします。おおまかに3つ理由があるので、それについて書いていこうと思います。 ①画家としての活動のため 北海道には小さい頃から何度か訪れていましたが、2017年に訪れた稚内の白い道からの風景がすばらしく、それが「いつか北海道に住んでみたい」と思うはじまりでした。そんな想いはありつつも、予定

北海道移住生活100日目「100日後に何者にもなれなくても」

住処を変えても人の性根はそうそう変わらない。 「私たちみたいに爆発的な力を出して倒れる人よりも、コツコツ毎日安定して仕事が出来る方がこの世の大部分にとっては良いんだよ」 先日、関東に戻った時、悪友にこのようなニュアンスのことを言われた。悪友は春先に無茶して倒れて入院してたらしい。類は友を呼ぶとはこの事だ。新しい環境に張り切って高熱を出してぶっ倒れてからの病み上がりだった私には警策のような一言だった。 私は要領も手際もいい方ではない。何事もパワーと根性と手数でどうにかなると

北海道移住生活50日目「おやすみなさい」

こんばんは、埼玉から十勝に移住してきた画家です。 私は町の銭湯(公衆浴場)をよく利用している。 そこでおばさま達の他愛もない話を聞くのが結構好きなのだ。 私は特に銭湯で誰か知人と会うこともないのだが、おばさま達は顔見知りのようで、・・・というか5000人ほどの町なので、しばらく住んでいればこんな感じになっていくのかもしれない。 そこで「こんばんは〜」からはじまり「今日は枝を切って××町まで運んだよ、あそこは並ぶよ」だとか「帯広の〇〇ってところは安くていいよ」みたいな日常を

北海道移住生活40日目「車いるのか問題」

こんばんは!埼玉から北海道十勝にやってきました、画家です。 十勝にやってきて40日となりました。 まだ1ヶ月と少し?と思えるほど7月は駆け抜けた毎日でした。あと10日程ありますが、このまま駆け抜けて8月に突入したいと思います。 さてさて、タイトルにある通り北海道(というか地方)には必需品である、車!今日はこれが本当に必要なのかという記事です。 早速「要るに決まってるが💢」って声が聞こえてきそうですが、、 今のところ私は要らないです。 初対面の人と話すと50000%「

北海道移住生活30日目「やりたかったこと」

私はいま富良野に取材旅行に来ています。 「よし、富良野に行こう」と思ったのが、おとといの昼過ぎ。昨日の朝イチのバスに乗って帯広へ。そのままノースライナーで富良野までやってきました。 旅行記は追々書くとして、私はこの旅で大事なことをひとつ思い出したのです。 「私はこれがやりたくて北海道に来たんだった」 というわけで、こんばんは。私は埼玉から十勝に移住してきた画家です。 今日で30日、つまり1ヶ月が経ちました。まだ、住まいのこととか町での仕事のこととか、ふわふわとした中

北海道移住生活20日目「最強アイテム紹介」

こんにちは、埼玉から北海道十勝に移住してきました画家です。 今日は移住して20日経った私が最近お気に入りのアイテムを5つ紹介します。 たぶん北海道だからってよりひとり暮らし1年生だから感じてるだけで、北海道だからってわけではない気がする、笑。 1.コロコロ コロコロ、なめてました。実家にいたときはもっぱらクイックルワイパーと親友だったのですが、今回、コロコロが優位です。なぜかというと、運動になるからです。家中をコロコロしながら歩き回るとめっちゃ運動になります。ちなみにい

北海道移住生活10日目「油断と健康生活」

きのうも引き続き、洗濯機の水道の水漏れを直してもらい、部屋の掃除をし、と生活の整えをしていたのですが、今日も頑張ったな♪とビアボールを用意したところで私は異変に気づいた。 (余談だが、ビアボールは最高。シャバいと思っててごめん。) めっっっっっっちゃ気をつけてたのに台所に蟻の大行列だ〜〜〜! 慌てすぎて電動自転車バッテリつけないままホムセンまでかっ飛ばしてアリの巣コロリ買ってきた!お風呂入ったのに… 寝て起きて観察してみたが、こうかはばつぐんだ!のようだ。 10日経って

北海道移住日記8日目「お風呂サイコ〜♪」

こんばんは、関東から単身で北海道へやって来ました画家です。 灯油関係でなんやかんやあってここ3日ぐらいお風呂に入れてませんでした。 おとといは「まあ1日ぐらい我慢するか…」という感じで、昨日は「銭湯に行くぞ!!!」と意気込んでGoogleで調べましたが町の公衆浴場は月曜定休でした(チャンチャン♪)。発狂。 今日も半ば諦めていて16時オープンの公衆浴場に行こうと思ってたのですが、なんやかんやあってついにお風呂を炊くことに成功しました。入居の時から「オカでん」の方がほんとう

北海道移住日記4日目「カーテンを縫う」

北海道に移動してきて4日目、入居してから3日目となった。 おととい何もない部屋に到着して私はどうなってしまうんだと怯えていたが、きのう続々と段ボールが運び込まれ(ちなみに荷物は77点だった)部屋の質量が増え、少し安心。お気に入りのぬいぐるみと一緒に、実家から持ってきた布団で寝たらなかなか元気になった。 役場に必要な書類を一旦提出し、ひととおり電気ガス灯油水道インターネットの契約が終わってやっと、目がぱっちり開いた気がする。(まだネットは繋がってないし灯油は古いのを入れ替え

北海道移住日記0日目「満身創痍」

積み込みが終わった。 広くなった部屋で横たわっている。 なんかもう漫画とかは帰って来た時に少しずつ送ればいいやと思ってたけど、昨日の夜中1時(もはや今日)に覚醒して徹夜で荷物を詰めた。 引越し業者の人はすごかった。 手際。あとリーダーさんがバシバシ指示出しつつ自分もモリモリ梱包してるのを見て、私も個展の時とかに手伝ってくれる人にこんな風に指示出せる人間になりたいと思った。 部屋が広くなるといよいよだという気がする。 楽しみとちょっとの不安と、でも動き出したからやるしかね

北海道移住日記−1日目「マジで何も終わらない」

もう2日空いてしまった。笑 かれこれ1ヶ月くらいかけて荷造りをしているのですが、マジで本当に何も終わらなくてビックリしています。 「引越しの荷造り?1週間あれば終わるよ✌︎('ω')✌︎」 とか言ってた友人をグーパンチしたいですが、多分わたしが実家から初めて出ることを知らないので仕方がなかったのかもしれません。 昨日の夜から今日の朝にかけては間に合わないことに鬱だったのですが、美容院に行ったら、もう後から送るしかないか(^^)になって来ました。 諦めたやつは強い。 今日