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英検連勝STOP。先取り貯金がとうとう尽きた!(中2)

娘トラが受けた英検2級1次の結果が出た。
結果は「不合格」。
自己採点の時点でミラクルはほぼないだろうと諦めていたので、親子共々驚きは無かった。

これで英検の連勝記録が途絶えたわけだが、傍から見ても準2級からの成長はあまり感じられず、結果は実力通り。
むしろこれまで積み上げてきた英語の先取り貯金を、遂に使い果たしたといった所だろう。

結果とスコア

一次試験のスコアはこちら。(一部ボカしてあります)

英検2級1次試験結果

当の本人はもっと悲惨な成績を予想していたようで、落ち込むどころか”一次試験合格まであとわずかです”のメッセージを真に受け喜んでいた。
しかし1520点の合格点まで100ポイントものスコア不足は「あとわずか」ではないと思う…。(言うと激怒するので言わないが)

英検バンド

それを裏付けるかのように、今回の英検バンドは「-5」だった。
合格ラインは±0なので、やはりギリギリ落ちたという感じではない。

英検バンド

分野別得点表

リーディング、リスニング、ライティングの分野別得点と得点率。

英検2級分野別得点

どれも合格者平均に到達していなかったが、特にリーディングの得点21%は酷い!
問題は全て4択なので、鉛筆を転がした方がまだマシだったということだ。
過去問ではリーディングで5割は取れていたはずなのに、やはり家でのんびりやるのと本番との差だろうか…?

稼ぎ頭になって欲しかったライティングもあまり良くない。
準2級では得点8割だったが、同レベルの文を書いたのでは2級は通用しないということだろう。

唯一、予想外に良かったのがリスニング。
過去問ではどう頑張っても4~5割の出来だったので、得点6割にはトラも喜んでいた。

CEFRレベル

ちなみにリスニングのCEFRは準2級合格時のA2(初級レベル)からB1(初中級レベル)にランクアップ。
他はA2のままなので、リスニングだけが2級到達レベルだったことになる。

※CEFRレベルについてはこちらの解説をどうぞ。

2級と準2級の壁

ところで2級と準2級の間に新級新設のニュースを聞いた時は、「新級作るなら準1級と1級の間でしょ」と思ったものだが、今回の結果を受け、中高生にとっては準2級と2級の間にも確かに大きな壁があると痛感させられた。

下図マーカー部「準2級合格者が2級に合格するまでに約2年」が真実なら、わが家は2級にあと幾ら課金しなきゃならないのだろう…😰

日本英語検定協会からのお知らせ(抜粋)

不合格で結果オーライ?

そんなわけで、引き続き英検2級1次突破に向け頑張ることとなったトラ。
しかし私は、負け惜しみ抜きでこれで良かったと思っている。
まず、最低でももう一回2級の勉強をおさらい出来るのが(お金はかかるが)ありがたい。
たとえギリギリ合格だったとしても、2級レベルの英語力があるわけでは全くないからだ。

先取り学習は諸刃の剣?

またひとたび2級に受かってしまうと、トラはますます英語をなおざりにしてしまうに違いない。
というのも、トラは定期テストの英語が(得意だという思い込みから)どうしても手薄となり、準2級ホルダーとは思えないような点を平気で取ってきては順位を落としているのだ。

これは「英語を先取りすることで他の教科に回す時間を増やす」という私の戦略が成功したことによる弊害であり、楽観的なわが子にとっては諸刃の剣だったという訳。
そういった意味では、2級に何度も落ちてチャレンジし続けるのも(お金はかかるが)悪くないかもしれない。

今後の取り組み

今年度最終となる次回英検は1月初旬。(申込は11/1から)
わが家は英検対策用として臨時再開したKimini英会話を休止せず、1月まではQQEnglishと二本立てで行こうと思っている。

過去記事にも書いたが、学研が運営しているKiminiは長文読解や文法といった1次対策から2次面接まで対応してくれる稀有なオンライン講座。
基本料金不要の回数プランもあるので、英検時にはとても重宝している。

また、ひと通り過去問をやってしまったので新しい問題集が欲しいというトラの要望で、こちらの問題集を注文した。

レビューによると、1日10分でできるのがいい、特にスマホを使ってのシャドーイングが効果的とあり、音読推奨派の私はちょっと期待をしている。
Kimini英会話の予習動画を担当している爽やかイケメン、山田暢彦さんが監修というのも気に入った。

最近はライティング専門のオンライン指導塾も人気なのだとか。

今回一次試験をパスした人も残念だった人も、次なる壁に向かってお互いに頑張りましょう!

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