インプロ研修参加者に学んだことを聞いてきました!|インタビュー対象:マネジメント
こんにちは。インターンのたつやです。
フィアレスの研修を受けていただいた参加者の方に、参加した感想をお伺いしました。リーダーとしてbizhikeのメンバーを引っ張っている立場のハヤトさんにワークショップの印象や、メンバーの変化についてお話を聞くことができました!
《インタビュワー(太文字):もりじゅん》
想定以上に検閲があることが分かった。
全6回ワークショップ全体の印象や感想を教えてください
一番大きかったのは、bizhikeのメンバーがここまでしゃべれなくなっていたのだ、検閲が強くなっているのだということに気が付いたことです。特にああいう(全体の)場で発言ができないというのは発見でしたね。それを改善していくためのワークショップであり、今後に向けての良い種まきをしてもらったと思っています。
社員の数が増えてきた影響があるということですか?
僕が入社したころは今の半分くらいの規模で、みんなが自由に活発に話していて、その時の印象が僕の中にまだ残っていたのだと思います。僕が想定していたより検閲が強いということに気が付き、驚きました。
ワークショップの後半では、全体で話す機会を設けたり、検閲を無くしていくワークを行ったりしましたが、そこから何か変わっていったという印象はありますか?
僕自身も含め、それぞれが自分の検閲に気づくことができ、自分の為にも組織の為にも進んで一歩踏み出さなくてはならないと思えたことが大きかったと思います。
「自分の行動が相手に影響を与えて、相手からも影響を受けていく」というループの話がありました。その第一歩をまずは自分から踏み出さなくては行けないということを、研修を通して感じられたことが大きかったです。
研修で劇的に変わったというよりは、全体の認識として課題を共有できたことがよかったと思います。ここで学んだことや行ったワークを活かした取り組みをしていって、徐々に修正していくということなんでしょうね。ワークショップを通してその一歩目を踏み出すことができました!!
研修を通して新たな施策を
そのほかに組織に対して何か気づきはありましたか?
検閲が大きいなという気づきがありましたが、逆にいうと、検閲を飛び越えてくれる人もいるということがわかったことは収穫でしたね。
ワークショップの場で発言してくれる様子に加えて、社内でも積極的に発言してくれるようになったなと感じる人がいます。
当初、全体の場でも臆さず話せる文化を作りたいとおっしゃっていましたね。今はどのように考えていますか?
そもそも全体で話す場がほとんどなく、質問の状態を達成する状態にないなと研修を通して気づきました。まずは場を作る必要があると考えたため、来月から全体で話す場を作っていく予定です。
リーダーとしての試行錯誤
はやとさん自身の気づきは何かありましたか?
これはワークショップを通してもらった問いなのですが、今まではみんなが話しやすい場つくりを率先して行ってきました。でも、マネジメント側の立場に立った時に、場づくりの方法を変えていく必要があるのではないかと考えるようになりました。
その問いに対して、ワークショップの中でいろいろ試すことができました。最初は、ブレイクアウトルームに飛んだ後、自分が口火を切って話し始めてていましたが、メンバーから話始めてもらった方が研修の意味があるのだろうと考え、自分が最初に話すことをやめてみました。すると、他の人も喋らないということが起きて。この状況をこれからどうしようかなと考えている感じです。
また、どこまでリーダーシップを求めるかということも問いとしてあって、個人の立場や役職の中でリーダーシップを発揮するのがベストであることはわかるんです。でも、現実問題どうするかという点も悩ましいですね。
前半は恐れについて扱いました。ハヤトさんは「邪魔だと思われる恐れ」がありと感じているとのことですが、具体的に教えてもらってもいいですか?
bizhikeは、「これを言うと相手を傷つけるかな」というように他の人のことを尊重した結果発言を控える、ということが多いのではないかと感じますね。
例えば競争の激しい組織だと自分の評価など、内側にベクトルが向くことが多いのでしょうけど、bizhikeは外側にベクトルが向いている人が多いような気がします。
研修内でもお伝えしていた「気を使わせないことに気を使っている」という部分ですね。弊社でもその部分にアプローチをかけさせていただきましたがどうでしたか??効果や変わったこと、気が付いたことはありましたか?
新しく入社してくれた人が、仕事を円滑に進めていくためにはコミュニケーションの基盤が大切だと研修で感じてくれたようです。その結果、他のメンバーとコミュニケーションを積極的に取ろうとしている姿勢が、研修以外の場面でも見られています。研修を通してコミュニケーションの基盤つくりのヒントを得ていたのではないでしょうか。
今後どんな組織にしていきたいと思いますか?
それぞれが、それぞれの役職の範囲でリーダーシップを発揮できる組織が理想的だと考えています。そのうえで、研修の中で、組織を変えるきっかけを得ることができました。組織が大きくなる中で、「怖いから喋らない」という悪い方のループが回って、増幅していくような意識をもっていたところが、ループを一瞬逆に(いい方向に)してくれたなと思っています。ここからこのループを回していきたいですね。
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