仕事の選び方Vol2
皆さんこんばんわ。先ほど「仕事の選び方」というタイトルで投稿したものの続きになります。
まだVol1を読んでいない方はぜひ先にそちらを読んでみてください。
では早速!自分が就職先に求めた条件というのは
①働く場所の問題
自分は正直働く場所は「絶対にこの街がいい!!」「この街は嫌だ!!」というこだわりはありませんでしたが、どちらかというと言うと「地方が良いかな〜」とは思っていました。
理由はいくつかありますが、まずそもそも田舎が好きであること。これはもう僕のキャラクターの問題なのでみなさんは無視でいいです。
そして地方に行きたかった一番の理由は、まず地方を制したかったからです。
制するというとなんだか表現が悪いですが他のいい表現が思いつかないためこれで行かせてください。
当然ですが都会と田舎ではPTの数も違います。
その分患者さんや取り組みの数や頻度も異なります。
例えば、その街でPTが関わるような取り組みを行うとします。都会のようにたくさんのPTがいれば、自分に声がかかることは少ないでしょう。
もちろんその世界で努力して、一生懸命活動していれば十分あり得ます。
一方でPTが数人しかいない街だと、自分の耳に話が入る可能性は高くなるような気がします。
もちろんそのためには、勉強して社会に多くのことを還元する必要があります。
その点は都会も田舎も同じです。
その町でいろいろなことに挑戦し、外の町から「隣町のもんもんってすごいらしいよ」などのように話が広がり、徐々にネットワークが広がっていけばいいなと思っています。
話は少しそれますが、僕は大学のサークル活動を通して地方のトップたちとネットワークを持つことの重要性や効果を知っているつもりです。
大学時代は当別町という社会的に見たら田舎に分類される街にいました(僕は全く田舎だとは思っていません)。当別町では大学の学長はもちろん、社協の会長、当別町議会長さん、商工会の会長さん、当別町長さんなど、
当別町のおもしろいことを展開するような組織のトップには名前を憶えてもらい、イベントを一緒に企画したり、壇上で対談の席をするくらいまでの関係がありました。
皆さんとても熱心な方々で、話をしていておもしろい方々です。
学生という立場であったこともありますが、そんな方々はみなさん力を貸してくれ、自分たちの活動などに耳を傾けてくれます。
そのおかげで自分のサークルとしてやりたかった事業がとてもやりやすい環境でした。そして町内でも知り合いが増え、地域のおばあちゃんや子供たちがスーパーなどであった時に話しかけてくれるような関係性を築くことができ、その瞬間に強い豊かさを感じていました。
これって僕の目指す福祉のあり方の一つなんですよ。そして最強のブランディングじゃありませんか?もちろん大きなフレームでの話ではありません。
いきなり札幌や東京のような大きなフレームを制するのは難しいです。だったら田舎という小さなフレームから支持を得ていくいくのも得策じゃないでしょうか。
そのために、まずはアクションを起こし、周りから良い言葉をもらえるように努めます。
ただ、やっぱり都会は数が多くスピード感はあると思いますし、勉強会や学会などの開催も多いです。それに僕の好きな無印良品もある。僕の住む町に無印良品はありません。
そういった田舎のデメリットも一度考えてみてから、働く場所を選んでみてください。
②やりたいことを実践しやすい環境
やりたいことをやるって大切だと思います。人にやらされる仕事ってやっぱり面白みに欠ける時がありますよね。新卒の下っ端には当然のことかもしれませんが。
組織の中でやりたいことを実践するには上司の影響は大きです。
「いらんことするな!」と自分に対してブレーキをかけてくる上司がいて、それが長く続くなら辛いと思います。
一方理解のある上司だと、「こんなことやたらおもしろそうじゃないですか!」と言ったら、背中を押してくれる。一緒に具体的なアクションプランを考えてくれたりもするのではないでしょうか。
もちろん僕の勤め先は後者だと思っています。それが決めての一つになりました。
ちなみに僕はリハ職として勤めるなら生活期が良かったです。福祉を最も実践し感じやすいステージだからです。理由はそれだけ、楽しそうだったからです。
みなさんも好きな領域で勝負してみてください。好きなことを制するのが生き残る最もいい選択かもしれないと最近は思っています。
③誰と働くか
これを考える方は意外と少ないかもしれませんね。ですが僕はこれをとても重要視しました。むしろ最重要項目かもしれません。
多くの方は「どこで」「なにを」「なぜ」「いつ」という「Who」以外の5Wを軸に考えていませんか?たとえるならば「都会の大きな整形の病院で10年くらい働く」の様にです。
たしかに、学生のうちはどこにどんな人がいるのかなんて分からないと思ますよね、、、
ただ、SNSで理学療法士と検索すると山の様な数のアカウントがヒットします。
中には実名で勤め先や取り組んでいることまで公開している方もいます。
ちなみにそういったことを調べるのであればFacebookを推奨します。
理由は①中年層でその領域で活躍されている人が多く利用している印象があるから。②勉強会への参加や、自身の取り組みを発信している人が多い印象があるから。この二つです。
共に印象のレベルですが、Facebookには若い人もいますが、教授や研究者レベルの人までいて、比較的アクティブに行動してたりします。
また、先輩や学校の先生に聞くのもいいかもしれません。学校の先生は各々の領域でなかなかのキャリアを積んだ人たちです。これを利用しない手はありませんよね。
自分の興味のあるような活動をしている人や、賛同できる考えを持っている人の下で働くと、いろいろな話が聴けたり、指導してもらったりと、夢への近道になります。
食事も「何を食べるかじゃない。誰と食べるかだ」と言ったりしますよね。仕事も同じです。誰とやるかが大切です。
④職員数の少ない場所で働きたかった
これもマイノリティーな考えかもしれません。ですが、僕はこれも重要なポイントだと思います。
考えてみてください。PTが100人いる病院で一番下っ端の新卒AくんとPTが2人しかいない施設の新卒Bくん。
その組織の中で自分の占める割合は1%と50%です。どちらが自分の考えを拡散しやすいですかね。
いうまでもありませんB君です。
大多数に埋もれてこっそりやりたいと思っているのであればA君のような道もいいでしょう。ただそれって楽しいですか?辛くないですか?
もちろんA君には99人の同僚がいるので、世界も広がるでしょう。
結局は一長一短、その人の好みの問題です。
ちなみに僕はB君です。
⑤絶対にリハビリがやりたい!という訳ではない
これはおそらく皆さんとは全く違う意見かもしれません。僕には将来臨床でガシガシリハビリしていくんだ!というビジョンはありません。
もちろんたくさんの経験や研鑽をつんで目の前の患者さんに対して最高のリハビリを提供するのも素晴らしいと思いますし、必要だと思います。
ただ僕の場合はそこを目指していない。というだけの話です。
僕が目指す場所は「社会を豊かにした」この一点です。リハビリでなくても全然かまいません。抽象的ですが、、、
人を豊にする方法はなんもリハビリテーションだけではありません。
我々理学療法士は豊かさを提供する手段の一つである、「理学療法を学び、実戦する者」だと自分は思っています。
なので自分は、絶対に理学療法をするんだ!!という訳ではありません。もちろん理学療法つまんね〜、くだらない、やめたいなんて思っていません。
理学療法士はとても魅力的だと思います。出ないとやってません。
PTとしてお金を頂いている以上は、きちんとPTとしての役割に努めます。
ただ、それに強く固執していないというだけです。
僕が今の職場を選んだ理由はこんなところです。思ったより長くなってしまいましたね。ボリューム多くてすみません。
それでは最後にVol1と2を合わせての復習とメッセージです。
①一番大切なのは【夢への最短ルート×やりたいこと】
人生は短い、最短ルートでやりたいことをやろう!
②お金に固執するな
お金によりも大切なことないですか?働く理由・価値を改めて考えましょう。大成功すればもっと多くのお金につながるかもしれませんよ。
③働く場所を考えろ
都会、田舎それぞれの利点欠点もきちんと考えよう。田舎は繋がりが強い、都会はスピード感が早いです
④やりやすい環境で働け
自分を応援してくれる人を見つけましょう。Facebookがおすすめです。
④誰と働くか
自分のやりたいことを、すでにやっている人について回りましょう
⑤職員規模を考えろ
組織に埋もれて終わるのか、自分が組織の中核なるのか。キャリアなんて絶対条件じゃありません。ガンガン行きましょう。
⑤目指すところを意識しよう!
自分のビジョンを今一度考えよましょう。意識するのは夢への最短ルートですよ!
では最後に。
「新卒一発目の就職はくじ引きだ」と誰かが言ってました。まさしくその通りだと思います。まだ社会のことなんてわからないんですから。
例えるならスマブラで新しいステージがいくつか出たけど、どんなステージかは選択してプレイしてみるまでわからないみたいな感じです。
今回の話した選定基準はあくまで、くじ引きで当たりを出す確率を上げるだけのものです。
回してみて外れだったら、もう一回続けて回せばいいだけです。若いうちほどガチャは回しやすいですよ!
では!ドロン!
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