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キャリア形成の中で時間配分をどう考えるか?

こんにちは、ourly髙橋です。
本記事はourly社の社内報に記載した内容を転載しています。

どうも新平です。
最近はウエイトトレーニングの成果なのか体重が現役のときの体重に近づいており、久々にラグビーしたい欲が高まっています!

今回はキャリア形成において時間配分の大切さについて解説をしていきたいと思います。


時間資本をどこに割り当てるかで人的資本、社会資本の積み上がるスピードが変わる

資本主義におけるキャリアの構造」の記事の中で資本主義社会とは、

時間資本 × 人的資本 × 社会資本 ⇛ 金融資本

という構造だという話をしました。
自分の時間とスキルと実績の掛け合わせでお金を稼ぐ一つのゲームという構造の中にいるという話でした。

その記事の中でも記載したとおりなのですが、
若い間は残念ながら「時間資本(自分の時間)」しか持っておらず、これを仕事に投下することで人的資本(スキル)と社会資本(実績や評判)を手に入れるということが大事だとお伝えしました。

「資本主義におけるキャリアの構造」より 画像を選択

当然といえば、当然なんですけどスポーツでも芸術でも時間を大量に投資した人がより成果を残す可能性は高くなります。ビジネスも同じで、ビジネスにおける自分の成長や成果のために時間を大量に投資できると成果を出せる確率が上がるというのは当然のことですね。

なので、

  • 他の人よりもハードワークできる体力があること

  • 他の人よりも通勤時間を削減(活用)することで可処分時間を増やせる人

  • 他の人よりも結果として成長に投資でき、大量に試行できる人

が圧倒的に有利であることは間違いありません。
だから会社の近くに住むことや、みんなが寝ている時間、遊んでいる時間にインプットすることや、他の人よりも体力があって大量に時間を投下できることなどがあるひとはキャリア形成においては圧倒的に有利です。
(そうしろと言っているのではなく、客観的事実としてそうなっているということ)

筋の良い努力と筋の悪い努力がある

残念ながら「成長したい!」と言っていても、中身をみてみると筋が悪い努力になってしまっている人はちょくちょくいます。

例えば

  • 読書は沢山しているが、自己啓発書ばかり読んで何か得たような気になっているだけ

  • 有力な人には会えているが、ビジネスの関係性(受発注関係)をつくれていない

  • 仕事をしてはいるが、自分の思考や工夫が反映されておらずただの作業になっている

  • etc...

意外と自分の行動を振り返ってみるとドキッとする部分あると思います。

僕もコンサルティング会社時代に経営者のアポ数追っていたんですが、会う経営者が従業員10名以下の方ばかりで大量行動しているし忙しいのに全然成果出ないという時期がありました。
(当たり前だけどそのときは意外と気がつけない)
※ 従業員が10名未満の会社はコンサル買うニーズもお金もない

成果を出すために時間を最大限投資するべきは何か?

この問いは超絶パワフルだと思います。
例えばセールスで一刻も早く成果を出すために

  • 本を読むのか?

  • 先輩の商談動画を見るのか?

  • 人事の友人に話を聞きに行くのか?

  • ロープレするのか?

  • 設計や提案書をレビューもらうのか?

自分が成果を出すために何が本当に必要なのか?を考えきれていないと、いつまでたっても成果は出ません。
だからこそキャリア戦略においても同じで、自分の成長、成果をつくっていくために何に時間を最大限投資したらよいのか?ということは真剣に考える必要があります。

副業は一つのキャリア形成における良手の一つだが、選び方を間違うと悪手にしかならない

みんなが将来的に選択肢を持てるようなビジネスパーソンになって欲しいというのは僕が日頃からお伝えしているとおりです。
なので、思ったことは言うし、そこに対して筋が悪いと思ったことはちゃんと伝えます。

現代は副業も一つのキャリア形成の選択肢としてあります。
そしてourlyでは申請をすることと、現業務において成果を落とさないという前提のもと許可をしています。

ぜひ活用していただきたいのですが、副業でお願いされる案件というのは”作業系”の”筋悪い系”になりやすいので注意が必要です。

ここで言う筋が悪いというのは副業という仕事を通じて人的資本も社会資本も積み上がらず、微々たるお小遣い(金融資本)を稼げているだけになっちゃうという状況を指しています。筋の悪い副業

例えば・・・

今持っているスキルやポータブルスキルでできる作業系を代替するという形だと何も身につかず、時間を浪費して終わります。
→ 採用スカウト代行、SNS運用代行、WEB広告運用

また、そのスキルを持つ人が大量にいてスキルを得てもレッドオーシャンの中で戦うしかない系もおすすめできない(そこでスキル身につけても将来の稼ぎに繋がらない)
 → 動画編集、ライティング、シンプルな営業代行

お金を払える人がおらず、市場がそもそもほぼ存在しない系
→ 個人コーチング、有料のキャリアアドバイス

当然ですが、筋の悪い副業に時間を使うくらいだったら、自分の人的資本や社会資本を積み上げるために本業で圧倒的な成果を出したほうが良いのは言うまでもありません。

筋の良い副業とは?

結局のところ本業で圧倒的な成果を出している人や専門的なスキルやノウハウを持っている人には相手側から勝手に仕事の依頼が来ます。

なので、筋の良い副業というのは
例えば・・・

・これまでのスキルや実績を掛け算してより上位の仕事ができるか?新しいスキルや知識の獲得があるか?
・セールスイネーブルメントの設計業務、マーケティング戦略のアドバイス、インサイドセールスのプロセス構築、SFAやMAツールの導入や設計のアドバイスなどなど
・これまでの経験を活かしたマーケティング戦略とマーケティングチームの組成など
・エンジニア組織のレビューや会議構造を見てアドバイスやフィードバックをすることなど

そして大事なことは経営者と一緒に仕事ができるかどうか?(社会資本につながるか?)という観点も忘れてはいけません。
経営者は、経営者同士のネットワークを持っており、良かったサービスや発注して良い結果につながったような方は積極的に情報交換の際に紹介したりしています。

BtoBのビジネスにおいて結局のところお金を出してくれるのは経営者なので、メンバーと仕事をするのではなく、経営者と仕事ができるか?というのは社会資本を積み上げるうえで超大事な戦略です。

最後は時間の使い方がものを言う

ということでまとめです。
要は自分の人生における時間の使い方を本当に考えようぜ!!ってことです。

なんとなく時間を使っている人は、なんとなくな成果しか手に入らない。

サッカーの練習していない人はサッカーうまくなりっこない。

ビジネスの能力アップに時間を投資していない人は当然ビジネスの能力はアップしない。

そういうものです。
運良くビジネスだけ自分はセンスがあって、他の人よりも時間効率よくレベルアップできるなんてことあるわけないってことです。

みんながそれぞれ筋の良い時間の使い方をしてくれたら嬉しいですし、今の時間の使い方についてレビューしてください!とかあればいつでも言ってください。是非1on1しましょう!

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