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独学力(Learning Skill)を高める

本記事は社内報に投稿した内容をnoteに転載しています。

どうも新平です。

サングラスをかけてオフィスにきたら健太朗に「めちゃいかついですね!」と爽やかに言われたので、爽やか系を目指している僕としては心外でした!笑
もっと爽やか系男子に近づけるように頑張ります!!
(目指せ風早翔太くん…w)


スタートアップは教えてる余裕なんか無い

いきなり強めのメッセージですが、たまに面接などで「研修制度はありますか?」的な質問をしてくださる方もいるんですが、背景をお聞きするまでもなく正直無いなと思ってしまいます。

スタートアップですから、研修に割いているリソース(お金、時間)なんかありません。
しかも、研修でスキルや実績が得られるか?というとそんなことは無い。世の中で活躍している人は誰しも自分で学びのお題を設定して、強度高く行動してきた人なわけで、研修について気になっている時点で筋が悪いと言えます。

もちろん僕自身、限られた時間ではありますが、みんなにこれまで学んだことや知識や経験は余すこと無く伝えていこうと思っていますし、そのために金曜日の夕方の勉強会を実施しています。

とはいえ、リソースの無い中で勝負しないといけないスタートアップなのでそれぞれが学んでくれないと話にならないので、強い自学力はみんなに求めたいと思っています。

キャリアの初期に独学力(Learning Skill)を身につけられたらキャリア形成は楽勝!!

結局のところ活躍する人はどこに行っても活躍するし、活躍できない人は場所によって活躍できる、できないがある。

何によって差がつくか?というと独学力(Learning Skill)の違いだと思っています。

独学力(Learning Skill)
ラーニングスキルとは、効果的に学習し、新しい知識やスキルを獲得する能力のことです。これらのスキルは、学業だけでなく、職場や日常生活においても重要な役割を果たします。

chatGPT「ラーニングスキルの定義」

結局のところ学生時代までに学んだことはそこまでビジネスで役立ちません。ただ、その基礎的なものがあって新しいビジネス領域を学んで仕事として成立します。

みんなマーケティング、セールス、エンジニアリングを学校で学んでいたわけではなくて、会社で身につけたり、人によっては独学で基礎を身に着けたりしているよね?という話。

独学力(Learning Skill)があればどんな新しい分野だって学び、習得し、成果を出せる。そうなったらキャリア形成なんて楽勝でしょ!?ということ。

学校教育と独学力(Learning Skill)の違い

偏差値の高い学校を出ているのにビジネスで活躍できない人が一定数います。
それは何によって生まれるのかを解説したいと思います。

大きな違いは

  • 正解がある問題と正解がない問題

  • 問題を提供されると問題を自分で見出す

  • カンニングNGとカンニング大歓迎

という3つの違いがあると思います。
それぞれ解説していきます。

学校では正解のある問題しか提供されない

学校教育では点数が付けられます。
点数がつくということは当然ですが“正しい解がある問題”が出されます。

国語も数学も社会や理科も全部、正しい解のある問題しか出されません。
(ぼくはここも学校教育の弊害だと思っているのですが、長くなるので割愛します)

ビジネスの現場では正しい解などありません。

  • マーケティング投資か?セールスに投資か?

  • プロダクトに投資する?マーケティングに投資する?

  • 採用に投資する?研修やった方が良い?

  • オフィス環境に投資する?それとも福利厚生?

  • etc...

それっぽく二項対立で書きましたが、そもそも二項対立である問題もビジネスでは存在しません

ビジネスでは常に無数の解のない問題の中から、どの問題を解くべきか?どの問題を最優先に解くべきか?どの問題にリソースを投下するか?を考えなければなりません

ここに学校教育とビジネスの大きな違いがあります。

問題を自分で設定しないといけない

以前のコミュニケーションコラム「問題解決能力」で解説しましたが、問題解決においては問題の特定が最も大切です。

学校教育ではありがたいことに先生が常に問題を提供してくれます。
(それも前述の通り正解のある問題)

しかしながら、ビジネス現場においては問題を自分たちで見出し設定しなければなりません。

「最近なんとなくうまくいっているなぁ」と考えている人と
「6ヶ月後の組織状態を鑑みて、マネジメント研修を事前にやっておこう!」と考えている人

全然、ビジネスの解像度や問題の設定能力が違いますよね。

ビジネスにおいては問題の設定能力がめちゃくちゃ大事で、結局のところ起業するという行為自体が“どのような問題を解決するか?”という問題設定能力の話しだと思っています。
だからこそ、古今東西さまざまな知識を身に着け、社会がいまどうなっていてこれからどうなるのか?ということを解像度高く知っていて自分でも考えていなければ魅力的な問題(起業する事業領域)は見つからないということになります。

学校教育とビジネスの違い

学校教育はカンニングNGだけどビジネスではカンニングできるやつが強い

日本の学校教育は詰め込み型の暗記系がどうしても多いので、このあたりの勘所がない人が多いんですが、ビジネスなんて自分で全部やらなくて良いんです。
(というか全部自分でやろうとしている時点で筋が悪い)

カンニング力を高め、自分が設定した問題をレビューしてくれる人、その問題に対するクリティカルな情報や解決策を持っている人にサポートしてもらえたらビジネス成果を出すなんて簡単なんです。

だからこそ、いざというときに有力な人が情報提供してくれたり、サポートしてもらえる状況をつくるために日頃から「気前よくいようね!」という話しをしているわけです。
(culture 03 常に気前よく)

なので、学校教育では教えてもらえないカンニング力をみんなで高めていけたらと思っています!

さいごに…

繰り返しになりますが、やはり一人ひとりの学習強度の高さは求めます!
学習できない人はourlyのビジネスについてくることできなくなると思います。

日頃から強度高く学習することで、自身のキャリア形成もされるし、僕らのビジネスも加速していく、そうすることで収益が高まり、みんなに機会も給与も還元できる。

だから、誰かに懇切丁寧に教えてもらえることを期待しないでください!
自分で教わる機会を取りに行きましょう!!

ourlyのメンバーは気前いい人しか集めていないので、レビューも相談も壁打ちも付き合ってくれるはずです。
この機会を取りに行く能力も超大事なので、またどこかで書きたいなと思います。

みんなで様々学び、共に高め合っていきましょう!


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