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【ドイツ事情】 一度は行きたい街 リューデスハイム(Rüdesheim)#470

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※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています。


先週の第465回では「大麻合法化で逆に闇市場が強化する懸念」というテーマでお話しました。


今日は「一度は行きたい街 リューデスハイム(Rüdesheim)」というテーマでお話します。


リューデスハイムは、ドイツ中西部のライン川沿いにある町で、正式名称は Rüdesheim am Rhein といいます。

私は一度訪れてから、この町の虜になってしまいました。

まるでおとぎの国に迷い込んだような街を歩いていると、これは現実だろうかと思ってしまうほどです。

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先々週ご紹介したゴスラーの街とは対照的に、可愛らしい色合いやデザインの建物や看板が並んでいます。

木組みの家看板のつくりには職人技と歴史も感じられ、見ていて飽きません。

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リューデスハイムは葡萄畑に囲まれており白ワインの名産地でもあります。

名産のラインガウワインは、ドイツのワインの中でも一番華やかで特別なワインといわれています。

栽培されている8割近くの葡萄は、ドイツで最高級品種とされるリースリングです。

特に産地で飲むと驚くほど美味しいので一度は試してもらえればと思います。

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ワイン酒場やワイン専門店、レストラン、カフェが連なるのが、世界的にも有名な路地「つぐみ横丁Drosselgasse)」です。

一軒一軒が色とりどりのお花葡萄のツタで飾られていて、歩いているだけでもワクワクと心が弾んできます。

ワイン酒場に入るととても和気あいあいとした雰囲気で、となりのテーブルの人たちが気軽に話しかけてきてくれて楽しく交流したことを思い出します。
ドイツ語が話せる良さを実感できる瞬間ですね。

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夜になるとレストランなどではライブ演奏が行われることも多く、お客さんがどんどん踊りだします。もちろん私も一緒に踊りましたよ。

このように皆、陽気になってしまうのです。
世界で一番陽気な小路(こうじ・こみち)」と呼ばれている理由がよくわかりました。


私がリューデスハイムを訪れたのは初夏でした。
特に忘れられないのが、レストランのテラスでいただいた白アスパラガス白ワインの美味しさです。
その土地の食材をその場で味わうほど美味しいものはありませんよね。

白アスパラガスについては第278回で詳しくお話しました。

リューデスハイムには他にもヨーロッパで最大の自動演奏楽器の展示を誇るブレムザー館や、現在はワイン博物館になっているブレムザー城などがあります。
また、遊覧船に乗ってライン川クルーズをしたり、ケーブルカーに乗ってライン川やぶどう畑の絶景を眺めることもできます。


機会があれば一度行ってみてくださいね。

それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!

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