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未来の日本を救う「日本の食」

こんにちは、飲食店総合支援会社・株式会社フードコネクションのマーケター石田です。

本日はこの内容です。

ウクライナ危機や国防から見る「戦える産業」の重要性

ウクライナ侵攻開始から2か月が経ちましたね。
ウクライナ侵攻のニュースを見た時、想定されていなかった戦争がはじまり、明日は我が身と感じたのを覚えています。
やはり、誰もが戦争をしたくないわけですが、一方的に攻め込まれるという恐怖がすぐ隣にあることを実感させられたわけです。

ではどうすれば日本が戦争をせずに済むのか?

やはり防衛力ですよね。その防衛力は経済力・国力に比例することは言うまでもありませんよね。では日本の産業の中で独自性があり、競争優位性が高いものは何かと考えた時に、、、

やっぱり「環境・食・食文化」であると再認識したんです。

世界一の自然環境・海洋環境を誇る日本

日本の食は素晴らしいとは言うものの、、、、何が秀でているのか、なかなか説明するのは簡単ではないですよね?

なので、僕も一生懸命調べてみました!

国土の2/3が森林!世界2位の森林率

日本は森に恵まれていることはご存知の方も多いでしょう。
その森林は国土の2/3!!

そして、国土に対しての森林率はなんとスウェーデンに続く第2位!!!

これはどういうことかというと、水資源が豊富であり森が豊かだとういこと。
木の実などの様々な森の恵みが多いために、
鹿、イノシシ、鳥なども多く生存し、植物や微生物などの働きで自然が常に循環し続けている訳ですね。

だからジビエは美味しいわけですし、水に恵まれているために家畜や作物も育ちやすいのですね。

地震・火山大国の恩恵「日本の背骨=山脈」

ではなぜこれほどまでに森林が多いのか、それは国土の成り立ちにあります。
地球は10数枚のプレートから成り立っていますが、そのうちの4枚のプレートが日本でぶつかっています。
プレートがぶつかるとその地面と地面の衝突で隆起して山が出来ることもありますし、そのぶつかったプレート周辺にはマグマが溜まり地表に噴火し、マグマが固まることで山になります。

4枚のプレートがぶつかることで、日本の国土の背骨のように山脈が連なる形になったのです。

そして、日本は温帯や亜熱帯、亜寒帯に属すことで雨が豊富に降るわけです。
そうなると、雨は背骨のような山脈から海にかけて川となって海に流れ出る。
森では草木が枯れ腐葉土になったり、生物の糞などの有機物を微生物が分解し、それが森の養分として、川をつたって海に流れていく。
その養分を植物プランクトンが使い、その植物プランクトンを動物プランクトンが食べ、またそれを魚が食べて育つ。

だから、日本周辺では美味しい海産物が獲れるわけです。

実はこの地理的特徴を持つ国がもう一つ存在します。
それがニュージーランドです。

南半球にあるニュージーランドは日本のように四季に恵まれ、国土の中央に山があり、森林も豊かなんです!

ただ、最初に述べた森林率で言うと日本の約70%に対して、ニュージーランドは約30%。大きな差があります。

日本はこの森の豊かさに大きな優位性があるのですね!
だから、山も海も美味しいもので溢れているわけなんですね。

「食」が日本の国力を左右する時代になる

というわけで、なんとなく理解していた日本の豊かさですが、
私たちの食を取り巻く環境は世界一恵まれたものであることがお分かりいただけたと思います。

そして、日本は世界でも裕福な国ではなくなっていることを皆さんもご存知ですよね。
今まで国力を支えてきた「モノづくり」が陰りを見せており、GDPなども下がり続けている。。。

では日本が半永久的に持つことが出来る競争優位性は、何だろうと考えた時、
この豊かな自然環境であると認識したのです。

そして、それをエンタメ化し世界でもブランド化され始めているもの、
それがすなわち「日本の食」なのです!


ちなみに、日本の労働人口の中で食にかかわる人の割合は全体の約11%とも言われており、日本の最大産業と言っても過言ではありません。

ちなみに国家としても日本は世界で最も歴史が長く、世界最古の会社も日本にあるなど、その文化の成熟度と言えば文句なし。

世界一の自然環境・海洋環境と世界一の歴史が成す「日本の食」

これが世界と戦う最大の武器になることは間違いありません。

飲食人の皆様、ぜひとも世界最強の食コンテンツをさらに成長させ、日本の生産性向上につなげていきましょう!


https://www.jice.or.jp/knowledge/japan/commentary07
https://funq.jp/peaks/article/612172/
https://kidetatetemiyou.com/sodateru/article24.html

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